Home

VC++と使うには

BorlandC++と使う

TextPadの特徴

編集

正規表現

ドキュメントクラス

漢字コード変換

TextPad 4.6
パッチ

DDWinと使う

VC++7覚書

TextPadフォーラム

自己紹介など

e-Mail

■ TextPadサポートツール Kanji Code Converter 2.51

  • 概要:
    日本語漢字コードJIS<->シフトJIS<->EUC-JP間の相互変換と、カタカナの全角半角、英数記号の全角半角を変換することができます。TextPadのツールとして使用することが基本ですが、TextPadがなくても使用可能です。フリーウエアです。

      
    変換元コード
    英数記号
    英数記号
    変換後のコード
    Shift-JIS
    JIS
    EUC-JP
    半角⇔全角 半角⇔全角 Shift-JIS
    JIS
    EUC-JP


  • 使用方法:
    導入すると TextPadのツールメニューに

漢字コード変換

    メニューが追加されます。現在のドキュメントで変換したい範囲を選択するか、
    何も選択しないで(この場合ドキュメント全体)メニューを選択します。
    もとのコードを自動で判別し、目的のコードへ変換します。ただし、コードの自動判定は
    エラーやビット落ちや異なるコードの混在に対応していません。一番可能性の高いコードを判定します。


    カタカナの半角全角や英数記号の全角半角切り替えは[設定して変換]を選んでください。
    かくコード体系で基本的にカタカナ半角をサポートするツールはあまりないのでできれば
    カタカナを全て全角にしてから変換することをお勧めします。
    全角半角の変換はシフトJISで行います。ほかのコード体系で行っても一度シフトJISに変換されます。

    TextPadの言語スクリプトを日本語以外にしておくとシフトJIS以外は読めない可能性があります。
    TextPadではクリップボードを使用してKCodeConvとやり取りを行っています。クリップボードの使用にご注意ください。
    EUCコードは、クリップボード経由でTextPadへ貼り付けられません。(Windows2000,XPの仕様)

  • プレビュー

    プレビューボタンで、出力の状態をShiftJISとしてみることができます。又は16進で見ることができます。
    UNICODEは、表示的には変わりません。入力がUNICODEのときは強制的にUNICODEとして扱われます。
  • 単体で使用する場合
    KCodeConvを単体で実行すると入力ファイルと出力ファイルを入力するボックスが有効になります。
    参照ボタンをクリックしてファイルを探すか、ドラッグドロップしてください。

  • クリップボード
    クリップボードにある文字列も変換できます。変換した結果をクリップボードに戻すこともできます。
    入力ファイル、出力ファイルのドロップダウンリストで「クリップボード」を選択してください。
    TextPadから起動した場合、クリップボードに対する出力は、新規ドキュメントを作成しそこへ貼り付けます。


  • コマンドライン:
    KcodeConv.exeはコマンドラインで使用できます。

    KCodeConv [-AMJESUTjes][JSEUT] [-kK] [-nN] [Inputfile.txt] [Outputfile.txt] [10進ウインドウハンドル]

    オプション
    • -A :自動で入力コードを検出:コード体系が混ざったりエラーがある場合ANSIとされます。
    • -M :設定を自分で決めるダイアログを表示。Mオプションのみ入力出力ファイル名を省略できます。
    • -J :入力をJISに指定(大文字小文字不問)
    • -S :入力をShift-JISに指定(大文字小文字不問)
    • -E :入力をEUC-JPに指定(大文字小文字不問)
    • -U :入力をUnicodeに指定(大文字小文字不問)
    • -T :入力をUTF8に指定(大文字小文字不問)
    • -*J :出力をJISに指定(大文字小文字不問)*は入力コードの指定(A/J/E/S/U/T)
    • -*S :出力をShift-JISに指定(大文字小文字不問)*は入力コードの指定(A/J/E/S/U/T)
    • -*E :出力をEUC-JPに指定(大文字小文字不問)*は入力コードの指定(A/J/E/S/U/T)
    • -*U :出力をUnicodeに指定(大文字小文字不問)*は入力コードの指定(A/J/E/S/U/T)
    • -*T :出力をUTF8に指定(大文字小文字不問)*は入力コードの指定(A.J/E/S/U/T)
    • -k :カタカナを半角に変換
    • -K :カタカナを全角に変換
    • -n :英数記号を半角に変換スペースも含む
    • -N :英数記号を全角に変換スペースも含む
    • -k :カタカナを半角に変換
    • -K :カタカナを全角に変換
    • -n :英数記号を半角に変換スペースも含む
    • -N :英数記号を全角に変換スペースも含む

    • [Inputfile.txt] 入力ファイル名
    • [Outputfile.txt] 出力ファイル名
    • 10進ウインドウハンドル TextPadから呼び出すときは、ハンドルを渡す。ほかのアプリでも同様。
    • -c :コマンドラインからクリップボード経由でダイアログを出さずに変換します。

  • インストール

    Zipファイルを解凍して、KanjiCodeConverter.msiを実行してください。
    セットアップが開始されます。

    ************** ご注意 **************************** ご注意 **************
    このバージョンからインストールに Windows Installerが必要です。WindwosXPにはついています。
    新しいMS Officeをお持ちであれば導入済みです。
    Windows Installerは今後のマイクロソフトのインストーラーです。

    Windows NT4.0 ,2000をお持ちのかたはこちらから
    http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=32832

    直接 InstMsiW.zip

    Windows 95,98,SE,MEをお持ちのかたはこちらから
    http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?releaseid=32831

    直接 InstMsiA.zip

    ダウンロードして導入してください。
    その後漢字コードコンバーターを導入してください。

    アンインストールは、コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除からできます。

  • 制限:
    以下のコードをサポートしていません。
    JIS:補助漢字
    EUC:補助漢字
    Shift-JIS:外字(IBMなど)
    Win95では、UNICODE/UTFは使用できません。ご要望がありますか?

  • 検証:
    HTML:ホームページビルダー、Hotallにて半角カタカナ以外はバイト比較検証済み
    Netscape4.7 Explorer 5.01にて目視検証済み
    Text:nkfにて半角カタカナ以外はバイト比較検証済み

  • 参考:
    伊藤隆幸氏 文字コードの話

  • 履歴
    12/19 2000 サイトライセンスのTextPadユーザー用修正
    02/03 2001 TextPadライセンスの確認を廃止。
    TextPad 4.4.1でも動作するように修正。
    まずは使用していただくためにライセンスの確認を取りやめました。
    TextPadを使用しつづける場合は登録(ライセンスの取得)が必要です。
    当ソフトウエアは無期限でフリーにご使用ください。
    5/18 2002
    プレビュー機能の付加、EUC問題の解析(GiveUp)16進プレビューの付加

    6/2 2002 たくさんのバグをFix。たびたび申し訳ありません。なれないインストーラーのせいです。

    12/16 2002 半角カタカナの濁音を全角にするとき一文字に変換できていませんでした。バグです。

    4/29 2003 コマンドラインのバグを修正。UNICODE読み込みのごみを修正。プレビューがなかなか閉じない問題の修正。
    UTF-8のサポート。そのほか修正数多く、見切り発車。

    4/8 2007 コマンドラインからクリップボードを経由してUTF-8の変換ができるように変更。


■ダウンロード:KanjiCodeConverter.zip 4/9 210KByte