20040616-20040630

2004/06/30 Wed*
ジ・エンド・オブ・六月

1回やすみ。

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レンが思うさまエロいのはいいんだけど肝心な所でCGの出る順番間違ってて、萎える以前に大笑いした(夜中の3時に)。この辺よく考えると面白いものが見えてくる、つまり平常会話のなんでもないときに誤植やミスがあってもほとんど気にならないんだけど、シリアスだったり重要だったり物語に熱中させられる部分でそういったミスを見せられると物凄く醒めてしまうのは当然として、言うまでも無く「熱中させられる部分」と言うのがエロゲーの場合エロシーンなんだなぁと言う事に気付いたという話。てめぇ人様がナニを握って鼻息荒くしてる時に盛大なミスかましてんじゃねーぞクラァ!みたいな。

いやー、誤植だらけなのはおいといてもおいしい所でスクリプトミスまでやらかしてくれるたぁ、なんて面白おかしいソフトなんだろう。つうか肝心な部分でスクリプトミスってリレイブかよ。流石にぬかりが無いひとたちだーとか思ってたら検索しても同じエラー(?)あった人がみつかんなくて違和感。むむむ、おれが文盲だからCGと文章がミスマッチしてるように思えるだけなのか?エロシーン突入一発目からこんなんなんだけど、お手持ちの資料とお見比べ下さい。

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まぁあからさまなミスへの恨み言は置いといて、歌月十夜は良く出来たシナリオだと思う。それこそ本編の「月姫」より楽しかったんじゃないかなぁ(もちろん「月姫」をベースにしてるんだからそもそもその分のアドバンテージはあるはずだけど)。何回も何回も同じに見えて微細な所でことなった・関係ないように見えて密接にフラグが入り組んでる物語を延々繰り返して読むのは「街」とかあの辺で慣れ親しんでるからすんなり受け入れられたし、一定のテンポでガラリと大きな変化をつけてある辺りがどうにも上手いっちゅうかプレイヤーが無数の試行を繰り返さなきゃいけないこのシステムを使いこなせてるなぁと思った。

おまけシナリオの山みたいなのの原理が分からなくて最初は「第○章」形式なのかと思ってたんだけど、上記「無数の試行が必要な本編」中のフラグでサブシナリオとかゲストイラストなんかが徐々に出てくると言う形だったのね。まだ本編クリアしただけでおまけ要素は7割ぐらいしか出てないから先は長そうだ。

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いかん、この眠い頭だと色々変な事書いてそうだ。けど、それもまたありか。


2004/06/29 Tue*
ゲームやって音楽聴いて漫画読んでるだけで給料貰える国ねぇかなぁー

と言う話を昔したことをふと思い出した。しかしここまでヒネリの無い与太話をしてしまうと言うのは本格的にうんこ製造機としての才覚が目覚め始めていると言うのか、それともむしろ人類として至極ノーマルな発話に過ぎないのかとカントリーマァムを食いながら独り思う。

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ここ数日でいよいよもって携帯電話がその機能を果たさなくなってきたので、3コマ目の昼講義が終わってから滋賀県で最も治安が悪いと評判(本当)の南草津駅前にあるボダホンショップまで行ってきた。もう迷走しまくってる経営方針の影響が顕在化してるのか、店内におれ以外の客はおらず平日の昼下がりにしては寂しい空気が漂っていた。もうだめなのかも知れんな。

そう言えばおれは今から4年前の夏に携帯電話と言う物を買ってもらったんだけど、家族全員がドコモユーザーの中でおれ一人だけ頑なにJ-PHONEを使い続けてきた。今思えばそんなに確たる理由があったわけでもなく、ただドコモよりメールアドレスが短くて済む(当時はhogehoge@docomo.ne.jpかhogehoge@jp-k.ne.jpだった)だとか、メールを送るたびにiモード接続する(そしてそれを切るには通話オフボタンを押す必要がある=ワンアクション多い)のが気に食わなかったとかその程度だったんだけど、4年も使えばこの挙動に慣れるしサービスが無くなるまでおれはボダホンを使い続けるんだろうと思う。

それは置いといて、応対してくれた男性店員に開口一番「携帯の調子が悪いんですよ」と用件を伝え、その場で真っ白になっちゃってる画面を見せたら即修理コースに。なんかまぁ最悪画像とか音楽データ消えちゃうかもしんないとかひょっとしたら修理費かかっちゃうかも知んないとか言われたけど、通常の範囲内ならタダで直してくれるそうで、こちとらデジカメの修理も控えてる身だから良かった良かった。色々書類書いてNECから修理品が返ってくるまでのツナギにと代替機を渡された。

しょっぺぇええええ

これ。おれが使ってたN51と同じく51シリーズの名を冠しているくせにとことんレスポンスが遅い・文字がデフォルトで小さすぎる・容量節約って分かるけどカナが全部半角・濁点ボタンや大文字小文字切り替えボタンが1段はなれたところに配置されてる不便さなどなど、この溢れんばかりのクソインターフェースっぷりにウンザリ。まぁーじきに以前のが修理されて返ってくるから恒久的に困りはしないんだけど、ちょっと使う必要があるときにひどくストレスを感じるのがいやだ。

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姫カット
  • 三者三葉 1巻/荒井チェリー:\860
  • ハイリスクみらくる 1巻/吉谷やしよ:\860

んあー、きららコミックス購入率が高まってるなぁ。トリコロ・ねこきっさ・1年777組・ちょこパフェ、んでこの二冊だから1つの月刊誌から6つの漫画の単行本を買ってるってことになるわけでー。ううむ、どれもガチだからどうしようも無いといえばどうしようも無いしまぁいいや。


2004/06/28 Mon*
日々

今日もラノベ的文章で書こうと思ってたんだけど少し、いやかなり時間がないので普通に。

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どんぶりカレー 食い終わって青ペプシに気付く

ハバネロカレーを食ってみたら辛かった。お菓子の方の「暴君ハバネロ」はまぁベロの奥-中程度が熱くなるぐらいだったんだけど、食べ方が変わったと言うだけであれより劇的に殺傷能力が向上している。そもそも熱い食い物は辛く感じやすいってのがあるし、なによりカレーと言う粘性の高い食い物だとその刺激が随分長いことベロに残る。レトルトにあるまじきべらぼうな辛さなのでハバネロ病み付きーとか言ってる人でも相当覚悟して食わないと大変な事になると思う。まぁ、プロの辛さになれてる人/プロの辛さを打ち破る策を持ってる人にとってはこれでもまだ生ぬるいんだろうけども。

あと、食ってる時は首から上が汗だくで上半身は耐え切れない熱により半裸(しかも一口食うごとに笑いながらもんどりうつ)だったんだけど、食い終わってから数分で痛みともつかないベロの熱が引いて行った事を考えたらやっぱりレトルトなんだなぁとか思った。しかしご家庭で味わうには少々危険な辛さだなぁ。

