DC−10

 アメリカ大陸を無着陸横断できる大型機を目指してダグラス社(吸収合併により現ボーイング社)が1966年に開発を開始した3発の大型ジェット旅客機。原形初飛行は、1970年8月29日。翌1971年8月5日にアメリカン航空で路線就航した。ロッキード社のトライスターとは熾烈な販売合戦を繰り広げた。1989年に生産終了。386機のDC-10と60機のKC-10(米軍機)が製造された。国内では日本航空(現日本航空インターナショナル)日本アジア航空日本エアシステム(現日本航空インターナショナル)JALウェイズが導入した。
 2005年10月31日、JALウェイズから退役したのを最後に国内航空会社から姿を消した。

スペック10型15型30型40型
日本航空(現日本航空インターナショナル)DC-10-40
全幅47.3m47.3m50.4m50.4m
全長55.5m55m55m55m
全高17.7m17.7m17.7m17.7m
胴体外径6.02m6.02m6.02m6.02m
最大離陸重量195045Kg206385Kg259459Kg251701Kg
巡航速度965Km/h965Km/h965Km/h965Km/h
最大航続距離6112Km7010Km10010Km9265Km
最大座席数380席380席380席380席
エンジン型式CF6-6DCF6-50C2FCF6-50CJT9D-59A
エンジン推力18144Kg×321092Kg×323133Kg×324040Kg×3

関連事件事故

〔海外(世界の航空事故総覧)〕

DC−10

(C)1997-2009 外山智士

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