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1 |
(神明町東3丁、阪堺線神明町駅下車東へ約5分) |
劫初より作りたいとなむ 殿堂に
われも黄金の釘ひとつ打つ |
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2 |
(九間町東3丁、阪堺線神明町駅下車東へ約5分) |
その子はたち くしにながるゝ くろかみの
おごりの春の うつくしきかな |
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3 |
(車之町東3丁、南海高野線堺東駅下車北へ約10分) |
あヽをとうとよ 君を泣く 君死にたもふ ことなかれ
末に生まれし 君なれば 親のなさけは まさりしも
親は刀を にぎらせて 人を殺せと をしへしや
人を殺して 死ぬよとて 二十四までを そだていや |
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海こいし 潮の遠鳴りかぞへつゝ
少女となし 父母の家 |
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菜種の香 古きさかいを ひたすらむ
踏ままほしけれ 殿馬場の道 |
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6 |
(浜寺公園町4丁、阪堺線浜寺駅前下車西へ約10分) |
ふるさとの和泉の山をきはやかに
浮きけし海より朝風ぞ吹く |
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朝ぼらけ羽ごろも白の天の子が
乱舞するなり八重桜ちる |
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8 |
(大仙中町18、JR阪和線百舌鳥駅下車西へ約12分) |
堺の律 南蛮船の 行き交へば
春秋いかに 入りまじりけむ |
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9 |
(大仙中町、JR阪和線百舌鳥駅下車西へ約12分) |
花の名は 一年草もある故に
忘れず星は忘れやすかり |
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10 |
(翁橋町2丁、南海高野線堺東駅下車南へ約7分) |
母として 女人の身をば 裂ける血に
清まらぬよは あらじとぞ思ふ |
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11 |
(浅香山町1丁、JR阪和線浅香駅下車西へ約5分) |
山の動く日きたる、かく云へど、人これを信ぜじ。
山はしばらく眠りしのみ、その昔、彼等みな
火に燃えて動きしを。されど、そは信ぜずともよし、
人よ、ああ、唯だこれを信ぜよ、
すべて眠りし女、今ぞ目覚めて動くなる。 |
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12 |
(少林寺町東4丁、阪堺線寺地町駅下車東へ約5分) |
をとうとは をかしおどけし 紅き頬に
涙流して笛ならうさま |
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地はひとつ 大白蓮の花と見ぬ
雪のなかより 日ののぼるとき |
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14 |
(堺市霞ヶ丘町4丁、南海バス霞ヶ丘から東へ徒歩約3分) |
少女子の 祈りの心 集まれば
ましてマリヤの 御増像光る |
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A |
与謝野晶子立像 |
堺市立女性センター内 |
(宿院町東4丁、阪堺線宿院駅下車東へ約7分) |
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堺市女性団体連絡協議会創
立45周年を記念して、大理
石晶子設立した。 |
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与謝野晶子誕生120年を記念し
堺陵東ライオンズクラブ結成25
周年事業として堺市に寄与 |
ふるさとの潮の遠音のわが胸
にひびくをおぼゆ初夏の雲 |
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