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食い終わってから熱さましに青ペプシ。

チェレンコフ

この青さはやばい。味は普通。

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月姫全クリ。ゲーラボに載ってるのをみてから4年、Tくんが「すごく面白かった」と評価してるのを聞いてから3年、月箱買ってから丸1年以上経ってて「ようやく」なんだけど、んー特に涙とかよだれ垂らして「スンバラシイ!スンバラシイ!」とサル化してしまうなんて事はなくてガッカリしたと言うか、本当に色んな意味で「良くも悪くも」と言う感想を持った。それこそ、リリースから今日までプレイしてなかったこととか、同人や他所のサイトでネタバレをしてたこととか、色々な要素が絡みすぎてよくわからん。リリース当時に無我夢中でプレイしてたなら感想は変わってたと思うし、ゲーラボを買ってたあの頃のおれなら多分絶賛してたんだろうと思うけど、今はまぁ良く出来てる物語だなぁぐらいにしか思わない。

その「良く出来てる」ってのがとても重要でエロゲ業界において良く出来た物語なんかそうそう拝めないのも分かってるけど、おれはこれをエロゲとしてプレイしたのだからエロが不出来だったら物語だけで良い評価はできない。たとえライターが素晴らしいストーリーテリングで物語を紡いだところでわざわざ入れてあるエロシーンを溢れんばかりのエロ描写で書けていない以上は魅力も半減と言うか、そりゃあんた「エロゲ」として致命的じゃないのかと。絵柄が古いのとか抜けないエロ絵なのも勿論問題だけどそれは「年代」とか「同人だから」とか言う言葉でうやむやにできるとして、文章を・その文章だけで読んでる野郎をギンギンにできないのならやっぱりそれは作品として絶賛するには程遠いんじゃないかなぁ。

以前Fateがどうとか書いた後で「Fateをエロゲーとして遊んでるって意識を彼らに要求するのは別の意味でズレてんじゃないか」とゆーような事を言われたんだけども、プレイヤーと言うか読者の意識はともかくとしてエロを入れる以上書いてる方はおっ立たせてその日のオカズになるようなエロを書こうとしてる/するべきだろうし、(Fateはやってないけど)確かに月姫からは頑張ってエロ書いてる気持ちが伝わってきたんだけど、やっぱり平常時の物語とエロシーンのクオリティギャップが目に余ると言うか、んーつまりストーリーを10点として月姫のテキストをグラフに書いたら

ネタ半分だけど

こうなるわけですよ。エロゲーと名のつくものならば最初から最後まで濃厚なエロが詰まってこそエロゲー!と言ってた事もあったけど、それは違ってた(まぁそれも正しくはあるんだけど)にしてもエロシーンはやっぱしエロくなきゃいかんと思うのです。物語の内容上どうしてもエロが不可欠!と言うのは抜けないエロシーンを放り込んで良い理由にはならないし、ストーリーを楽しむゲームだから!と言って抜けないエロシーンを黙認するのはどうもしっくりこないと言うかんじで。

いやしかし途方もなく今更の話をしてもアレか。取り合えず明日からはPLUS-DISCと歌月十夜だー。

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あー、明日のOS中間試験に向けた勉強をしなきゃいけないんだった。


2004/06/27 Sun*
何もかも上手く行かない日曜日

土曜の夜中から秋葉シナリオの続きをだらだらプレイしてたら夜中の2時を回ってたので、こりゃスーパーヒーロータイムまで寝ずにプレイし続けるかなぁと久々に徹夜読書を敢行し、その過酷(そうでもないか)な荒行を乗り切りデカレンとかブレイドとか見終わってさぁこっから夕方まで爆睡してやろう!と布団にもぐりこんだ。携帯は相変わらずついたりつかなかったりで面倒くさいから電源切って充電だけ。

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目が覚めたのはもうカーテンの隙間から溢れんばかりに7月直前の日光が降り注ぐころ、こんな外出日和の天気の下エロゲーと特撮に疲れて眠っているおれは世の中の全てから批難されているような気がして目が覚めた。おれは一度目が覚めると便所に行くか水を飲むかしないと寝付けないので取り合えず便所に行って小便をする。ふと、時間が気になる。遮光カーテンの間隙からこぼれる太陽光は既に昼を回っている事を告げていたが、掛け時計のないこの部屋において時間を指し示すものは魔女アラの置時計か携帯電話しかない。部屋の電気をつけてまで置時計を見る気にはなれなかったのでベッド横に置いてある携帯の電源を入れる、液晶は正常に表示された。時間は15時少し前。確かおれが布団に入ったのは10時前だったからまだ5時間弱しか寝ていないのか、なるほどそれは気だるいわけだ。せめて17時過ぎまで寝させてくれ、と思いながら布団に入りもう一度目を閉じる。暫し後

ブーッ ブーッ ブーッ

携帯電話だ。時間を見るために電源を入れた電話が鳴っている。多分迷惑メールだろう。わざわざ確認することはない、サイドボタンを押して鳴動を止めればそれでいい、後にはまた数時間の眠りがまっている。はずが、おれは完全に日光を遮きれずほの暗い部屋の中で2つ折り携帯電話を開く、液晶は正常に表示された。それはMくんからのメールだった。そこに書かれていた内容は「今日は何時ぐらいまであるん?3時半ぐらいからなら逝けるんだが」・・・?何のことだ?何のはなしを━━━━━

そうか、今日は、サークル対抗スポーツ大会の日じゃないか!

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そのことに気付いてからの行動は速かった。まずベッドから跳ね起き、必死で今日の予定「だった」事を考えながら、服を脱いで洗濯機へ放り込み、秒単位の動きでシャワーを浴び、まだ生乾きだった服を着て、携帯電話や財布・カメラをポケットにつっこみ、換気用窓を開けてそのまま外へ飛び出す。確かには覚えていないがメールに気付いたのが15時丁度ぐらだったはずだ。外出の用意をしてる時には確認してる余裕など無かったから部屋を出た時間は分からない。そこからは夢中だった。

すぐに気付いた。そもそもおれは普段からスポーツどころか30分以上の運動すらしていない上に、昨日の昼過ぎにスパゲッティを食って以来水とビオフェルミンしか口にしていないのだ。突然活動しはじめた体は空腹を訴えるがそれ以上にあらゆる栄養が何もかも足りておらず、24時間の空腹と唐突なトライアスロンは大学に着くはるか手前で息を吸うだけで視界がホワイトアウトする程の貧血感を呼び起こした。この肉塊に「スタミナ」など最初から無いことは分かっていたし、これからスポーツ大会ならコンビニで何か腹に入れて行ったほうが賢明だとも思った。だがそんな物はこの苦しさから逃れるいいわけだ、どうでもいい。ただひたすら不義理な自分を罵りながらペダルを漕いだ。いまさら、おれにとって遅刻なんて珍しい事ではないが、かと言って「慣れる」事なんて無い。

