播磨灘に春の知らせ   しんこ漁一斉に解禁

                                         神戸新聞 3月1日夕刊より

 「春告げ魚」と呼ばれるいかなごの稚魚しんこ漁が1日、大阪湾と播磨灘で解禁された。
今年は神戸港で起きた重油流出事故の影響で、解禁日がずれ込み、関係者はこの日を
待ちわびていたが、初日の水揚げは例年より少なく、あいにくの出だしになった。
 夜明け前、明石、淡路、神戸から漁船が次々に沖合いへ。明石市の林崎漁港では午前8時過ぎから
帰港し始めたが、水揚げは例年の3分の2程度だった。漁師たちは「寒さのせいかな」と苦笑い。
浜値は1かご(約25キロ)当たり18,000円前後と、昨年より高めで取引された。
 初物は早速店頭に並び、街にはくぎ煮の甘辛い香りが漂い始めた。
延期のしんこ漁 あす1日解禁へ 

                                         神戸新聞 2月29日朝刊より

 兵庫県水産課は28日、神戸港での重油流出事故の影響で延期となっていたいかなご
しんこ(稚魚)解禁日が、3月1日に決定したと発表した。
 同課などによると、漁解禁は当初、今月27日の予定だったが、神戸港の六甲アイランド南岸に
停泊中のコンテナ船から重油が流出、関係漁協が油回収作業を優先させていたため、
延期となっていた。
進呈予定のいかなご   別の魚介類に変更    明石「春旬祭」

                                         神戸新聞 2月28日朝刊より

 明石駅周辺であるイベント「春旬祭」初日の28日、駅南の明石銀座商店街で午前11時から、
先着150人にプレゼントされる予定であったいかなごふるせは、別の魚介類に変更される
ことになった。
 主催の「中心市街地まちづくり推進会議」によると、神戸港で起きた重油流出事故で、
いかなご稚魚のしんこ漁解禁が延期されるなどしたため。
いかなご漁 解禁1日に   重油流出影響で

                                         神戸新聞 2月27日朝刊より

 神戸港の六甲アイランド南岸に停泊中のコンテナ船から重油が流出した事故で、
神戸市兵庫区の和田岬沖約10キロの海上に設置されているノリ養殖いかだに油が
付着していることがわかり、26日、神戸や淡路島、大阪府の漁業者らが回収作業を始めた。
 この影響で、いかなごしんこ(稚魚)漁に関係する各漁協は、27日の漁解禁を延期することを決めた。
油回収に集中したいとの提案を受けたもの。当面、解禁は3月1日とするが、油回収の進み具合に
よってはさらに延期することもあるという。
いかなご漁あす解禁 

                                         神戸新聞 2月26日朝刊より

春到来を告げるいかなごの稚魚のしんこ漁が、27日に大阪湾と播磨灘で解禁される。
船びき網漁業者でつくる検討会が決めた。沿岸の16漁協が24日に試験操業を実施し、
兵庫県立水産技術センター(明石市)が成育状況を調査。データをもとに、25日の会合で決定した。
解禁日の昼すぎには、播磨や京阪神の店先に新鮮なしんこが並びそう。


           ※ 明石 魚の棚では、昼前には店先に並ぶでしょう!
春旬祭 28日から多彩な催し

                                        市政だより あかし 2月15日

 「中心市街地まちづくり推進会議」では、2月28日〜3月7日に「春旬祭(しゅんしゅんさい)」として、
明石駅周辺で多彩な催しを開きます。
一店逸品コンテスト
      駅周辺の70店舗が、魚にまつわる食品や雑貨を「明石逸品」として販売し、
      人気投票を実施(当店のいかなごのくぎ煮がエントリーされています)
いかなごふるせ情報コーナー
      時間/午前10時〜午後3時まで(土、日曜日は午後4時まで)
      会場/白川ビル1階(明石銀座商店街)
      内容/いかなごふるせ料理の展示や相談
          (2月28日、3月6日午前11時からいかなごふるせを各日先着150人に無料配布)
フリーマーケット
      時間/2月29日午前9時〜午後4時
      会場/明石銀座、本町商店街アーケード下
お魚講演会
      時間/3月7日午後1時30分〜3時
      会場/明石商工会議所
      テーマ/明石の魚のおもしろい話
      定員/200人
      参加費/無料
      申し込み/2月16日午前9時から同会議所で先着順に電話受付

                  お問い合わせは同会議所TEL078−911−1331へ
ふるせ漁3日解禁 播磨灘 漁獲量は平年並みか

                                 神戸新聞 明石版 1月30日朝刊より

 いかなごの1−3歳魚を対象にした播磨灘のふるせ漁が2月3日、一斉に解禁される。同海域で操業する
育波浦(津名郡北淡町)、明石浦(明石市)の両漁協が28日、沖合で網の試験引きをした結果をもとに決定。
昨年とほぼ同時期の解禁で、漁獲量は「平年並み」とみている。
 ふるせしんこ(1歳未満魚)よりも脂のうまみが濃厚。くぎ煮、釜揚げ、みそ煮などの食べ方が好まれる。
漁獲量を管理するため、解禁日が設けられている。
 県内のふるせ漁獲量の9割を占める育波浦漁協からはこの日、午前7時半に漁船3隻が沖合へ。
2隻がペアで網を引き、1隻が魚を積み込む「船網」という漁法で、約2トンを水揚げした。
 魚は見の水産技術センター(明石市)に持ち込まれ、肥え具合や産卵状態を検査。この結果をもとに、
漁協関係者らが午前11時から協議して解禁日を決めた。
 今年はほとんどが1歳魚で、サイズは平均11センチと小ぶり。シーズン中の漁獲量は500-1000トンと
予想している。ふるせ漁は、しんこ漁が始まる2月下旬まで続く。
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