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Arduino(2016年1月〜) |
いつも使っているマイコン(H8 3052)を使ってCCDカメラで写真を撮り、その画像をPCに
飛ばしたいと思って、いろいろ試行錯誤していたのですが、この関係のものがArduinoという
マイコンで作られているものが非常に多かったのです。 それで、このためのプログラムもArduinoを対象に書かれているものが多いのです。 それでArduinoを勉強して、ArduinoによるCCDカメラのつかい方が理解できれば 今使っているマイコン(H8 3052)に応用できるのでは・・・、と思いました。。 これがArduinoを始めたきっかけです。 |
はじめてのArduino(2016年1月〜2月) |
Arduino、アルデュイーノと呼びます。 「Arduino のすすめ」というWebPageがあります。 このページにArduinoのいろはが載っていました。 このページをよめばとりあえずAruduinoが使えると思いますが・・・・。 Arduinoの最もベーシック使い方はこの写真のようです。 ![]() 既にArduinoの基盤には電池をつなぐためのソケットとUSBのコネクタがついています。 電源はコードを買って9V電池をつなぐだけ。 PCとつなぐにはUSBケーブル(PCとプリンタをつなぐもの)で即つながります。 またユニバーサル基盤にいろんなものをつけるためにはんだ付けをしてもよいのですが、この写真のようにブレッド ボードを使えばはんだ付けもする必要がありません。 スイッチサイエンスさんですぐに始められるようにセットになったもの Arduinoをはじめようキット(¥4,320) が売られています。 これを使えば即いろんな実験が出来るようです。 |
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色んな実験をしようと思えばそれに対応したプログラムを組む必要があります。 Arduinoでは、このプログラムを「スケッチ」という言い方をしています。 ここからArduinoのプログラム(以後スケッチとします)を書くための ソフトウェア(IDEと呼びます)をダウンロードできます。 ダウンロードしてインストール完了後、開きますとこのような画面が開きます。 ここに書くプログラムはArduinoのためにわかりやすくしたC言語風のものです。 void setup()の部分とvoid loop(()の部分の2か所があります。 void setup() の中身は電源を入れた時に一度だけ実行されますので、最初に一度だけ実行したい機能を 書きます。 loop()の中身の部分は何回も実行されますので、メイン部分を書きます。 下部の黒い部分にはIDEからのメッセージが表示されます。 上部のプログラムを解釈した時のエラーメッセージとかです・・・・。 ここに、2個のLEDを順番に点灯させるプログラムを書いてみましょう。 |
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入力するプログラムは左のようになります。 以下はこのプログラムの説明です。 pinMode(xx, OUTPUT): xx番のピンを出力モードにします。これでxx番ピンから電流を出すことが出来ます。 digitalWrite(xx,HIGH): xx番ピンから高電圧(5V)の電流を流します。 digitalWrite(xx,LOW): xx番ピンから定電圧(0V)の電流を流します。 delay(xxxx): xxxxmsの待ちます。単位がmsなので1000とすると1000ms、つまり1秒 待つことになります。 これによって、 12番のLEDが点灯、13番が消灯。 1秒間時間待ち 12番が消灯、13番が点灯。 1秒間時間待ち。 以後この繰り返しです。 |
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2個のLEDのArduinoへのつなぎかたです。 Arduinoのピンには番号が打ってあります。 左の画像はArduinoの左上のピンを拡大したものです。 DIGITAL(PWM〜)の文字の上側に8から13までの数字が見えます。 これの12番と13番ピンにLEDをつないでこのLEDを点滅させましょう。 使うピンはこの12,13番ピンとその左のGNDと書いてあるピンの計3個のピンだけです。 |
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2個のLEDとピンとはこのようにつなぎます。 LEDの2個の端子のうち、長い方は12,13番ピンに、短い方はGNDのピンにつなぎます。 このブレッドボードは、縦の5つの穴はつながっています。 |
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最後にこのプログラムをArduinoに書き込まなければなりません。 PCとArduinoとがUSBケーブルで結ばれていることを確認してください。 IDEのメニューの <スケッチ><マイコンボードに書き込む> をクリックするとこのプログラムがコンパイルされてArduinoに書き込まれます。 これ以後は、すでにこのプログラムがArduino内に書き込まれたままなので PCとのケーブルを外しても2個のLEDが交互に点灯・消灯を繰り返します。 書いたプログラムが間違っていないかを検証するためだけならば、このメニュー内の <検証・コンパイル>をクリックするとやってくれます。 コンパイルとは、人間の書いた言葉をArduinoがわかる言葉に直すことです。 |