旅の日程
2001.7.18-22
おにようず

宇津港

見島牛

見島牛と生きる人

見蘭牛

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おにようず

おにようず
見島行きの船は萩商港から出ている。
かなり質素な船着場で船を待っていると、突然音楽が鳴り始めた。
北島サブちゃんが歌いそうな威勢のいい演歌調の曲は、 見島への連絡船「おにようず」のテーマソングらしい。
見島に行くには、この船に乗るしかない。 人も、生活物資も、郵便も全てがこの船で運ばれる。

萩から見島の本村港までは1時間10分。
私はすっかり船酔いをしてしまい最悪の気分。 「やっぱり日本海は瀬戸内海とは違う。」と吐きながら実感してしまった。
本村港に船が入って行くと、防波堤にハングル文字が大きく書かれているのが見えた。 朝鮮半島はまだ遠いはずだが...
船は本村港に着いたが、私はまだその先の宇津まで行かなければならなかった。 くらくらする頭で、もう10分間の航海に耐え宇津港に着くと、 エプロン姿の「弁天荘」の奥さんが迎えに来てくれていた。