あれだけ後輩やサークル員に欠席や遅刻は厳禁だと強く言い聞かせておいて、その実おれは「大会があったこと」すら忘れ、エロゲーと特撮に疲れて眠りこけていたなんて。どうしようもない自己嫌悪、どうしようもない自己否定、どうしようもない情けなさ。言い訳なんか考えても仕方がないし、いや、考えているような肉体の余裕すらなくなった。おれのからだはとても正直で、からだは常に理性を上回った。おれはこの体がどうやって動いているか知らないが、からだは体の動く原理をよく知っている。もちろん、からだは体の限界もよく知っていた。理性や精神なんかではどうにもならないレベルで筋肉の収縮に歯止めがかけられ、意思に反してペダルの回転は徐々にゆっくりになっていく。体はからだに止められて動かなくなる。バカみたいに当たり前の話だった。

だが止まる事も歩く事も許さないおれの精神はからだをねじ伏せようとする。無理な事は分かっていたが、無理を通せば道理が引っ込むを実践するかのごとく肩で息をしながら長い長い坂を登る、登る、登る。もはや急ぐ事しか考えられなかったからか、感覚的にはあっと言う間だったようなその「短い坂」を登り切った。そしていつもなら8割以上の確率でおれの邪魔をする大学正門前の信号がおれの速度に合わせて青へと変わる。わらった。信号よ、坂道でヘトヘトになったおれを休ませないで苦しめる作戦だったのだろうが、今回ばかりはその性格がアダになったみたいだな。丁度おれはいま、急いでるんだ。

最後の直線、駐輪所に向かって登る緩やかな坂道を下から見上げた後は前も見ずにひたすらペダルを漕ぐ。もうなにがなんだか分からない、時間がやけに短く感じる。そうして必死に大学までやってきて駐輪所で携帯電話を見ると15時13分になった所だった。部屋を出た瞬間の時間を見ていない事が悔やまれたが、どちらにしろ普段15-20分かけて登校してる事を考えればこれは物凄い記録だ。しかしその思考もほんの瞬間、自転車を停めると今度は駐輪所から体育館まで、距離にしておよそ300mのランニングが待っている。しんどい、もう限界だ、そう思いながら歩くのよりは多少早いからとよたつきながら走る。たった300mなのに建物の間をかいくぐるせいで先が見えない。ここで歩いた所で遅刻するのが1時間から1時間5分になるだけだ、そんな僅かな違いで眩暈を起こすほど躍起になるなんてバカバカしい。だが本当のバカは大会の事を忘れていたおれ以外にない。ならば走るしかない。これは「落とし前」ではなく「けじめ」だ。

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そうして体育館につく。あまりに突然の全身疲労で指先はふるえ、肺の痛さも麻痺してくる程になった、足なんかまともには動いてないだろう。大会会場はたしか二階、そう気付いてわずか30段ほどの階段に絶望感すら覚える。手すりをもぎ取るほどの力をかけながら階段を駆け上がり、バレーボールをやっているその会場へとたどり着く。見知った顔、他サークルだが面識があるひとが話しかけてくる

「あぁ、○○サークルのひとですよね」
「本当にすみません、寝坊してしまって。━━━それで、うちのサークルはどうなってますか?」
「いまそこで試合中ですよ、途中からでもいいんで参加してください」

わかりました、と頭を下げて試合中だと言われたコートに目をやる。・・・おかしい、どの顔にも見覚えが無い。うちのサークルは20人にも満たない少数のサークルだから知らないひとが居るなんていう事はまずないはずだし、この大会に参加するおれを含めた6人は皆お互いの、そしておれの姿が分かるはずだ。となるとこちら側ではなく向こうサイドのチームがうちのサークルなのか。・・・いや、やっぱりおかしい、同じく見覚えが無い。頭に血が回ってなくて人の判断すらできないのかとも思い、さっき案内してくれたひとにもう一度たずねる。うちのサークル員は誰が来ているんですか、と。その問い対する答えは実にシンプルだった

「○○サークルさんはまだ誰も来られてないので、他のサークルさんからメンバー集めてやってもらってます」

そう、うちのサークルが試合をしているのにも関わらず誰一人見覚えが無かったのは当たり前で、うちのサークル員は大会開始から1時間経って誰も来ていなかったのだ。まぁ、確かに、そう驚くほどの事では無かったのかも知れない。このスポーツ大会だって単なる交流会なんだから、一人や二人が欠席したところで怒鳴りつけるのも大人気無い話だ。だがおれはこの時決定的な何かを感じた。思えば「おかしかった」のは目覚めた時、あのメールを見たときからでは無かったか。

なぜ、誰からも「遅刻ですか?」と言うメールがきていない?

その問いに対する答えは実にシンプルだ。誰も来ていないから、誰もおれの遅刻を知らなかったからじゃないか。目を覚ましMくんからのメールを見たその時に気付くべきだったのかも知れないし、あるいは、その違和感に気付かず「けじめ」をつけるために必死をこいた自分が正義面できるから「気付かなくて良かった」のかも知れない。しかしそれも今となっては些事だ。大事なことはおれ以外に予定していた5人が「誰も来なかった」と言う事実だけだ。それにどう向き合い、どう「落とし前」をつけてもらうかだけをじっくり考えてもらえばいい。もちろん、おれではない誰かに。

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とまぁそんな感じでした。この日はTOEICの試験があって参加予定は無かったんだけど後から来てくれたMくんとおれの二人でうちのサークルチームと言う事になったんだけど、もちろんそんなんじゃバレーはできやせんので結局他のサークルさんから4人引っ張ってきて何とか回す事に。6人中4人が他のサークルだからもううちのサークルチームとは呼べないんだけど、そこはアレ、知り合いとかノリとかで入れ替わり立ち換わる人たちと和やかに・かつダイナミックに交流大会を楽しんだ。

試合の合間に練習中

しかし思わぬことに何故かうちのサークルが勝ち進んでしまって、3リーグ全9チームの決勝にまで行ってしまうと言うアレな事に。他のサークルさんもメンバーが明らかに2人しかいない我がサークルに疑問を投げづらいのか、入れ替わり立ち換わり・さっきの助っ人は今の敵と言う不可思議な状況の中でもみんな頑張ってプレイしてくれて、結果うちのサークルが総合2位!2人しかいないのに!閉会式の挨拶ではもう「ありがとうございました」しか言えなかったよ。ううう。その後はMくんと部室で休憩して定食屋で晩飯食って帰宅。

そう言えば最後の決勝戦でハッスルしまくったら弾みで

液晶粉砕

ギニャー!ケツポケットに入れたまま試合してた時点ですでにアホだけど、その状態でボール追っかけて思いっきり尻もちをつくとは・・・そりゃまぁ80キロオーバーのケツに潰されたらいくらなんでも壊れるよなぁ。あーなんか電池入れも建て付けが悪いドアみたいになってるし、こりゃ修理だな。ソフマップワランティだかなんだかで補償期間内のはずなんだけど液晶が対象になるかどうかがアレなかんじで嫌な予感がビンビンする。

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液晶壊れたからファインダー覗きながら撮影

映ってるか確認できねー
  • 電撃萌王vol.10:\780
  • 魔女っ娘つくねちゃん 1巻/まがりひろあき:\514

まがりひろあき氏はこれのひと


2004/06/26 Sat*
せっかくだから俺はこの赤髪の妹を選ぶぜ!

