いかなごのくぎ煮 お買い物は こちらへ!
いかなごNEWS2005
今月のお魚 あかしの海   いかなご

                                         朝日新聞 3月1日ASぽけっとより

 よもやま話
 春を告げる魚、イカナゴ。稚魚がある程度の大きさに成長するとイカナゴ新子漁が始まります。
速い潮流にさらされたイカナゴは炊き上がりのツヤにも定評があり、内臓に含まれるビタミンDと一緒に豊富な
カルシウムが取れます。全国的に有名になったくぎ煮もショウガ、実ザンショウ、梅干など入れたりして
それぞれの味が楽しめますよ。腹のしっかりした鮮度のよいものを選び、すぐ調理することが大切です。

 かんたんレシピ 釜揚げ
 くぎ煮にするイカナゴを分けて、釜揚げはいかがでしょう。イカナゴは、ぽん酢をかけてそのままいただいたり、
おろしあえ、キュウリと酢のもの、サラダ、お吸いもの、卵とじ、卵焼きにいれたりと、こちらもたくさんの
オリジナルメニューが楽しめそうですね。
 作り方のコツ
@そのまま炊くと泡やアクが出るので、イカナゴを金ザルに入れて洗う。その時、絶対にかきまわさない。
Aたっぷりのお湯に少し多めの塩をいれ、金ザルごと入れる。その時、一気に湯温が下がらないように
気をつける。
Bイカナゴが金ザルの中で動きはじめたら金ザルごとあげる。イカナゴにはさわらない。
C必ず風を使って冷やす。余分な水分をイカナゴに飛ばさればサラサラの釜揚げが出来る。
POINT!
 風で冷やすのは扇風機が一番。取り出すのが大変ですが美味しい釜揚げのために準備してくださいね。
2005年 いかなご新子漁の解禁日は3月7日となりました!
町に漂うくぎ煮の香り      シンコ漁解禁 買い物客にぎわう


                                             神戸新聞  3月8日朝刊より

 イカナゴのシンコ漁が、解禁された7日、明石の台所「魚の棚商店街」(本町一、二)では、水揚げされたばかりの
シンコが店先に並び、解禁を待ちかねた買い物客たちでにぎわった。
 同商店街の鮮魚店では昼前、水揚げされたばかりのシンコをビニール袋に詰めて販売。
「待ちに待ったイカナゴ解禁びですよ」。店員の威勢よい声が飛んだ。買い物客は足を止めてじっくりと吟味。
しょうゆやショウガで甘辛く炊く「くぎ煮」を売る店もあり、甘辛い独特の香りが漂った。
 シンコの袋詰めは1`あたり約900円〜1000円で販売。鮮魚店の店員によると「例年よりも少し高いが、
客足はそこそこ」と満足げ。藤江の主婦杉本祥子さん(59)はくぎ煮にして親せきに配るつもり。
値段は少し高いけど、大きさは手ごろでくぎ煮には最適かもしれませんね」と話していた。
 明石駅周辺で開催中のイベント「春旬祭」の一環として13日午前11時から、同商店街内にある「魚の駅」で
「私の味自慢くぎ煮コンテスト」が開かれる。

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くぎ煮の腕前競いませんか   3月に漁一斉に解禁

                                         神戸新聞 1月28日朝刊より

 魚のまち・明石をPRする「春旬祭」が3月5〜13日、明石駅周辺の商店街で開かれる。
主催する「中心市街地まちづくり推進会議」は、くぎ煮コンテストとフリーマーケットの参加者を募集している。
 初開催のくぎ煮コンテストは3月13日午前11時〜午後2時、魚の棚商店街で。書類審査を通った15人が
自慢のくぎ煮1キロを持ち寄り、味付けや独自性を競う。希望者は、往復はがきに、住所、名前、年齢、
電話番号、くぎ煮の調理上の工夫、味付けのこだわり、独自性など自慢点を記入し、31日必着で、
〒673−0846 明石市上ノ丸3−12−13 町衆明石事務局へ。
同事務局の山口さんрO90−5886−5117
 フリーマーケットは3月5日午前9時〜午後4時、明石銀座商店街と本町商店街で。
1区画2メートル×1.5メートルで百店を募集。道路使用許可申請費2000円が必要。希望者は、往復はがきに、
住所、名前、電話番号、販売品名、春旬祭のフリーマーケットと記入し、2月4日必着で、
〒673−8550 (住所不要)明石商工会議所へ。TEL078−911−1331
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イカナゴ漁GPSで進化   僚船間の連携密に
                           神戸の漁師日本初の通信実験


