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過湿を防ぐ夏前の植え替え

repotting before hot summer

夏越しに備えるために

右の写真は、6月の暑さにも負けず元気に咲いている Bornemann's Beste です。
夏越しさせたいのですが、毎日の水やりで用土が崩れ、水はけが悪くなっています。根も傷んでいるかもしれません。
このままでは夏越しが不安です。
そこで株がまだ元気なうちに、根洗いして用土を完全に変更します。
右はすべての用土を落とした後です。
根は予想以上に元気でした。
(右の写真はクリックすると拡大できます。)
極端に水はけの良い用土を作り、根鉢がちょうど入る鉢に植え込みます。
(右の写真はクリックすると拡大できます。)
拡大して用土をご覧になると排水性の見当がつくと思います。

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暖地では6月ともなると30℃台の日が増えてきます。
一般にこのような気候下で根をいじる植え替えはお勧めできません。
しかし、フクシアは高温時に吸水量が落ちますので、管理人が住んでいるような酷暑地では、排水性の落ちた用土に植えたままだと鉢内の水が減らず、根腐れする可能性が高くなります。

植え替え時に根が傷んで枯死するリスクより、根腐れして枯死するリスクの方が高いと判断したときにこのような手段をとります。

この株はその後、室内(最高30〜31℃、最低25〜26℃程度)で夏越し、秋から元気に咲き始めました。

ちょっと勇気のいる方法ですか? 株に体力があれば案外大丈夫ですよ。
株が元気なうちに作業をするのがお勧めです。
(2009年11月9日)

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