Be a KIMONO-Beauty!・・・・・・・・・着物美人に見せるツボ
スマートで美しいイスのすわりかた
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イスに座るとき、一番さけたいこと・・・・それは、後ろの裾がだら〜りと床について、上前・下前がだらしなくはだけそうになることです。
何も考えず、何もしないで、そのままドサッとイスに腰掛けてみてください。
きっと、前述のような、なんともだらしのない座り方になっているのではありませんか。
では、そうならないためには、どんなふうに座ればいいのでしょう。
私が以前おそわって、今も実践しているスマートで女らしい座り方を紹介しましょう。
@まず、イスの前に立って、ふくらはぎ または、膝の裏あたりでイスの座面をさぐります。
A右手で上前を少々、引き上げます。
B心待ち右斜めを向いた感じで、そのまま膝をおっていきます。(左肩を落としていくようにすればOK)
イスに浅く腰掛けるのですが、
その直前に引き上げていた上前を左手に変えておさえ、あいた右手で後ろの膝の始末(おさえるようにする)をします。
右斜めをむいて(両膝とも右斜め方向をむいています)、イスに浅く腰掛けた状態になっていればOK。
Cそのまま、もう一段奥へ深く座りなおします。
以上です。
この座り方は、見ていても曲線のもつカーブとても美しく、女らしい感じがします。
ポイントは2回に分けてすわること。
最初は斜めがけで浅く、2回目は正面に深く座りなおします。
難点はといえば、荷物をたくさん持っていると、やりにくい所でしょうか。
ハンドバックひとつくらいなら、左手にもってでも大丈夫です。
最初はもちろん荷物なしで、練習してみてください。
裾が地面にすれると、そこが黒く汚れてしまって、後のお手入れが大変です。
とくにお茶会など、戸外で座って待たなければならないような時には、特に注意してください。
ちょっとしたつぼを押さえるとことで、安心と女らしさを一度に手に入れることができるなんて・・・・素敵でしょ!