                                         神戸新聞 1月28日朝刊より

 神戸市内の漁師が、衛星利用測位システム(GPS)と漁業無線を組み合わせて漁船同士で位置を
把握し合う日本初の通信方式の実験を始めた。複数の船が船団を組むイカナゴ漁に活用し、効率を
高める狙い。

 イカナゴ漁の船団は、魚群探しと港への運び役を兼ねる船、漁に専念する網船の計3〜4隻から成る。
 運び役の船は港に陸揚げ後、すぐ網船と合流して再び魚群を探すが、これまでは網船の位置を
つかんでおり、濃霧や雨天で視界が悪い日などは合流がひと苦労だったという。
 レーダーは数多くの船の位置を示すため、網船の識別が難しい。また既存のGPSでは自船の位置しか
わからないため、特定の船の位置を容易に確認できるシステムが求められていた。
 新システムはGPSによる自船の位置データを漁業無線で相手の船に伝送し、GPS装置に表示させる。
伝送距離は約50`電子機器販売の上村特電(姫路市)が開発し、神戸市漁協所属でイカナゴ漁などを
手掛ける船引き網漁船、第33戎丸など4隻に搭載する。
 このほど総務省から電波免許を取得し、実験を始めた。電波障害の有無や操業の効率化などを
検証した上で、実用化につなげる。
 第33戎丸の乗組員、東根実さん(63)は「イカナゴ漁のシーズン中は、80〜100船団がひしめき合う。
勘に頼っていた位置確認がひと目で分かり、画期的な仕組み」と評価。上村特電の上村安弘社長は
「船にトラブルが発生した場合の救援にも役立つ」と話している。
イカナゴ水揚げ 今年も期待薄・・・   水産技術センター漁況予報
 超不漁の前年こそ上回るが−   稚魚成長待ち 解禁も遅く?


                                         神戸新聞 2月17日朝刊より

 播磨灘、大阪湾などで近く解禁されるイカナゴ漁について、県立水産技術センター(明石市二見町南二見)は
16日までに、漁況予報を発表した。昨年、予測を下回り近年まれな不漁になった播磨灘は、「平年は下回るが、
前年以上にはなる」とみている。
 同センターが昨年から今月にかけて、漁場で親魚の数や産卵量、稚魚の数などを調べた。
 播磨灘の鹿の瀬では昨年末、親魚一尾当たりの産卵量から求める産卵量指数は、平均より2割多かった昨年を
1とすると0.22と低かった。稚魚の数も平年に比べ少ないが、分布状況は昨年より良好といい、「播磨灘の漁獲量は
昨年を上回る」と予測した。
 一方、大阪湾では、平年並みの漁獲量だった昨年に比べると産卵量が少ないため、「昨年並みかやや下回る」
とした。
 解禁日は、この予測をもとに、漁師らが試験操業した上で決定。同センターは「過去の教訓から、網下ろしが
早過ぎると(稚魚が育たず)不漁になる恐れがある。解禁日を急がないことが必要だ」としている。
いかな号発車    自慢のくぎ煮全国へ
 明石郵便局 配達受け付け移動サービス


                                         神戸新聞 2月23日朝刊より

 イカナゴ漁の解禁を前に、明石名物のイカナゴのくぎ煮の配達を受け付ける郵便車「いかな号」が市内を
走り回っている。明石郵便局(樽屋町)が今年から始めた移動郵便局サービス。おいしいくぎ煮を明石から
全国へ届けて−とPRしている。
 同郵便局では、イカナゴがシーズンを迎える3月、くぎ煮の配達件数が例年、3万件を超えることから、
利用者が郵便局に行かなくても、受け付けができるように−と初めて企画した。
 「いかな号」は2dの郵便車一台で、荷台の片側を開けると屋台に早変わり。午前10時から午後4時まで、
配達区域の市内の東部と神戸市西区の一部を走る。くぎ煮の受け付けはもちろん、もちろん郵便や切手、
はがきの販売なども併せてする。今年のイカナゴ漁はまだ解禁されていないため、14日からPR活動で
走っており、材木町の龍谷寺敷地内には1日1回停車し、郵便の受け付けなどをしている。
 同郵便局では「明石名物のイカナゴを全国に広める意味でも多くの人に利用してほしい。解禁後は、
大勢の人が集まる場所に停車して営業することも計画中」と話している。
3月末まで。同郵便局078-911-2301
うまい フルセの空揚げ      「春旬祭」明石駅周辺で開幕