今週末は月姫づくしと洒落込もう。いやぜんぜん洒落てないけど。

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QRの対人戦で何が面白いって、ビギナーから1レースごとにレベル上げてった時のテンパりぶりを眺めるのが面白いんですよ。しかし早いとこRedshiftレベルを出さないと、スルメゲーではないと言うか一度気を抜くと感覚があっという間に鈍ってしまうかんじなので進めるのが困難になりそうだ。通常言われるところの「レースゲー」は一度プレイをやめても中々感覚が抜けない、まぁそれはレースと言うジャンルが皆同じ一定の基本・ベースの上に成り立っているからなんだろうけど、そこで体が覚えるライン取りや制動距離や判断の制限時間と言った要素がむしろQRでは酷薄で、逆にコンマ秒単位での方向転換やラインがクロスする瞬間の攻撃などの神経を鋭敏化しないとどうにもならない部分がウェイトの多くを占めるために、QRをプレイする上で必要な感覚が鈍るのも早いと言うような。説明しにくいけど、このゲームは1ヶ月触らなかったらスキルがほぼ初期値にまで戻ってしまう気がする。何よりまず、「目」が戻る。

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あーそうだ、不満らしい不満といえば対戦でもグランプリモードを入れといて欲しかったなぁ。こんなゲームは1人でやってるときより4人でやってる時の方が断然面白いんだから、Redshift到達までにかかる長い時間をおもろおかしくプレイできるようにしてくれればよかったのに。まぁライバルキャラとか多人数ならイカサマ勝利とかできたりでアレなんだろうけど、そこはなんとかすれば何とかなるんだし。

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しかしいい加減この大画面にも慣れてきたなー。QRは16:9のワイドテレビ対応だし、もう普通のテレビじゃプレイできん。


2004/06/25 Fri*
シエル先輩がエロかったので1回休み

いやー、ベッドに横たえるシーンとその直後のぶち込みシーンのギャップに笑った笑った。しかしこの辺のノベルをQRでヒートアップした頭を冷やすためにプレイしてるのはどうなのかなー。当たり前といえば当たり前なんだけど精神ポイント消費度が断然違うと言うか、QRで体力削って月姫(と言うか軽めの文章羅列全般)で休憩できるってのはやっぱり使う筋肉が違うからかなぁと思った。いやボタン操作かマウスとジョイスティックかとゆーような意味ではなく、「使う脳の部位が全然違う」みたいな。

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そう言えば今朝起きたら携帯が背面液晶まで反転衝動。

背面までこうなったのは初めて あー

メイン液晶はオープン時に2/3ぐらいの確率で完全に真っ白になって、キー操作を受け付けてる音はするんだけどメールも読めなけりゃ誰からの電話かも分からないしもちろんこっちからも連絡できないから4コマが休講だと言う事をSくんに伝えることもできなかった(丁度彼から電話掛かってきて事無きを得たがその時も「お前だれ?」からスタートしていぶかしがられた)。早上がりだったからJ-PHONEショップに行って修理してもらおうと思ったんだけど雨降ってたから次回外出日まで延期。二三日連絡つかなかったからってどうともならんだろう、多分。万が一の時言い訳できないけどまぁいいや。


2004/06/24 Thu*
日々

木曜はスーパー昼まで睡眠タイム(?)なのでグッスリ12時過ぎまで布団でごろごろして、ぼちぼちスパゲッティでも作ってネット徘徊しますかねぇと15時ぐらいまでうだうだやってたら火災報知器検査のひとが来た。そう言えば2週間ばかし前に掲示板に張り紙がしてあって検査の立会い可否のアンケート書いた気がすると言うかそれが今日だったのをすっかり失念してた(漠然と30日ぐらいだと思ってた)。部屋には当然アレげな本とかアレげなポスターとかアレげなアレがいっぱいあって片付ける気も無いし立ち会うのも気まずいからアンケートに「その時間居ないから勝手に入ってやってくれ」と書いたんだけど、肝心の「部屋を留守にする」ところでドジを踏んでしまった。

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ドアについてるのぞき窓ごしに業者と向かい合ったままそんな逡巡をして、そう言えば今自分がトランクスに肌シャツスタイルだった事も思い出しながらドアを開けた。男二人組み。片方はおれぐらいの身長で器具検査のための先端におわんみたいなモノがついた棒をもっていて、もう一人はおれより少し背が低く検査の記録員らしい。ドアを開けた半裸のおれに棒を持った方の男が愛想良く挨拶をし「火災報知器の検査です」と言いながら入ってくる。大学生の部屋に入りなれてるからか表情一つ変えない。

部屋に入る。おれの部屋に入ったならなによりまず電撃萌王の特大POPが目に付くはずだ。これで動じないなら恐らくおれの負け(?)だ、これ以上何があろうと何を見ようと男は何もリアクションを取らないだろう。そんな事を思いながらおれの横をすり抜けて部屋に入って行った男の背中を見つめる。歩みを緩める事なくベランダを見て、居間の天井にある報知器を検査する。表情は見えないが体の動きにも足捌きにもおかしな点は見られない。視界に入っている事は確かなのに見向きもしないとは、やはりおれの負けなのか。

男はすぐさま台所に戻り、天井の報知器へ棒の先についたおわんをあて、そのまま無言で全てが止まった。居間の報知器となにか違うか分からないが、とにかく台所の報知器検査には時間がかかるようだ。誰も動かず、誰も喋らない中で「あんごろもあちゃんの地球侵略にっきZ」が映されたままのおれのパソコンからレイ・ハラカミの音楽が流れつづける。静止する検査員と正対する2mほどの位置には電撃萌王付録だった駒都えーじのポスターが飾ってあり、サイドテーブルの上には「魔女っ娘アラモード」初回特典の時計が置いてある。男がどこを見ようが駒都えーじの絵が見える、これ以上ない恰好のポジションだ。

パソコンの前で立ったまま検査員を観察するおれ、検査器具を持ちポスターの方を向きながら微動だにしない検査員、玄関先でドアを開けたまま待っている記録員。そのまま異様な空気が1分か2分過ぎた時、突然検査員が笑顔で「異常はありません、ご協力ありがとうございました」と言い、玄関の外で待機していた記録員も続くように挨拶をして頭を下げた。

