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春先の植え替えと根洗い

repotting in early spring

春先の植え替え

冬の間休眠状態にあった株は、新芽が出始めた頃を目安に植え替えています。このときは2月の20日過ぎに植え替えました。
品種は戸外越冬していた Beacon Rosa です。
 

2月が植え替えの適期という意味ではありません。新芽が出たということは、根が活動をしている証ですのでこれを目安にしており、今回の例ではその時期が2月の終盤だったということです。
 
今回は元の鉢に戻すので、古い用土と根を半分ぐらい落とします。地上部がまだ小さく、これからどんどん根が伸びる時期ですので大胆に減らしても大丈夫です。
用土や根を落とす分量は、根の傷み具合や次に植える鉢によって加減してください。
鉢に入れて用土を加えます。
植え替えが終了したら、新芽が伸びる方向を見越して、込み入りそうな箇所を剪定します。
植え替え後、2か月後の姿です。

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春の植え替えに代わる方法

拙バルコニーでは冬にフクシアがほとんど休眠しません。
葉を付けたままでジワジワと成長します。
そこで、春に植え替え・剪定というリセット作業をせず、前年の晩秋に少し大きめの鉢に植え替えておき、樹形作りを続けながらその鉢のまま開花に持ち込むこともあります。

根洗い

ここで言う 「根洗い」 とは、根鉢を鉢から出して観賞することではなく、用土をすっかり取り去ることを指します。

管理人が根洗いをするのは、
  • 購入した苗の用土が自分の栽培環境に合わない、または
  • 酷暑が始まる前に根圏の環境を整える
などの理由で用土を全面的に入れ替えるときです。
ここでは、苗の用土変更を例にとります。酷暑が始まる前の根洗いについては「Heat Tolerance」 - 「過湿を防ぐ夏前の植え替え」 をご覧ください。

用土を落とすには、バケツなどに水を張ってその中で根鉢を振ったり揉んだりしてほぐします。
用土があらかたなくなるまで、水を変えて作業を何度か繰り返します。
右はそのようにして用土を落とした苗です。
(右の写真はクリックすると拡大できます。)
根洗い時に根が切れますので、地上部も適当に剪定します。
あとは自家製の用土で植えなおせば作業完了です。2週間もすれば新しい用土に馴染みます。

(2009年11月6日)

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