                                             神戸新聞  3月6日朝刊より

 「魚を楽しむまち・明石」を合言葉に、タイやタコで知られる明石を全国に発信するイベント「春旬祭」が5日、
開幕した。
 商店街の活性化も目的に、市と明石商工会議所、13の商店街でつくる「中心市街地まちづくり推進会議」が
3年前から始めた。毎年、イカナゴのシンコ漁が解禁になる3月上旬に催される。
 初日、人気を集めたのは、明石銀座商店街(本町一、桜町)に設けられたイカナゴの親魚「フルセ」の空揚げ
試食コーナー。大勢の買い物客が詰め掛け味を吟味した。同商店街と本町商店街に、百店舗が軒を連ねた
フリーマーケット会場もにぎわい、品定めする買い物客に「安くしときますよ」などと声がかかった。
 このほか、明石の地酒の試飲会や三木の金物市などが開かれた。
 13日まで。フルセの空揚げ試食は6日も午前11時と午後2時の2回、明石銀座商店街で。
同日午後1時時半から明石商工会議所で、明石浦漁協の山崎清張さんを講師に「おさかな講演会」もある。
中心市街地まちづくり推進会議 рO78・911・1331
魚 食べて見て学んで      5日から明石で「春旬祭」

  初のくぎ煮コンテスト フルセ空揚げの試食 写真展や講演も

                                             神戸新聞  3月2日朝刊より

 「魚を楽しむまち・明石」をPRする「春旬祭」が5日から9日間、明石駅周辺で開かれる。家庭の味を競う
「くぎ煮コンテスト」のほか、講演会、試食コーナーなどのイベントが展開される。
 イカナゴのシンコ漁解禁が春を告げるこの時期、市内の商業者らでつくる、「中心市街地まちづくり推進会議」が
開く催し。今年で3回目。
 初日は午前9時−午後4時、明石銀座商店街などで約百店が並ぶフリーマーケット。イカナゴの親魚「フルセ」の
空揚げ試食コーナーも、銀座商店街に設けられる。同コーナーは、土日曜日だけオープンし、初日は野菜や
アナゴのてんぷらも用意。本町一のサクラケーシエスビルでは、魚の目をテーマにした写真展が始まる。
 6日は、明石浦漁協の山崎清張さんが明石の魚について講演。12日は、アナウンサーの道上洋三さんが
「パーソナリティー奮闘記−歴史街道に見る私の好きな街」と題して語る。いずれも午後1時半−3時、
明石商工会議所。無料だが、同会議所へ申し込みが必要。
 今年初めて催されるくぎ煮コンテストは、13日午前11時から魚の棚商店街(本町一)の「魚の駅」で。
事前審査を通過した15人のくぎ煮を、先着200人の一般審査員らが採点する。
 期間中、駅周辺の商店街の百店が自慢の商品をPRし、人気投票してもらう。
 フルセ料理一品を無料サービスする飲食店も。明石駅コンコースではコンサートがある。
詳しくは明石商工会議所 рO78・911・1331
あかし わいわい ひろば   

                                        広報 あかし 944号 3月1日発行より

 今回は「くぎ煮についてのエトセトラ」について投稿をいただきました。ありがとうございました。

 二見町西二見 M.Rさん
 結婚して明石市で暮らすようになり、毎年この時期に町のあちこちから漂ってくるあの甘辛いにおいに
刺激されて、6年前からくぎ煮を作るようになりました。
 今では自分の家の分、実家の両親の分、遠方の知り合いの分と作るように。私も実家の両親も出始めの
小さいイカナゴが好きなので、毎年解禁とともに作り始めています。
 必死に作りすぎて、作った後は相当な肩こりに。毎年湿布を肩にはりつつ頑張ってます。こんな私の作る
くぎ煮でも毎年楽しみにしてくれる人々の顔を思い浮かべて・・・。
 息子は、毎朝くぎ煮を入れたおにぎりを食べてます。

 魚住町清水 K.Kさん
 「くぎ煮は大好き、くぎ煮があればほかに何もいらない」孫娘のこの一言が私がくぎ煮を作るきっかけに
なりました。レシピや友だちの声を大切に、心臓をどきどきさせながら始めて作ってみました。
それがなんとなんと見事に出来上がったのです。夢のようでとてもうれしかった。私も自信がつきました。
 今年ももうすぐイカナゴの季節がやって来ます。最初の気持ちを大切に頑張って作りたいと今から楽しみに
待っています。

 東野町 M.Aさん
 くぎ煮は鮮度が一番だと思い知ったのは豊中在住の時でした。
 近くのスーパーでイカナゴをみつけ早速自慢の腕を・・・と。・・・ところが出来上がったものは立つはずのクギは
みんな横たわったまま、ベタベタとしたもの・・・ショック!
 次に百貨店の予約にて購入したイカナゴを炊きました。出来上がりの見事、ご近所におすそ分け、
たちまちくぎ煮名人。
 今、明石に住み今年もにぎやかなくぎ煮パーティになりそうです。