こうして、唐突に始まったおれと検査員との勝負はおれの敗北に終わったのだった。

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かいもの

新しい単位とかぼくドラは予算の都合で見合わせ
  • RallyX Press 06 Acropolis:\550
  • 電撃大王8月号:\620
  • まんがタイムきららキャラット Vol.6:\350
  • ツインハートコミックス クラナド/V.A:\890
  • サンワサプライのOAタップ:\680
  • LANケーブル:\230

LANケーブル買うために生協の電子機器コーナーうろうろしてたら、そう言えばパソコン周りの電源が足りてない事を思い出したので適当に探したら無茶苦茶安かったので買ってきた。さす所7箇所もあんのに680円て。そんなワケで新しく買ってきた短いLANケーブルをパソコンの方に回して、ルータから遠いXboxには昨日買ってきた長いやつをぶっさして凡ミスのリカバリ終了。あとコンセント周りの方も無事に処理完りょ・・・

テレビ・BSチューナ、AVアンプ、PC用スピーカ、PCモニタ、PC本体、マンション回線用モデム、ルータ、プロジェクタ、Xbox本体、Palm充電用コンセント

あー、いつか火事になるなこれは。

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一通りすませて環境がやっと落ち着いたのでQRの続き。エキスパートでつまりかけながら何とかRedshift(最速レベル)までいけたけど、どんどん速度が速くなってもうそろそろ900km/hとか平気で出やがって手(目)に負(追)えなくなってきた。このゲームはレベルの上昇にともなって最高速上限が引き上げられていくいわゆるマリカー方式なんだけど、上がり方がもう無茶苦茶インフレな上にコースは低速で走ってた頃と同じなので、つまりレベルによってコース攻略が全く違ってくるシステムになっている。今までこなしてきた感覚で走るともう全く完全に曲がれなかったり(衝突ペナルティはかなり軽いが)、逆に高速のおかげで低速では出来なかったアタックやショートカットとか出来るようになってておもしろい。

あと速度が上がれば上がるほどどうしても反応速度が遅い「人間」は不利になるかと思いきや、最高速上限が上がるとターボの効果がやたらと顕著になり、直線で0.1秒使うだけで敵機がググっと近くなるから難易度曲線はレベル上昇に比例してはいるけど割と緩やかな上昇線を描いているかんじ。この辺りのさじ加減と言うか、大胆でダイナミックな映像になればなるほど・大胆でダイナミックな走りが通用するようになる設計が凄く気に入った。

流石はWipeoutのスタッフが作ったゲームだけあって殺し合いもダイナミック。

Destroy them all!

↑自機以外全員リタイア・しかも5機中4機おれが落としました、の図。こう言うある種イレギュラーな(しかしQRの世界では十分規格内の)攻略も出来ない事はない辺りがステキだ。ほんとにこれレースゲーのリザルト画面かよー、みたいな。


2004/06/23 Wed*
久しぶりに「オタ買い物のため」日本橋まで行ってきた

と言うわけで1限受けた後昼飯食って関西のさんと一緒に日本橋。にっぽんばし。正確に測ってないからアレなんだけど今回は連絡が上手く行ったからか、随分早く到着できた気がする。1.7時間ぐらい?んー流石に慣れてきたからかなぁ、っつうか今まで不慣れでもたついてたから何十分もロスしてたのか。おれは京都の地理も覚えられないひとだから仕方ないと言えば仕方ない話だが。

堺筋。あいかわらずこのカメラは遠景に弱い

クリックでひぎぃなサイズ。流石に一ヶ月行かなかったぐらいじゃ変わってる所はあんましなかったけど、アニメイトってあんなとこにあったっけか?あと平日昼間と言う事でやってる店もまばらで、シマムセンは開いてるんだけど河口無線は閉まってるみたいなー。

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行かなきゃいけない店が多かったんだけど13時半頃に到着して時間の余裕が大分あったのでのらりくらりとうろつきながら買い物。

まぁこれぐらいか ある所にはあるもんだな

写真は二つともソフマップ。こないだCD感想を書いたばかりの銀銃が中古で14800円。この数字は中古のサターンソフト市場を見れば高いんだけどゲームがゲームなだけにこれぐらい値がつくのも仕方ないのかなーとも思った。ガーディアンヒーローズは見つからなかったけどガンスターヒーローズ(MD版)ですら数千円で売ってたことだし。カンタムレッドシフトは滋賀であれだけ探しても現物を拝めなかったのに日本橋に出てきたら一件目で4本も見つけられると言う素晴らしさ!「それでこそ」。

妹が一杯

ゲーマーズ行ったらわたおに山積み+バラ売り。たしか再版情報ではバラ売りが無くって1-5のセット販売のみとか書いてあった気がするんだけどそこはアレ、どの店も同じようにバラ売りしててヲタショップ競争の激しさが浮き彫りに。発売日が土曜ではなく金曜だったせいで唯一逃してしまった4号を購入。これでようやくフルコンプだ。

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一旦日本橋の端っこまで歩いてってソフマップ4号館で「ワンダースワンカラー+ソフト4本(SagaとかFFとか)」が3600円ちょいで投げ売られてるのに後ろ髪を引かれつつ引き返し、ドリンク飲み放題のマクドで休憩。大学で昼飯食って無かったら「あさチャン」で特大丼が食えたんだけど。

ハンバーガーセットで400円かよ

ルータも無事買ってメモして行った用事を全部済ませたのが16時ごろ。最後まで蒼い海のトリスティアOVA初回版を買うかどうかで迷ってたんだけど、原作をプレイしてないのにOVA買い続けられるかなぁと思ってそれじゃあ原作を先に買おうとPCゲームのコーナー行ったら置いてなかったので、あーこれはきっと縁が無かったんだと言う事で結局買わなかった。そんなつまらん事で自制心を養った気になってるおれ萌え。

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で、買ってきたもの

あー
  • いばらの王 1-3巻/岩原裕二:\620
  • げんしけん 4巻/木尾士目:\505
  • 鉄コミュニケイション 1巻/秋山瑞人著、たくま朋正原作・絵:\530
  • まぶらほ -ふっかつの巻・なんせい-/築地俊彦著、駒都えーじ絵:\560
  • アクエリアンエイジ2 情熱の白羊宮:\420*5
  • 週刊わたしのおにいちゃん 4号:\780
  • コミックスイメージアルバム「トリコロ」:\2857
  • Quantum Redshift(中古):\2680
  • BUFFALO BBR-4MG:\3696
  • LANケーブル 2m:\480
  • TEAC 光デジタルケーブル:\1550

交通費込みで2万弱。んーーーーー

愛ゆえに

取り合えず1枚でたので「負け」ではなくて一安心。と言うか母数が214で「当たり」が2だから通常1/107となるところが1/60ってのはむしろラッキーなのかな。相変わらず不毛と言うか凄まじくバカな買いものしてるなーと自覚はしてるんだけど、言ってもそれは程度の違いなんだし特に気にしないでおく。しかしまぁ勿体無いことは勿体無いんでいっその事アクエリの遊び方でも勉強してみるかなー、対戦するひと居ないけど。

