未来予測法

 
 人が生れ落ちる環境は神によって決められており、その人間が辿る運命もおおよその枠組みは決まっているそうである。その枠組みの範囲内で、選択の権利が与えられており、人の未来はその人の仕種や行為を見てある程度予測することは可能といえる。

 毎日のその人の行為、行動は、その人の人格の一端であり、それは顔の筋肉にも影響を与え表情にもくっきりと現われるようになる。いじわるそうな人は意地悪そうな顔になり、文句垂れの人は文句垂れの顔になり、優しそうな人は優しそうな顔になり、誠実そうな人は誠実そうな顔になり、そうやって顔にはその人の人格が織り込まれていくのある。リンカーンが四十を過ぎたら自分の顔に責任を持てといったのは、このことを言っているのだと思う。
 以前、歌舞伎の中村七之助さんが暴行事件で逮捕されたが、七之助さんの顔を見ると決してそういうことを起こさない顔には見えない。そういうことを起こす要素を持った表情といっても過言ではない。

 未来を知るには一を見ることだ。一つの行為、一つの行動、それらを拡大することによって未来、あるいは運命を予測する事がある程度可能なのである。

 漢の高祖は天下を平定したのち、事情があって、兄の子である劉ひを呉王に任命した。しかし、彼の人相をみて高祖は「お前には謀反の相がある」といって思わず後悔したが、すでに任命後だったので、彼の背中をたたきながら諭すようにいった。「いまから五十年後に東南の地で反乱を起こす者があるということだ。おまえだろうか。身を慎んでそむくでないぞ」しかし、劉ひは四十二年後に反乱を起こしたのである。

 この例に限らず、古代、中国の聖人は一を見て十を知ったのである。たとえば、殷の紂王が象牙の箸を使い出したとき、箕子(きし)は 「王の贅沢は象牙の箸だけにとどまらず、そのうち、土の碗(わん)をきらって宝玉の碗を望むようになり、象牙の箸、宝玉の碗があたりまえになれば、食事も豪華なものになり、衣服は絹、家屋は金殿玉楼とならなければ承知しなくなり、そうなれば、天下の富を傾けても足らなくなるだろう」 と暗に国の滅亡を予言した。紂王は贅沢を維持するため、つぎつぎと新しい税金を生み出し、人民の怨嗟をかい、ついには国を滅ぼし、箕子の予言どおりの結果になったのである。


 わたしがアルバイトでタクシーの運転手をしていた時の話である。タクシーの運転手はどこの誰それと正体が分るせいか、よく因縁をつけられることがあった。
 あるとき、わたしの車の運転が気にいらないと、四駆に乗った若者がずっと後を追ってきて信号待ちのときに車から降りろと怒鳴った。
 わたしは仕方なく車から降りて若者と相対した。まだ童顔の二十歳を過ぎたぐらいの若者は血相をかえて、
「なんちゅう車の運転をするんや」
 と詰めよった。
 片側二車線あって、左側は直進と左折で、右側は右折専用の車線である。わたしは直進するつもりで左の車線にいたのが、左折する車のためになかなか直進できないでいたところ、右側の車線がすいていたので、右側の車線の方から直進したのだった。若者は自らもそういう風にして追いかけて来たにもかかわらず、自分のことは棚にあげて人を責めているのである。
 わたしは云った。
「君の気にいらない運転をするものは日にゴマンといるはずだ。その度にケンカしていると、君の将来は、殺されるか刑務所に行くかのどっちかだ」
「おう。おれはすでに少年院にいっとるんじゃ」
「そうだろ。わたしの云ったとおりじゃないか。こんな事ばかりしていると、君より強いものに当たったときはやられて、君が勝ったとしても悪ければ刑務所行きだ」
 若者は少しばかり衝撃を受けたようだ。わたしはさらに諭した。
「人の未来というものは予測できるものなんだ。君の表情からみて、君は結婚したらきっと奥さんに暴力を振るうタイプだし、そうなって離婚に至ったら君はさらに荒れて犯罪に走る可能性もある。今のままで行くと、君の人生は暗澹たるものだ」
 若者は思い当たるのか黙って聞いていた。
「もっと大らかになって、少々ハラの立つことがあっても我慢するようにしなければ、君がふたたび捕らわれの身となる事は間違いない」
 わたしが諄々に諭すと、若者は最後に 「ありがとう」 と云って両手で握手を求めてきた。わたしと若者は握手をして何事もなく別れた。
 
