自由落下運動
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等速直線運動
等加速度直線運動
自由落下運動
鉛直投射運動
水平放物運動
斜方投射運動
【自由落下運動の観察】
 初めにボールを投げず,ボールから静かに手を放すとき,
落下するボールの 運動を自由落下運動といいます.
自由落下運動を観察してどんなことに気がつきますか?

【復習】以前学習した,等加速度直線運動の公式をまとめておきます.
【考察1】自由落下運動するボールの軌跡を見て次のことを考えて下さい.
自由落下運動するボールの軌跡の間隔は次第に(等しく 広く 狭く)なっているので
(等速直線運動 等加速度直線運動)していることがわかる.
また自由落下運動するボールの初速度は(正の値 負の値)です.
次のことがわかりました
@ 自由落下運動は等加速度直線運動の公式が利用できる.
A 初速度がV0=0[m/s]なので,等加速度直線運動の公式からV0が消える.
あとは加速度aの値がいくらであるか決まれば,公式が完成します.
(加速度とは1[s]間の速度変化のことでした)
【考察2】
V-Tグラフから1秒ごとの速度を読んで,下表を確認して下さい.
【参考】スライダーを操作するとV-Tグラフ上に,赤字で各時刻の速度が表示されます.

時刻[s] 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
速度[m/s] 0 9.8 19.6 29.4 39.2 49.0 58.8 68.6 78.4 88.2 98.0
上の表を見ると,1[s]ごとに速度がいくらずつ大きくなっていますか? [m/s]
それでは,自由落下運動するボールの加速度はいくらですか? [m/s2]
 
【まとめ】
等加速度直線運動の公式を,自由落下運動の公式に変化させます.次のことを考えて下さい.

自由落下運動では初速度V0がV0=0で,加速度aがa=g=(9.8)でした.

これらの条件を等加速度直線運動の公式に代入します.
まず初めに,速度の公式に代入すると(V=V0 V=at V=gt)となる.

次に位置の公式に代入すると(  )となる.
【重要】まとめを確認してください.

2007.08.03〜更新2008.08.31