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ルータのセッティングしてて凡ミスに気付いた。LANケーブルが今までモデムとPCを繋ぐ1本しかなかった所に新しくルータを買ってきたと言うのに、追加のLANケーブルを1本しか買ってこなかった。何やってんだよ、これじゃ結局モデムとPCの間にルータをかましただけやんけ。と言うわけでXboxにぶっさすLANケーブルをもう1本買ってこないと。


2004/06/22 Tue*
(突貫工事で)ようやく駐輪所が増設されてた

ドキドキしながら早速停めに行ったら他の自転車は全然停まってなくて、収容台数的には毎日満杯になってる今までの駐輪所の1/4ぐらいありそうなのに1割分も停まってなかった。まぁ新しく出来たと言っても教室棟から大分離れてるから仕方ないのかなー、とか思いながら色々観察してたら面白い景色が見えた。

山の中

この写真だけ見せたらアステカ大学でも通じそうだな。あるのかどうか知らないけど。

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3コマだけなので講義終わったら昼飯(麺類コーナーに列できてたからコロッケ丼と卵豆腐で我慢)食ってさっさと帰宅。

また佐川か

おのれ佐川急便め!人の忠告を無視しおって!とおもむろに携帯を取り出してこないだの営業部長の電話番号を・・・しかしよく考えたらこれは俺の荷物じゃないし、佐川からの荷物かどうか分からん(日通かも知れん)し、この人の荷物の安否を心配する立場には無い気がしたので放置。盗られたら盗られたでこの人が通報するだろうし、今回盗られなくてもいずれ同じ事が起きるだろうからその辺は別口で解決してもらおう。

つうかこの荷物を届けた配送業者がもし佐川だったとしたら、こないだあれだけ誠意ある対応してくれたのに改善努力どころか営業所で何も通達してくれなかったって事だよな。それは寂しい話だ。

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おやっさんからWRCジャパンのチケットSSSの二つめ(昨日取れてたのはLeg1の陸別SSSだった)が取れたと入電。曰く「今の状況は林道観戦は絶望的と専用デスクはシャーシャーとぬかす」ような状態で、やっぱり林道は無理なのかーと思って帰ってきてから調べてたらElephant Logic30さんの所で「JR北海道ならまだ林道が手に入るやもしれず〜」という情報があったのでその辺をおやっさんに通達。メールで窓口の電話番号を送った後で電話でのチケット購入は出来ないと書かれてるのを発見してあちゃーと思ってたら、暫くしてSS26(最終林道SS!)のチケットが手に入ったと言う連絡がきた。

前売り林道はほぼ全滅と言う情報があって(実際にLeg3の林道しか残ってなかった)金や時間との兼ね合いも考えたら、よくぞまぁ運良くSS26が取れたなぁと言うかんじだ。チケット自体は明日大阪まで取りにいかなきゃいかんみたいだけど、バカ息子のためにここまでやってくれるおやっさんにわたくし涙が止まりません。まぁおれや兄より彼の方がよっぽど車好きなんだけど・・・。ともあれこれで一度も林道が見れないと言う事態が回避できたわけで、あとは全く暇なLeg2をどう過ごすか考えるぐらいかー。良かった良かった。

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You've Come A Long Way, Baby / Fatboy Slim [1998/ESCA7472/#12][Amazon]
Fatboy SlimことNorman Cookによるソロプロジェクトの2ndアルバム。一つの名前で続けるのが苦手なひとで散々プロジェクト名を変えつつやってたんだけど「Fatboy Slim」はその中で唯一どうにかこうにかアルバム3枚分続いていて、なおかつBigBeat界で1本指か2本指に数えられるぐらいメジャーになった名前でもある。

M1 Right here, Right nowは何年か前に日産「シーマ」のCFで使われたから聴いた事がある人も多いと思うが、宣伝はともかくのっけから重圧でダンサブルな曲をぶちかましてその勢いのままM2以降へ続ける王道っぷりと言うか「巨匠の余裕っぷり」が素晴らしい。こう余裕しゃくしゃくで「Fatboy Slim is fuckn' in heaven」とか抜かす音楽は酸いも甘いも何年もかかって積み重ねてきたヤロウにしかできないんだろうなぁー。M5の出だしでアシッドに化けるかと思わせといてやっぱり押しの強いブレークビーツだったり、M7ではSoul Surfingなんてタイトルからして余裕をかましてるダンスナンバーを聴かせてくれたり、もう勝手に踊りやがれオーラ全開。

HipHop色の強い(と言うかHipHop映画「ロミオマストダイ」で使われてた?)M8をはさんで、MVと「その顛末」が世紀の大傑作となったM9 Praise Youの登場!いやーもうこの曲聴かなくても脳内でMVが自動再生されるぐらいあれは好きなんだけど、ヴォーカルは(サンプリングだけど)濃縮された歌詞も・曲だって負けじと素晴らしい。こういう曲が出てくるのもやっぱり余裕があってこそだよなー。M10-M11で一気にミニマルライクなアシッド方向で話がまとまって(M11なんかタイトル「Acid8000」だし)、日本盤はM12に更にもう一曲アシッドハウスが追加されてるんだけど、M11の終わり方が実に良かったのでM12は入ってない方が良かったかも。

2004/06/21 Mon*
リアル台風の只中で人間台風ヒューマノイド・タイフーンアニメを見る

まさしく読んで字の通り降って湧いた休日を利用して11話で止まってたトライガンの残りをぶっ通しでみた。やー、Tくんの家で見たのが実に肝心なところばかりネタバレしてたんだなぁと嘆く事しきりなんだけど、「実に面白かった」とあっさり言えない内容だったと言うか、漫画原作を読んでないとイマイチ結びつきづらいところとかあって単品でみたらアレかなーと思った。しかしどの話より(それこそ最終話より)も23話に力入ってるあたりが黒田脚本のバカらしさの真髄であって、その辺はとても良かった。ただ作画が一度として30分もった回が無かったと言うのはアレ・・・

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9月に開催されるWRCジャパンの観戦チケットが発表されそのあまりの暴利っぷりに批難轟々だったんだけど、どうやら林道SSは全Leg全区間で前売りは即日完売らしい。おやっさんにどのチケを買えばいいか聞かれたからLeg毎に指示したんだけど手に入ったのは陸別のSSSチケットのみと言う話。Leg3が観れないのはもう初動で甘く見てた自分の失敗だから仕方ないにしても、全Legの林道がどうにもならないのはあまりにおかしい気がする。旅行社がおさえてるのか、それとも当日分が相当数あるのか、まさか追加販売があるのか・・・SSSが取れたから、行くだけ行ってSPだけ観て帰ると言う事態は避けられるけど、林道の見れない北海道ラリーなんか面白くもなんとも無いからなぁ。どうしようもないけど、なんとかせねば。