 世の中にはハラの立つことはゴマンとある。しかし、その度いちいちハラを立てて喧嘩していたら、犯罪者になるか被害者になるかのどっちかである。


 以前、大阪の吹田市の23歳の女性が、付き合っていた大阪の枚方市の23歳の男性に包丁で胸を刺され殺されて、福井県でガソリンをかけられ焼かれるという事件があったが、そういった男かどうかは、付き合っているときの男の仕種、行動、顔の表情などを観察すれば、簡単に分るのである。

 今付き合っている男がどういう人物かを知りたいとする。それを知るには彼がどういう車に乗っているか、どんな色の車か、どんな運転の仕方か、どんな趣味かなどで性格の一端が知れ、一は十に通ずで、彼の全貌が見えてくるのである。
 クルマの色については色々と分析できるものがあるが、現在、そのクルマの色に乗っている人のプライバシーにかかわるものもあるのでここでは書かないが、一ついえることは、地味なグレーのクルマに乗っている人は、総体的に温厚な人が多いのは確かである。

 変わった形のクルマに乗っている人は、その人が変わった人だからであり、会社員なのに、場違いな外車などに乗っている人は、自己顕示欲が強い人である。
 
 よく芸能人で野球帽を被っている人がいるが、これはプライバシーを一般人に発見されがない為の自衛手段で理解できる。だが、一般人で野球帽を深く被っている人はこわいものがある。人に知られたくない心があるからである。
 タクシーの乗務員さんで野球帽をかぶった客はこわいと避けていた人がいたが、たぶん長年の経験からだろう。

 デイトしていて彼が安物の食べ物やばかり連れていくのは彼が金にシビアだからである。物の値段を気にし過ぎる者はその人間が幼いときに貧しかったからである。あまり値段を気にせずに物を購入する人は、幼いとき家が裕福だった者とか、兄弟の中でも一番上の者に比較的多い。

 女性の方の髪型を見ただけで私はその性格をほぼ見抜く事ができる。100%そうだとは言えないが高い確率でその性格を見抜けるのだ。ある髪型を好んでする者は異性オンリーの性格が読み取れ、少し誠実さに欠ける面があることも否めない。ここでその髪型を書いてしまえば、プライバシー侵害にもなるのでこのページでは書くことを控えるが、その髪型を好む女性は男女関係の被害に遇いやすい事も事実である。

 三十を過ぎても独身でいる男は問題がある。結婚したくても相手が居ない場合は仕方ないが、十分に結婚できる立場にありながら結婚しないのは女に不自由しないメリットからである。言ってみれば利己、利欲からである。いままでにいい人がいなかったから結婚しなかったと言うのは口実の場合が多い。
 そういう点からいえば、宇多田ヒカルは選ぶ男を間違ったとしか思えない。何年か先に離婚する可能性が高く、安室奈美江と同じケースと言える。そうならない場合もあるが、それはまれなケースといえる。(この項は、宇多田ヒカルが34歳の紀里谷監督と結婚した当初に書いたものだが、予測どおり、宇多田ヒカルは離婚している)
 
 このように少し観察すればその人間の全貌が見抜けるのである。一度、嘘をついた人間はその後も嘘をつきやすく、一度文句を垂れた人間はその後も文句を垂れやすく、一度切れた人間は、その後も必ず切れるし、一度、手をあげたらその後も必ず手を上げる可能性が大である。夫婦喧嘩をしたら、その夫婦喧嘩が口喧嘩程度のものなら良いが、血を見るほどの暴力沙汰なら、早い目に考えることが必要である。

 ちなみにわたしの長女の彼氏は、わたしがその彼と一度も逢いもしないうちから結婚の許可をしたものだから、「なんで一度も逢わないのに自分がわかるのか」とびっくりしたそうだが、それは長女がポツリポツリとデイトの様子などを妻に語っているのを又聞きして判断できたのである。
 彼のクルマの運転の仕方とか、長女とたまにケンカしたときの彼の対応の仕方とかで大体がわかるのである。そんなことは私に限らず、すこし人生経験を経たものなら容易に察することができるものである。長女はその彼と結婚して、今では二児をもうけ幸せにやっている。

 車社会の今日、毎日いたる所で交通事故のニュースが報じられている。以前も九州で若者四人の乗った軽乗用車がスピードの出しすぎでカーブを曲がりきれず電柱に激突し、三人が死亡し一人が意識不明の重態だという。
 だれが運転していたかは分からないが、これは決して偶然の事故ではなく起こるべくして起こった事故である。なぜなら、運転をしていた者の過去の運転の軌跡をたどっていけば、そういう無謀なスピード運転をしょっちゅうやっていたはずである。その日だけたまたま無茶なスピードをだしていたなんて事はありえないからである。
 交通事故を起こす者は全て交通事故を起こす素因を持っているのである。その結果ポッチャン便所のように、自らの行為、行動はすべて自らに跳ね返ってくるのである。
 自分の未来を知りたければ自分の過去の、行為、行動を想い起こすことである。その行為、行動にあなたの未来を予測するカギがひそんでいるのである。
 
