地震と新型インフルエンザに対するわが家の備え

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地震への備え

 こちらはいわば短期決戦、不意打ちが怖いけれど序盤をしのげば何とかなると思います。
 発生予測は困難ですから、少なくとも仕事中、家にいるときの2パターンはシミュレーションしておく必要があるでしょう。
 サバイバル期間は最短3日から最長でも2週間程度を考慮しておけばいいと思います。
 また、ライフラインが止まる可能性も高いので、水・あかり・燃料等が必須となります。
 怪我をする可能性もあるので、外傷用の医薬品も重要。

事前の備え

1.阪神淡路大震災での死亡原因の88%が圧迫死であることから、まずなにより大事なのは家の中を安全にすること。なるべく高い家具を減らす、高い家具には転倒防止器具等を取り付けておく。高い場所に重いもの、硬いものなどをおかない。

2.連絡が取れるように、家族全員が連絡先カードを携帯するようにする。カードには、家族の携帯電話、親戚・身近の頼れる人、勤務先・学校・学童保育所等の電話番号を書いておく。

3.自治体の作成している「防災マニュアル」などにちゃんと目を通しておく。
自治体により名称は違うかもしれないが、広域避難所・収容避難所・一時避難所などが指定されているので確かめておく。また徒歩で実際に避難所までのルートを歩いておく。
 なお、大阪市の市民防災マニュアルによると、飲料水・食料・生活関連物資は収容避難所で支給され、また「避難所で生活していない場合も必要があれば取りに行きましょう」 と(わかりにくいところに小さく)書かれています。

備蓄品リスト

1.仕事中に大地震が起きた場合
 まずは、いかにして家族の待つ家に帰り着くかということになります。そのために
【会社のロッカーに置いておくもの】
  飲料水500ミリリットルのペットボトル2本
  カロリーメイト・チョコレート・飴など2食相当分
  マスク・手袋・安全帽(少なくとも帽子)
  レインコート
  家までの地図とコンパス(知ってる道が通れない場合もあります)
  携帯ラジオ
  懐中電灯・予備の電池
  傷バンと消毒薬
  いくらかのお金(自動販売機や公衆電話を利用するため硬貨で)
 これらをデイバッグか大き目のウエストバッグにいれておきます。
 あと、クッション性のよい中敷をいれたウォーキングシューズ(革靴やヒールではとても長距離を歩くことはできません)

    帰宅セット ←画像でご覧ください

2.自宅から避難しなければならないとき
 一日か二日分の水・食料と、あると便利なものを準備しておきます。
【非常持ち出し袋】
  飲料水のペットボトル2〜4リットル分
  乾パンなど非常食を3〜6食分
  マスク
  手袋
  携帯ラジオ
  懐中電灯・予備の電池
  ろうそく
  ライター
  スイス・アーミーナイフ (安物は使い物にならないので注意!)
  ロープ・細引き (5メートル以上)
  レジャーシート
  エマージェンシーブランケット
  タオル数枚
  ポリ袋 (10枚くらい)
  トイレットペーパー
  ティッシュペーパー
  ウエットティッシュ
  使い捨てカイロ
  携帯トイレ (ドライブ用のを数個)
  布ガムテープ (芯を抜いてつぶすとかさばらない)
  油性マジック (太め、布ガムテープに伝言を書いて貼るなど)
  筆記用具
  現金(硬貨で)
  救急セット

  ※救急セットは、
    主に外傷用として、消毒薬・脱脂綿・ガーゼ・包帯・傷バン等
    あと必要に応じて、鎮痛剤・胃腸薬・ビタミン剤・生理用品等
    ぜひ入れておきたいのが目薬
  
   

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