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スパゲッティが美味すぎるのとか冷凍食品4割引で買ってきた鶏の唐揚げとカレーが妙に合うのは良いんだけど、100円ショップで買ってきたレトルト丼がずば抜けてひどい味で参った。見目も物凄くアレなかんじ(まぁ見栄え全然気にしないひとなんだけど)だし、牛たま丼とか言う名前なのに天津飯のできそこないのような味でもうね(ry

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Radiant Silvergun Soundtrack + / 崎元仁 [2004/ABCA-5043/#26][Amazon]
98年5月にトレジャーからリリースされシューターの間で「銀銃」の名を知らぬものなしとまでバカウケした業務用STGの名作「レイディアント・シルバーガン」の同年に発売されたOST復刻盤。崎元仁氏はオケが大好きな音屋さんで他にはベイグラントストーリーやらFFタクティクスの音楽も手がけている。

随分古いゲームのOSTだから実際にプレイした人は全曲聴いてるだろうしあるいはもう耳タコになってるかも知れないが、曲がどうのではなくこのCDはとにかく音がいい。明らかに一般のCDよりもワンランク上の録音をされていて、実際に使っているもの+2万円の出力機器で聴いてるような感覚(CDなのに音がいいとか悪いとかあるのか、と言う疑問があるだろうけど細かい説明はここ読んでもらって、マスタリングによる音の良し悪しは確かに「ある」)。技術者が頑張らはったのであろうこの音質は何よりもまず拍手で褒め称えたい。

恐らくおれが今まで聴いてきたどのゲームミュージックのCDよりも音がいい。この音質は一度でも銀銃をクリアしたことのある人、むしろ実機やサターンで聴き込んだ人にこそ是非とも聴いて欲しい。高音の伸び・締まった低音、この音質の極まったM8 Pentaを聴けばあのいやらしい銀銃攻撃が昨日の事のように・・・(M22のオリジナルバージョンと聴き比べるのもおもしろい)。
A Livingroom Hush / Jaga Jazzist [2002/ZEN CD76/#10][Amazon]
おれのCD感想文ではおなじみの説明、生音エレクトロニカレーベル「Ninja Tune」の団体さんによる2ndアルバム(※正確には「2ndのUK盤」)。何が面白いってこのアーティストは団体も団体、総勢10人もメンバーがいてまるでスカパラ状態なくせに音が混在せずしっかり独立していていること(生音を使いながらもシンセ音源なみの豊かさがあるのはこの辺に端を発するんじゃなかろうか)だ。いやホント、よくこの人数でまとまりついてるよなぁと思う。

名前からしてNinja Tuneらしい音を期待して再生したらM1からジャズのかけらもない高速エレクトロニカを披露されて腰が抜けかけた。同レーベルのどのアーティストより前衛的で暴れ放題のこの音楽はここから一体どんな広がりを見せるのかと身構えたらM2以降、今度は同レーベルのどのアーティストより生音重視のジャズサウンドでこれまた驚いた。懐が広いと言うか落ち着き無くてんでバラバラな変化をするくせにしっかりまとまった音になってるのが凄い。そしてM7でM1ライクな激しい高速エレクトロニカに返り咲き、直後またサックスとフルートによるジャズサウンドに戻ると言う無茶苦茶っぷり。

聴き終わってみれば最初から最後までひっくるめて実に個性あるアーティスト(10人もいるのに!)。本当に変化に富みすぎていてしっかり音を耳で追ってたら何がどうなってるのか分からなくなるけど、このギリギリ実際いそうなジャズバンド風味なエレクトロニカは格好いいの一言で説明になりそうなぐらい格好いいので、どちらかと言うとエレクトロニカ好きよりドラムンベースとジャズの中間あたりが好きな人に電子音楽導入としておすすめしたい。

ちなみにPCへぶち込むと凄いMV(?)が観れる。

2004/06/20 Sun*
健康的な一日

さぁー明日は日曜だぁー動かないぞーと決めこんだけど取り合えずテレビのオンタイマーはセットしとかなきゃと思ってリモコンを探したら見つからなかった。最後にテレビを見たのが月曜深夜の攻殻だから1週間ぐらいテレビを見てない生活を送っていた事になるけど全然意識すらしなかった(リモコンが無い事にすら気付かなかった)のは良い傾向だなぁと思った。勿論これにはゲームをする時ですらテレビをつけないと言うのが大きく関わってるんだろうなー。

とか思いながらオンタイマーセットせずに寝たら見事に10時ごろまで寝過ごした。二度寝。

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そう言えばアクエリとかカンタムレッドシフトとか探す旅に出なきゃならん事を思い出して、今日は日曜だし久々に日本橋までいくかーとのそのそ起き出したら今度は15時ちょっと前だった。この滋賀の下宿から大阪までJRと御堂筋線を上手く乗り継いだら1.5時間・下手すりゃ2時間ぐらいかかるから、この15時に下宿を出るとつまり到着は17時前後になって物凄く微妙なのよね。店によっては19時前に閉めるとこもあるし、折角行くなら4時間ぐらいオーディオ屋とかエロゲ屋とか徘徊したいし、行くだけ行ってカンタム見つかんなかったらしょっぺーしなぁと言う事で遠征は取りやめて部屋の掃除をする事に。

2時間ぐらいかかって、外壁工事で散々泥だらけにされたベランダの掃除・そこに1ヶ月以上ぶりの洗濯物屋外干し・あとは風呂掃除に本とCD周りの整頓をした。掃除してる間にDENONのアンプの頃から溜まりに溜まってるダンボール処分用にビニルひもとか、そう言えば米びつとか冷水器(お茶冷やすアレ)とか買わなきゃなんなかった事を思い出した。QR探しで草津周辺のゲーム屋めぐりしようと思ってたので17時過ぎてたけど自転車乗って買い物に。

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まずは中古ソフトも扱ってる「わんぱくこぞう」とか言う店。場所は知ってたのでヒィハァ言いながらたどり着いてみればXboxのコーナーは僅か半棚、当然の如くQRもRSC2も見当たらずそのまま退散。もう一軒この辺でXbox取り扱ってる店を知ってるけどそこはこないだ行った時に置いてない(RSC2はあった)のを確認してるのでこの辺のゲーム事情に詳しいOくんとSくんに電話してショップ情報を入手。一号沿いにもう一軒「わんぱくこぞう」・大学側に戻っていったらブックオフがあるとの事なので行って見るも両方散々な結果。前者に至っては8本しか置いてなかったし。

天気があやしかったのと買い物する時間がなくなりそうだったからRSC2買って帰るかーとこないだ行った店まで行ったら「売り切れました 近日入荷予定」の文字が・・・あー、あー。もちろんQRも無かったから1300円で売ってたAD2を買った。レジで店員にRSC2無いんですかーとすがったら「1本しか入荷してなかったので・・・」といわれた。しかも次回入荷は未定とか。ぐひゅー

よく分からない景色

帰りがけに西友へ寄って色々買い込んで帰宅。

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スタパ

これが例のレンジで作るスパゲッティ調理器。おれはスパゲッティが大好きと言うか小学生の頃からカプリチョーザのトマトなんとかを一人で食うぐらい重度のスパゲッティ中毒なんだけど、スパゲッティを茹でられるナベが無い事と米を炊く以外の調理と言うものができないおれには「セルフスパゲッティ」は夢のまた夢だったところに、まさしく夢のようなこの商品がでてきたワケで!

