10.08.12-16 10さんいん1300 #3
08.14<3日目>
14
ネットカフェは冷房が効きすぎて寒い。
毛布とタオルケットを借りても寒かった。
眠りは浅く、
結局3時間ほどウトウトし、
5時間滞在して店を出た。
(23:20)
やはり曇り。
星が見えない。
まだ日付は変わってないが、
花火は終わってて、
家路に着く車や人がまだ残っていた。
とにかく出発。
郊外へ進むのでどんどん寂しくなる。
途中補給のために一度コンビニストップ。
(23:30)
氷と水を補給しようと思ったら・・・
ボトルが無い!?
さっきのネットカフェや・・・
ボトルだけ置きっ放しやったからなぁ。
買ったばかりの断熱ボトル、
短いお付き合いでした・・・
諦めて水はペットボトルのまま、
ホルダーに突っ込み出発。
小串を過ぎると海沿いにでる。
右手に絶景の海があるはずも、
曇りの夜は漆黒の闇。
波の音と風の音しか聞こえない。
去年昼間にここでキレイな景色を撮ったけど、
まったく違う印象。
(0:50/354km)
15
海沿いに、
緩いアップダウンを繰り返して進んでいるが、
景色が見えないと退屈。
去年昼に走った時の、
景色を思い出しつつ進む。
やはり眠りが浅かったのか、
この頃程なく睡魔が襲う。
駅舎を見つけるが、
照明が人感センサーライトなので、
中に入ると電気が点く。
これじゃ寝れんやんか!!
眠気をこらえつつ、
特牛(こっとい)に着く。
ここから寄り道して、
角島(つしま)大橋を渡りたかったが、
夜では絶景も望めない。
来年の楽しみと断念。
16
下関市から長門市へ抜ける峠に差し掛かる。
眠気に惑わされ惰性で走っていると、
暗闇から物音。
久々の野生動物!?
一気に目が覚めた。
峠にあるコンビニに飛び込んで一息つく。
(2:20/375km)
眠ろうと試みるが、
車の出入りが激しく断念。
去年休憩した伊上海浜公園に行ってみるが、
暗くて無理。
ふと見ると伊上駅に良さげなベンチ!
自転車ごと駅舎に入れ、
仮眠。
15分ほどでカナブンに起こされ出発。
(3:30/386km)
ようやく下関市と別れ、
長門市に入る。
長門古市で走りながら意識がフッと途切れ、
路肩の縁石にぶつかる。
幸い本人も自転車も無傷。
これはイカン、
近くのバス停のベンチで横になり仮眠。
4時半ころなので、
誰もいないと思っていたら、
結構散歩してはるやん!
その方々と話しこんでしまい仮眠失敗。
ヨロヨロと走りながら長門市街到着。
(5:00/405km)
やはり眠いので、
駅前のスーパーのベンチで仮眠。
15分ほど横になって出発。
夜が明けてきた。
(5:25)
17
市街を出てバイパスを避け、
旧道を三隅市街へ。
車の通りが少なく快適に進み、
湯免温泉の手前でコンビニストップ。
(6:00)
峠越えを前に朝からパスタで腹ごしらえ。
充電完了、
萩へと向かう鎖峠を登ります。
去年は夕刻で、
あせって登りましたが、
今年は早朝。
暑くなる前で良かった。
必死でペダルを回して登る。
やはり脚が鈍っているので重い。
それと怪我をした右太ももが張る。
ここはトンネルの向こうに、
まだ登りが続くいやなポイントがある。
まあ知っているので絶望することなく何とか峠越え。
一気に下ると思いきや、
まさかの登り返し・・・
疲れ果てて途中の自販機で一服。
ようやく萩市街に到着。
(8:00/432km)
18
朝早いので、
観光客もいない。
しずかな街並みをのんびり走って眺める。
が、
やはり眠いのでベンチを見つけて15分仮眠。
ようやくすっきりした。
そろそろ店が開きだす頃なので、
まず夏ミカンソフト。
素材にこだわっているのであえて着色せず、
白いままのソフトは、
ちょっぴり苦味があって、
さっぱりといただけました。
19
しばらく散策し、
「モーニングうどん」の看板をあげる店に。
去年入れなかった「どんどん」や。
朝からスゴイ人が並んでいるので期待大!
前の人を真似して、
肉うどんを注文。
「もずくトッピング」なる文字が気になり、
それを追加。
見た目とは違い、
出汁も面も具も超美味でした。
うどんを食べている最中、
会社の若い衆が近くのホテルに泊まっているとメール。
店を出て待ち合わせの東萩駅へ。
いました!
しばし談笑し、
差し入れに水500mlペット2本、
飴3個をもらって別れました。
こちらは東に、
あちらは西に、
旅は続きます。
20
萩を出てさらに海岸線を進みます。
阿武町を過ぎ、
目の前にキャンプ道具満載の自転車発見。
追い越し際に見ると「エンペラー」のロゴ!
おっ!
同じ自転車を見るのは初めてやないか!?
しかしペースが違うので、
挨拶を交わして先に行きました。
須佐でもう一度萩市に。
(11:40/471km)
田万川の道の駅に止まると、
はじめて参加者の方と会った!
年配のOさんで、
家族3名で参加しているとの事。
昼食を済ませたところで、
そのまま出発されました。
まだお腹は減っていないので、
ここでも桃ソフト。
(12:30/479km)
濃厚な味がとても美味かった!
21
益田まではやや長い目の峠が2つ。
仏峠と人形峠。
緩い勾配ながらも疲れがでて登るのに苦労する。
交通量の多さも嫌になった。
ここを過ぎれば海岸沿いの長い直線。
徐々に街が近付き、
気がつくと益田市街に到着。
(13:30)
PC5のチェックにコンビニでアイスを購入。
先を走っているはずのOさんが通過。
ここには山陰では貴重なネットカフェがあるけど、
多分眠れないから利用するつもりはなく、
思い切ってここから松江まで輪行ワープする事にした。
足を休められるし、
列車で弁当を食べれるし、
松江のホテルで風呂に入って眠れる。
決定!
22
国道9号線に合流するとすぐに駅に向かい、
早速輪行の準備。
(14:10/500km)
まずはコンビニでトランクス購入。
レーパンを脱ぎたかった!
駅のトイレで着替えようと思ったら、
見た事のある人・・・
主催のひげ丸さんや!
ワープ前の弛んだ姿をしっかりと写真に撮られてしまいました・・・
発車時刻を気にしながらパッキング、
コンコースに入って弁当を物色。
あまり良いのが無いので、
サバの巻き寿司を購入。
15時過ぎの列車にのりこみ、
さあ食べようと思ったら意外と混雑・・・
それでも肩身を狭くして食べましたけどね。
23
途中浜田で乗り換えて、
ゆられる事4時間、
19時過ぎに揖屋駅に到着。
今年は松江市街を列車で通過してしまい、
「神代そば」をまた食べ損なった。
まあ、
来年以降の楽しみとして、
取っておこう。
駅前で組み立てて数キロ走ったら、
(後で調べたら東松江駅の方が若干近かった・・・)
PC6のホテルルート9着。
ひげ丸さんとかつおさんに迎えられました。
丁度到着されたFさんと、
風呂でしばし話し、
ウエアを乾燥機にいれ、
部屋で軽く差し入れをいただいたあと、
久しぶりに布団で仮眠しました。
3日目終了。
<続く>
update 10.10.02