こちらは、戸建て住宅にお住まいで新築から住み続けておられましたが、お子さんの成長やライフスタイルの変化により、現状に、最適な間取りを希望され、私たちと一緒に今後のプランを考え進めさせていただきました。今回のリノベーションのポイントは、ダイニングテーブルの機能を持った対面キッチンを作ることでした。その目的は、ソファを置いてもリビングを広く使えるようにしたかった為です。既存の洗面スペースは、動線の割合が多くうまく使われていなかった為、入口を変更し既製品の洗面台からオーダーの造作洗面台を採用することにより、それらの問題を解決しました。朝の支度で洗面台が混雑した場合でも使いやすいように配慮し、設計施工をさせていただきました。
奥さまのお好みのイメージは、今流行のニュアンスカラーや、ニュートラルを取入れたインテリア。ムダのない、マットイメージは、韓国インテリアをお手本に。今回は、IKEAのMETOD-メトードをアレンジしたキッチンの間取り変更、造作洗面台、LDK・廊下のクロスの貼替え羽目板、フロアタイル、既存ドアや窓枠の塗装のデザインと施工をさせ ていただきました。
イケアキッチンのパーツ(METOD-メトード)を使って、家族4人が囲めるキッチン兼ダイニングテーブルを大工さんに造作してもらいました。既存の対面の吊戸棚を撤去し、開放感のある、キッチンとリビングを一体にしました。お部屋の一部は、インテリアのアクセントにもなる腰壁で仕上げています。ブラックの照明や、ハイチェアはお客様にご用意いただいたもの。このアイテムが、空間を引き締めてくれました(^^)キッチンスペース床は、既存のフローリングと自然に馴染むフロアタイルに貼替えました。
冷蔵庫は、元々ガスコンロの真後ろに配置されてました。その為、調理中にご家族との生活動線が重複することが頻繁に発生し大変使いにくいとお話をされていました。私がこのキッチンスペースの設計をスタートさせるきっかけになるエピソードです。幾つかのパターンを検討した結果、元々パントリーのスペースだった場所に冷蔵庫スペースを計画しました。そうすることで生活動線の問題も解消されますし、冷蔵庫の生活感を隠す事も出来ます。また、元々キッチン奥のコーナーにあった冷蔵庫スペースは新設したシンク側のキッチンの天板を伸すことで作業スペースを拡張することができました。
玄関から廊下、リビング、キッチンの一部の腰壁は、羽目板を貼り、塗装をして仕上げました。インテリアとしてのアクセントとしても、おすすめです。羽目板は、木の下地に塗装しているため、将来的に違う色で塗装することができます。丁寧に使用していただければ、永く使えるのでとてもエコです。最初は、白い色を塗っていただきその後は、濃い色を塗るとイメージが変って永く楽しめますね。
一般的な戸建て住宅の洗面スペース1坪のリノベーション。洗面台は、 ふたりが並んで支度できるようにオーダーの造作洗面にしました。もともとは、既製品の洗面台の横に洗濯機が一列に並ぶレイアウトでした。そこを、思い切って洗濯機は、そのままの位置で造作の洗面台の位置を元の場所から大幅に移動しました。
洗面台の人工大理石のカウンターの奥行きを狭くすることで、空間を使いやすくまた、カウンターを伸ばすことで作業台としても使用していただけるようにしました。洗面台の人工大理石の天板を両サイドの壁から壁一直線に隙間なくはめ込む納めにするもう一つのメリットは、カウンターの下に空間ができ
収納スペースとしても重宝します。洗濯物のカゴを置いていただくこともできますので整理もしやすいですね。
お子さんと共に過ごす限られた時間を大切にする為の
リノベーション。
そして、そのタイミングに私たちを呼んでくださり、
工事をお任せいただき
本当にありがとうございました。
ア テ ネ デ ザ イ ン 〒558−0041 大阪市住吉区南住吉3丁目13−3 南住吉ハイツ2A号 TEL 06−7494−9415 営業時間:9:00〜18:00 休日:日曜:祝日 copyright(c)athens-design all rights reserved |