 1978年8月、当時勤務していた、東京都足立区立中川小学校の女性教諭を殺害し、自宅の床下に埋めたと、千葉県に住む元小学校警備員の男(68)が2004年8月21日午前、警視庁綾瀬署に出頭した。8月22日、男が当時住んでいた足立区六木の民家の床下から女性の遺体が見つかった。
 すでに時効が成立しているので男が逮捕されることはなかったが、この男は、小学校に勤務しているときから、教師達としょっちゅうトラブルを起こすほか、近所でも良くトラブルを起こし、自宅には鉄条網を配するなどの異常さだ。

 この男がこういう犯罪を起こすに至ったのは必然の成り行きであった。現在は、千葉県に移住しているが、取材に訪れた記者にも、棒で殴りかかろうとしたり、ぶっ殺すなどの言葉を発する性情はいまもかわらない。

 神の因果律が今生において達成されなくても、この男は死後、暗黒のオーラを発し何世紀もの間もだえ苦しむのである。

 現世でも時効を迎え安穏と暮らせるかというとそうばかりとは言えない。遺族が損害賠償の訴訟を起こし、この男の心中は平穏無事ではないはずである。これからどんどん高齢になっていく中で、訴訟をかかえての老後は何かときついはずだ。

 一審判決では請求権が消滅する民法の除斥期間を理由に330万円の慰謝料しか認められなかったが、遺族側が控訴し、東京高裁では除斥期間を認めず、男に約4200万円の賠償を命じた。判決は殺害日からの利息支払いも命じているので、実質的な支払い総額は一億円を超える見込みである。

 この男にはこの男が怠ってきた人間としての為すべき、親切、寛容、同情、奉仕の精神をなおざりにしたツケがこれから回ってくるのである。
 
 
転職をよくするものは、その後も転職しやすく、一度離婚した者はその後も離婚する率が高く、一度トラブルを起こした人間はその後もトラブルを起こしやすく、一度犯罪を犯した人間はその後も犯罪を犯しやすく、車の運転に例をとれば、過去の比較的短い期間にヒヤッとするような場面を何回も経験している者は限りなく死傷事故を起こす確率が高い。それから逃れるためには、一大発奮をして、自らを変えるしかないのである。それは至難のわざともいえるが、そうしない限り、乱暴な運転をする者の未来は破滅への赤信号が点滅しているのである。

 新聞には毎日のように殺人事件などが報じられているが、わたしがもっとも残念でならないのは別れ話のもつれなどから女性が殺されたりするケースである。ちょっと見る目があればそういった相手を避けることができたのに残念でならない。
 
 横浜でも以前、71歳の老人と63歳の妻とその二人の孫である12歳の男の子が刺殺された事件があった。犯人は男の子の母親、つまり老人夫婦の娘の夫で、妻を拉致して逃走中に検挙されたが、なぜその妻は結婚する前にその男の凶暴性を見抜けなかったかと思うと残念でならない。ちょっと見る目があれば、自分の両親と子供が殺されるハメにならずに済んだのにと思うと他人事ながらホゾを噛む思いだ。まして、夫婦とも再婚者同士で、ある程度酸いも甘いも知っている年齢のはずなのに、そんな凶暴な男と知らずに安易に結婚した気が知れない。

 しかし、人を見抜くということは中々至難のワザで、一般の人には相当難しいのかも知れない。ヒトラーを選挙で選んだのはドイツ国民であり、その結果ドイツ国民は戦争に駆り立てられ、悲惨な結果となったことは周知の事実である。

 わたしは観相学をやるがわたしの妻は霊視ができるので、わたし以上に人物の真贋を見抜く。

 わたしの妻は七歳の時、犬に追いかけられて夢中で逃げているうちに、フタが開いていたマンホールに落ちて溺死しかけたことがあった。一緒に逃げていた友達が近所の人に助けを求めてくれ、大人の人がロープを投げ入れ、妻は無我夢中でロープを掴んで引き上げられたが意識はなかった。意識はないのにロープだけはしっかり掴んでいたという。

 妻は部屋の中央の布団に寝かされて、両親と近所の人たちが心配そうに見守っているのを、もう一人の自分が天井から見ている不思議な光景に気がついた。いわゆる幽体離脱である。

