認知症ケアと ダンスセラピー
~オーストラリアからの学び~
2014年6月8日(日)午後2時~4時
朝日新聞アサコムホール
大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー12階
京阪中之島線・渡辺橋駅または地下鉄四つ橋線・肥後橋駅に直結
ダンスは心、身体、感覚などにかかわる総合的な 体験で、私たちの気持ちを高揚させます。またダン スは身体の健康や自立力を高め、感覚や感情レベル で人と人がふれあえるもっとも効果的な手段です。
オーストラリアでは、認知症の高齢者が日本と同様増えるとともに、認知症ケアとして、ダンスセラピーが注目されています。ダンスセラピーを講演と実技で学びました。
佐瀬美重子さんのご挨拶
三宅 眞理さん(日本認知症ケア学会会員/関西医科大学公衆衛生学講座講師/NPO法人西宮認知症予防会副理事長)
認知症ケアとダンスセラピーの講演を最初に三宅先生から発表がありました。世界的な問題としての認知症。認知症になってもあきらめない。ヘルスプロモーションの考え方などオーストラリアと日本を比較したお話や、オーストラリアの介護施設の紹介など有意義なお話をしていただけました。
ヘザー・ヒル博士(オーストラリアダンスムーブメントセラピー協会)と通訳の山口樹子さん
ダンスは誰にとっても良いものを!を身体表現で伝えていただけました。最初は堅い表情の参加されたお客様も次第にダンスを通して表情が柔らかくなっていきました。
奥野 勝利さん(音楽家) 「いっしょに踊ろう」の作曲家。
吉村 節子さん(大阪ダンス&アクターズ専門学校学校長/武庫川女子大学非常勤講師/日本ダンス・セラピー協会理事及び国際委員/舞踊演出・振付家/ ダンスパフォーマー)
参加費 1,000円(当日、会場でいただきます)
定員 100人
主催● 高齢期の豊かなくらし研究会 朝日新聞厚生文化事業団
後援● NPO法人高齢者外出介助の会●NPO法人西宮認知症予防会
認知症ケアとダンスセラピー
~オーストラリアからの学び~
ダンスは心、身体、感覚などにかかわる総合的な 体験で、私たちの気持ちを高揚させます。またダン スは身体の健康や自立力を高め、感覚や感情レベル で人と人がふれあえるもっとも効果的な手段です。
オーストラリアでは、認知症の高齢者が日本と同様増えるとともに、認知症ケアとして、ダンスセラピーが注目されています。ダンスセラピーを講演と実技で学びます。
PROGRAM

14:00〜 14:40
●講演『認知症の人と踊るダンス』
・三宅 眞理さん
休憩
14:50〜15:30
●講演『ダンスと認知症ケア』
・ヘザー・ヒルさん
通訳/山口 樹子さん
15:30〜16:00
●実技『いっしょに踊りましょう』
・ヘザー・ヒルさん
・吉村 節子さん
・三宅 眞理さん
音楽/奥野 勝利さん
PROFILE
三宅 眞理(みやけまり)
●日本認知症ケア学会会員/関西医科大学公衆衛生学講座講師
/NPO法人西宮認知症予防会副理事長
10年前からオーストラリアの介護について研究。特に認 知症ケアの取り組みについて調査している。2012年に本企 画をたて、ヘザー・ヒル博士を招へい。認知症ケアにおける ダンスやアートの役割は有効と考え、これまで、高齢者福祉 施設、病院、社会福祉施設、社会福祉協議会などと協働しダ ンス活動を実践。およそ5000人が参加。現在、ダンスを通 じた地域づくりに取り組んでいる。
ヘザー・ヒル博士(へざー ひる博士)
●オーストラリアダンスムーブメントセラピー協会
オーストラリア在住。1985年から教師、障害のある人を ケアする職員、看護スタッフのための施設内トレーニング ワークショップを開く。現在はアルツハイマー協会やオースト ラリア老年精神医学看護師協会とともに、認知症ケアとして のダンスセラピーのワークショップなどを行っている。

奥野 勝利(おくの まさとし)

●音楽家
1974年、日本生まれのシンガポール育ち。アメリカ帰り の音楽家。幼い頃、母と弟の3人でピアノの連弾をして、初 めて表現することを体験。以来、音楽活動を始める。現在、 広島に拠点を置き、故郷日本で演奏活動を続ける。「いっ しょに踊ろう」を作曲。現在、被災地をはじめ各地の高齢者 福祉施設でのコンサート活動を行っている。
吉村 節子(よしむら せつこ)
●大阪ダンス&アクターズ専門学校学校長/武庫川女子
大学非常勤講師/日本ダンス・セラピー協会理事及び国際 委員/舞踊演出・振付家/ ダンスパフォーマー
大阪大学文学部人文学科音楽・演劇学専修研究生修了。 認定ダンスセラピスト(日本ダンス・セラピー協会)、表現 アートセラピートレーニングコース修了。セッションは健常 者の自己解放・自己探索などを領域とし、ウィスコンシン大 学で学んだワークなどもそれらに取り入れている。
高齢期の豊かなくらし研究会/朝日新聞厚生文化事業団