治療法
当院のパンフレットを使ってご説明します
はり治療について、@山口穣司 「熱烈的喰好ガール」が簡潔に説明しています
[注意] 当院では、はりを皮膚深く刺すことはありません。当院のはり治療は無痛です
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(@山口穣司 「熱烈的喰好ガール」 スコラ社 より)
【解説】
経絡上のエネルギーを調整する調整弁がツボです。ツボは人体に365個あります
五臓六腑は、生命エネルギーの源、つまり五臓六腑の機能を調整できれば、
生命エネルギーの調整が可能となります
365個のツボの内、五臓六腑に働きかける力が強いツボを要穴といい、手では肘から先、
足では膝から先にあります
この要穴を用いて、五臓六腑の生命エネルギーを調節する方法を
本治法といいます
五臓六腑ではなく、局所的なエネルギーを調節する方法を
標治法といいます
本治法・標治法を用いて生命エネルギーを調節するのが東洋医学の治療法です
経絡治療というのは、はり治療のことです
現在行われているはり治療の多くは、経絡(気の流れ=生命エネルギーの循環)を考えていません
現在の主流は、いわゆる症状の出ている所(とその周辺)にはりをする局所治療です
局所治療とは、「
はり治療について」でのべた、五藏六腑の機能の調整を目的としない治療
(=標治法)です。
現在大部分の鍼灸治療家が局所治療に終始するのは、
脉診や腹診を行えないので、五藏六腑の状態が分からないからです
経絡治療では、常に脉診や腹診によって患者様の状態を伺いながら治療を進めます
五藏六腑の状態をモニターしながら、治療を進めていくので、
必然的に患者様を快方に向かわせることが出来るのです