 妻は結局は布団の中で意識を取り戻したのだが、大人になってから霊感のようなものが働く自分に気がついた。だいたい霊感とか霊能力とかは一度死にかけた人たちに生じることが多い。

 あるとき、テレビで超能力者たちを集めた番組があった。司会者の前には大きな木箱が置かれていて、30人の超能力者たちにその木箱の中身を当てさせるのだが、テレビを見ていた妻はことなげもなく私に、一対の人形が入っていると言った。
 司会者が木箱を開けると大小一対の日本人形が現れた。わたしはビックリして新聞のテレビ欄を丹念に見た。現在見ている番組が録画番組でどこかに正解が記されているかと思ったのである。しかし、新聞のどこにも一対の日本人形なんて活字は見当たらなかった。

 箱の中身を当てるだけならテレビに出演している超能力者たちの幾人かも当てた人がいたので驚くに当たらないが、妻はその他にも不思議な予知能力を発揮した。近所の奥さんが交通事故を起こした時も、事前に分っていたと私には言っていた。

 その他に、わたしが株取引をしているので、妻も時たま、暴落して割安になった株などをわたしに買っておいてくれと頼む時があったが、大阪の中堅優良株の機械メーカーの株が暴落したときだけはいくら買いを薦めても、いつもは割安な株に投資意欲を燃やす妻がこのときだけは、「この会社の株だけは買いたくない」と言ってソッポを向いていた。 しばらくするとその会社はゴルフ場開発に失敗して多額の債務を抱え倒産してしまった。

 一般の人はどう思っているか知らないが、私と妻が見抜いた有名人の人物評を少し書いて見る。ただし、正直に書いて差し障りのある場合は、良い表情をしてない、といった風な表現にとどめる事にしている、・・・・・と書いたが、この度、そういった人の人物評はすべて削除しました。

小渕  優子    
 とても良い性格で、私の妻は友達になりたいタイプだという。今回の政治資金規正法の疑惑も本人は法律違反をする気など全然無く、取り巻きが自分らの都合の良いように勝手にやったとしか思えない。有る意味で利用されていると言っても過言ではない。
野田  聖子    
 やはり良い性格で、私の妻は友達になりたいタイプだという。
西川  史子    
 私の妻は、ずけずけと言いたいことはいうが、ウラの無い良い性格だという。
八代  亜紀    
 私の妻は、良い人だという。
小倉  優子     
 とても良い性格をしているとの妻の霊視である。
辺見えみり     
 性格が良く、相手に恵まれれば良き妻となる筈である。
酒井 法子     
 決して悪い性格ではなく、選んだ相手が悪かったのである。

藤原 紀香
 良い性格をしていて、相手に恵まれれば良き妻になったはずであるとの妻の霊視である。
杉本 彩
 わたしの妻は、良い性格をしていて好きだという。
要 潤
 やさしさの中にきびしい一面を持っているが悪い性格ではない。以前とんねるずのみなさんの番組で、高橋真麻と擬似結婚式を挙げていたが、お嬢さん育ちの高橋真麻はおおらかで、要潤のきびしい面も受け止めることができるので、二人は本当に結婚してもうまくいくとの妻の霊視である。
相田 翔子
 ずるさのない良い人柄である。
大沢あかね
 明るくて良い性格をしている。
安田美沙子
 以前は妻はあまり褒めなかったが、最近になって良い気性になってきたと評価を変えた。
木下優樹菜
 ウラのないまっすぐな性格をしている。しかし、ズケズケと物言う性格が災いを起こしているのである。
磯野貴理子
 妻は良い性格をしているという。
多岐川華子
 彼女にはなんの問題もないが、先ごろ、グアムで挙式して帰って来た仁科克基をチラッと見た瞬間、彼には夫としての資質に欠ける部分があるのではないのかと、妻も私も同時に感じとった。彼がその部分を自制するならともかく、そうでないと将来離婚する確率がすごくたかくなる。
 この項は二人が結婚した当初に書いたものだが、やはり早々に離婚するに至った。
田中 卓志  
 妻はいい風に言わなかったが、わたしは聞き流していた。しかし、妻の霊視がモロに当たった場面をテレビのドッキリで見ることができた。ヘキサゴンのメンバーの一人一人におばあさんが財布を落としたのでタクシー代千円を貸して欲しいというドッキリだったが、妻がこの娘はいい娘よと言った木下優樹菜はそれに対して少しも嫌がらず一万円をあげていた。おおむねその他のメンバーも快くお婆さんの頼みに応じていたが、一人田中だけが、疑わしげな顔をして、お金を持ってないと断っていた。わたしは、いまさらながら、妻の霊視に驚いた。

 
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