座喜味城

所 在 地  沖縄県中頭郡読谷村座喜味 別 名  
遺 構  石垣 城門 曲輪 形 式  山城
築 城 者  護佐丸 築 城 年  15世紀初頭
歴 史 座喜味城は、15世紀の初頭に、護佐丸によって築城されたといわれる。
護佐丸は、座喜味の北東4kmの山田グスクを居城としていたが、1416年に中山の尚巴志が今帰仁城を攻める際に、参戦し、今帰仁城を落としたあと、今帰仁に駐在した。この間に座喜味城の築城を開始し、山田グスクから居城を移した。
その後、勝連城の阿麻和利を抑えるために、中山王の命令により、護佐丸は座喜味城を離れて中城城へ移った。
座喜味城の以後の歴史は不明
歴 代 城 主  護佐丸


,左:二の郭の城壁  右:一の郭の城壁


座喜味城は、標高120mの小高い丘の上に、琉球石灰岩の切石積の城壁で取り囲んで構築されている。
一の郭の一角に一段低い二の郭を付設した連格式の形式であり、規模としては大きくないが、石積みが見事。
一の郭と二の郭の城壁にそれぞれアーチ門が造られている。アーチ門の頂部にクサビ石が嵌められており、ほかに例をみないという。


二の郭の正面城壁 二の郭の城壁のアーチ門


二の郭 左:二の郭の城壁 右:二の郭の城壁


一の郭 一の郭の城壁の外面


<アクセス>
国道58号線の読谷村「喜名」交差点を西へ折れて県道12号線に入る。2km程先の座喜味バス停を過ぎた角を右折すると500mほどで座喜味城跡公園に着く。村立歴史民俗資料館の無料駐車用を利用することができる。(2011.12.12)

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