取り合えず使ってみた

湯きりがインスタント感バツグン 一度に200gしか作れないのが唯一にして最大の欠点

調理方法は水と塩とパスタを入れてレンジに放り込むだけ、調理時間は茹で時間+α(100gなら+5分、200gなら+8分)と言う超絶簡単設計。レンジの幅がせまくて調理器が回ってなかったけど何とか出来上がって食ってみたら、これがまたふつーーーーの味(ようするに変に不味くもない)なのな。若干柔らかかったのは多分パスタが少なかったせいだと思うけどバジルソースがアレな味だった事以外は喜んで食えるスパゲッティだった。ここまで手軽だと返って心配になるけどなんか究極タイガーっぽい商品なんで、わざわざ茹でんのめんどくせーとかこれからの夏場にナベの前でヒーヒー言うのウゼーな人におすすめ。超おすすめ。

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いろいろ
  • ジョジョの奇妙な冒険 文庫版24・25巻/荒木飛呂彦:\571*2
  • AIRFORCE DELTA2(中古)/\1380

AD2は実はもう2年前のゲームなんだけど、なんと言うかおれが始めてAC4をやった時の感覚に似てると言うか「こんなゲームをこんな価格で出来るなんて幸せだなぁ」と感動してしまった、AC4だけでなく2004年までの空戦ゲームを知った上でだ。AC4しか知らなかった当時おれはあれが素晴らしい空戦ゲームだと信じて疑わなかったんだけど、背後を取る→ロックオン→Fox-two, Fox-two!で5割ヒットしないこいつと比べたらまだまだ「おつかいゲーム」でしかなかった事を痛感。ミサイルなんか避けらんねぇよばか!

つうか、PS2なんていうしょっぱさで一杯のハードと比べる事自体が間違ってるのか。

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昨日は兄から「ハリーポッターと長襦袢の囚人」を観にいこうと誘われてたのを蹴った(結局今日の交流会が天候不順で流れたのを思えば行けばよかった)んだけど、そう言えばあのシネコンがあるジャスコにもXboxのコーナー辛うじてあったんだっけなぁーとなんか嫌な予感がしてイノセンス見に行った時に撮った写真掘り返してみたら

う わ あ

売ってRUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU!!!!!!!!!!!!


2004/06/19 Sat*
ウボァー

寝て起きて1時間ぐらいウォーミングアップに練習して準々決勝に挑んだら端にも棒にも引っかからない結果に終わった。予選が肩肘貼って挑んだ割りにあっけなく拍子抜けだったから決勝までは大したことないだろうと調子に乗りすぎたせいもあるだろうし、人数だけ増えて対戦時間やポイント数などのルールに変更が無かったから大火力で短期戦を仕掛ける必要に気付けなかった知恵の足りなさもあるだろうし、一試合目で殆ど点数を稼げなかったからそのまま焦ってズルズルとやられてしまった精神的余裕の無さと言うのもあるだろうし、いや言い訳できる材料なんかいつでもどこでもあるんだけど今回は「不備」と「自分のミス」が即ち敗因の多くを占めていて自覚できる分特に悔しい。

要するに負けたんだ。どう言い訳してもその事実だけは疑いようも無く眼前に突きつけられているのであって、空戦だからLuckも大きく左右するだなんて御託を並べたがるおれはあまりにケツが青すぎて我ながら泣きそうになる(秋山瑞人風に)。

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今日の写真

立った!クララ(ry ここに来ると必ずモダン焼き

製氷機の不思議現象と晩飯。

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くはぁー


2004/06/18 Fri*
ヴァー!
最近こればっか りんご>マンゴー>グレープフルーツ

ひるめしとばんめし。ミスドは新商品も食えて大満足。

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さっき携帯で撮った盛岡冷麺の写真をパソコンに送ろうとして間違ってサークルのmlに送ってしまうミスをやらかした。いやー、間違えて送ったのが本文なしの冷麺写真だけで本当によかったよ。もう随分前からオタキャラとして認知されてるけどここでエロ画像でも送ろうものなら・・・いやー、本当によかった。

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特訓しようと思ってたけどドーナツ持ってきてくれたSくんと隣のcgbspenderくんとで遊んでたら2時を回ってしまったので早目に寝て早めに起きて明日の大会に備えるとしよう。前回は多分にラッキーだったけど、今回はそうはいかないだろうから体調も万全を期さないと!

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そろそろ京都か大阪行かないと、ここでは手に入らない(そして欲しい)物が増えはじめた。


2004/06/17 Thu*
さいきんのおれ

すんません口先ばっかです何もかも追いついてませんいやほんと申し訳ないです

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そればっか。追いついてないなら追いつこうと努力しろよバカ。

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今日は講義が5限だけだから15時ぐらい目指して大学行った。取り合えず注文してた本を大学の本屋へ買いに行った後、軽い昼飯にと学食その3で盛岡冷麺リベンジ。いやはや初めて見たときはあの絵ヅラに気おされてしまったけど二度目ともなれば割と落ち着いて判断が下せた。確かにこれはうまい。相変わらずパイナップルはどうかと思ったけどもよく味わえば十分「面白い」の範疇だし、やる気の無いチャーシューはやっぱりノイズだったけど、前歯で噛み切れない麺と冷キムチの辛さは満足の行く味。

学食の麺類メニューと言う事でどうしてもコストパフォーマンスの悪さ(\399の割に底が見える量)がネックになるけど、大学外でうまい盛岡冷麺屋探しをするに値する食い物だと思った。そう言えば初めて食った時に「パイナポー(あまい)+キムチ(からい)+氷(つめたい)+麺(すごくかたい)」と言う取り合わせの奇抜さに眉をひそめつつも、麺とスープの辛さがうまいこと合ってる気はしてたんだ!とこう、後から取って付けるおれ萎え。

ファーストコンタクトは実に失敗に終わったんだが、味を一つ一つ確認しながら咀嚼する冷静さを欠いていた結果だな。「食」に関しては全てのものに敬意をはらうのがおれのジャスティスであるのに、まだまだ精進が足りないと言う事か。


2004/06/16 Wed*
あー
味はビッグマックに毛が生えた程度 肉とパンがずれるずれる

飽食大国日本。

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しかしセットで\745はあまりにあんまりだと思った。