味自慢くぎ煮コンテスト  10、11日「春旬祭」明石駅周辺商店街 
                           


                                             神戸新聞  3月1日朝刊より

 今や全国ブランドとなったイカナゴ。「魚を楽しむまち」をPRする明石駅周辺の商店街で10、11の両日、
「第5回春旬祭」が開かれる。
 漁の解禁に合わせた「私の味自慢くぎ煮コンテスト」(10日11-14時、魚の棚商店街)では一般審査員
200人を募り、味を採点。イカナゴの親魚フルセの「から揚げ試食コーナー」(無料、なくなり次第終了)では
旬の味覚を楽しめる。地場の野菜を手ごろな価格で販売する「あかし元気市」や、市内の商店が出品した
自慢の味を投票で決める「一店逸品コンテスト」、フリーマーケットやまちかどコンサートなど多彩なイベントも。
両日とも9−16時。雨天決行。明石地域振興開発рO78・915・5210
くぎ煮の季節到来  イカナゴ・シンコ漁解禁 
                           
       主婦らさっそく店へ  市、紹介リーフレット発行 

                                             神戸新聞  3月1日朝刊より

 イカナゴのシンコ漁が解禁になった二十八日、魚の棚商店街(本町一)では水揚げされたばかりのシンコが
鮮魚店に並び、解禁を心待ちにしていた主婦らが詰めかけた。また、シンコ漁のシーズンに合わせ、明石市は
くぎ煮を紹介するリーフレット「明石の春をお届けします。(あかし・くぎ煮物語)」を発行した。名物料理の知名度を
さらに向上させる狙い。

 同商店街の鮮魚店では同日午前中、シンコが1`千円で一斉に並んだ。鮮魚店「かねき」の藤原真吾さんは
「午前中に完売したが、様子見の客が多かった」と話した。「滝野商店」の滝野吉生さんは「水揚げが少なかった
ようだが大きめで品はいい」と笑った。
 イカナゴを十四`購入した神戸市西区水谷の主婦柏木博子さん(三六)は「ずいぶん大きかったので、母親の分も
買った。帰ってくぎ煮にします」と話していた。
 一方、リーフレットは、くぎ煮を自分で作る市民らが、知人らに発送する際に一緒に同封してもらおうと市が作製。
くぎ煮の魅力を全国へ広める狙いで、市内の食品や食材を販売するインターネットショップ「明石ISM」のPRも
兼ねている。
 内容は、くぎ煮の調理法や、漁場、イカナゴの生態など。無料で三万部作った。A4版三つ折り。市役所や各市民
センター、明石観光案内所などで配布している。また、郵送による配布も受け付けており、百四十円切手を同封し、
名前、住所、電話番号を記し、〒673-9686 中崎一丁目五ノ一、明石市産業振興部商工労政課まで。918-5098
「安全・安心」のぼりでPR  いかなご漁きょう解禁 神戸中央卸売り市場 
                           

                                             神戸新聞  2月28日朝刊より

 二十八日にイカナゴ漁が解禁になるのを前に、「神戸本場 いかなご」と書いたのぼり五十本がこのほど、
神戸市兵庫区中ノ島の市中央卸売市場前にお目見えした。のぼりの作製は初めて。
 市場で扱う商品の「安全・安心」をPRしようと、中央卸売市場運営協議会の本場活性化対策委員会と
市が企画。白地に青色の文字で「神戸本場 いかなご」と大きく書き、魚や野菜が並ぶ同市場のロゴマークを
添えている。
 神戸水産物卸協同組合常任理事の岸本圭造さん(七〇)は「今年は暖冬などの影響でイカナゴは
少ないようだが、くぎ煮にちょうど良いサイズが期待できる」と話していた。
シンコ漁28日解禁          播磨灘、大阪湾 
                           

                                             神戸新聞  2月25日朝刊より

 大阪湾と播磨灘の漁業関係者が参加する「イカナゴ漁網下ろし検討会」が二十四日、淡路市内で開かれ、
瀬戸内海に春の到来を告げるイカナゴのシンコ(稚魚)漁の解禁日を二十八に決めた。網入れ開始時間は
鮮魚店やスーパーなどの店頭に、甘辛く味付けする「くぎ煮」向きのシンコが並び始める。
 二十三日の試験操業で集めたシンコの成長状態を、兵庫県立水産技術センター(明石市二見町南二見)が
調べた結果を参考に、解禁日を決めた。時期は例年並み。
 同センターが十四日に発表した漁況予報では、漁獲量は昨年を下回る見込み。暖冬の影響で季節風が弱く、
シンコが産卵場に滞留しがちだったため親魚に食べられ、減少しているという。
2007年3月2日
イカナゴシンコ漁      暖冬影響、今年は少なめ 
                           県立水産技術センター予測


                                             神戸新聞  2月14日朝刊より

 県立水産技術センター(明石二見町南二見)は十三日、今春のイカナゴのシンコ漁の漁況予報を発表した。
暖冬の影響で播磨灘、大阪湾の分布数が少なく、漁獲量は昨年を下回るとみている。
 同センターは、昨年十一月から今年一月にかけて、産卵場の明石市西部沖で親魚を調べた。大きさや
一匹当たりの産卵量などから求められる「産卵量指数」は、昨年の1.51倍と高かった。
 しかし、一月に播磨灘や大阪湾の漁場で行った稚魚の分布調査では、両海域とも昨年より数が少なく、
体長も小さかった。暖冬で西から吹く季節風が弱く稚魚が産卵場に滞留しがちだったため、親魚にたべられて
減少したとみられる。
 兵庫県と大阪府の漁業関係者は近く、漁の解禁日を決めるための試験操業をする。
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2007年 いかなご新子漁の解禁日は2月28日です。
新物くぎ煮販売開始!
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