スターヴ STAV とは
ノルウェーのハフショル家に５世紀から伝わるボディ・マインド・スピリット調和、秘伝の術。
スターヴとはノルウェー語で「杖（じょう）」を意味します。
杖は歩行の助けになり、武道の際の武器となるもの、そして、ルーン文字（Ru ne:古代スカンディナヴィアの神秘的意味をもつ文字）を示すものです。
スターヴは北欧神話の時代からの民族の叡智を、ハフショル家の人々が独自にボディ・マインド・スピリットの調和を目指しての「生き方、生活術」に体系化して完成させたものです。哲学的な考え方から、護身、癒し（ヒーリング）、日常生活の小さな知恵に至るまで、人として生きていくうえで、あらゆる局面に適応できる術（すべ）と知恵を網羅した、総合的（ホーリスティック）で、しかも実用的な示唆に満ちています。
古い時代から連綿と伝えられてきたこの教えは、現代の生活の中にもフレキシブルに応用できる柔軟な考え方が基本となっています。
スターヴとはまさに、古きをたずねて新しきを知る人生の術なのです。
イヴァール・ハフショル Ivar Hafskjold
イヴァール・ハフショルは、スターヴの後継者として初めて、門外秘の伝統を破り、ハフショル家以外の人々に術を教え、広めています。1950-60年代にノルウェーにて、スターヴの教えを学びマスターしたイヴァールは、さらに心技を深めるべく、日本人の妻をともなって日本に渡り14年間、杖術（じょうじゅつ）の修行に励み、四段を取得。1992年からはイギリスにて、後継者を育てることに専念してきました。
心身ともに高度のストレス源に囲まれて暮らすことを余技なくされている日本の多くの方々のために、スターヴの技を広めていくことが使命であると、イヴァールは強く感じています。
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