石川虚舟
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《谷神》坎水逆流
 
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上丹田(泥丸)
 
落ちる水
 
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  石川虚舟《逆流》(2015〜)      photo 2016.  1. 6 
 
上段の青い石は《咸》(2015)、石材は岐阜県の沢・粕川で採取した「さざれ石」。
その石材は、炭酸カルシウムや水酸化鉄が隙間を固める、様々な小石の合体。
そして、艮(山)の上の兌(沢)は、易経の「咸」であり、融和を表象。
右下は「照明用ガス」(輝く気)として《睽》(泥岩、2015)。
左に、現地の緑色凝灰岩を石材とする《逆流》(2015〜)、坎水逆流を表象。
今後の構想は、《マルセルの脳、No.2》のインストール。
 
 ⇒ 石川虚舟《咸/睽》2015
 ⇒ マルセル・デュシャン《水車を内包した滑り溝》
 
 
 

 内経図(部分) 
 
  『内経図』の牛に鋤を曳かせる牛郎の図が、 牛郎と織女という陽龍陰虎の交わりを示す。 牛歩によって遅延された「気」の下降は、 さらに足踏水車によって逆流し、再び上昇する。 上昇と下降が繰り返されるうちに、いつしか 下丹田に金丹が成就し、真気が輝く。