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Be a KIMONO-Beauty!・・・・・きもの美人にみせるコツ
松健から盗む!立ったままのお辞儀の仕方
最近ではたとえ着物をきていても、すわるより立ったままお辞儀をする方が多いのではないでしょうか?
この時困ってしまうのが、そろえた手のもっていき場所です。
私の場合、左手の指をそろえ、親指は中にしまいます。それを、やはり指をそろえた右手で軽くにぎります。
そして、サァ、その手をどこに持っていくのか・・・・・・それが問題だ (笑)
そのまままっすぐに下ろしてくると、ちょうどヘンな所=大事な所(笑)をかくしているような形になるんです。
「これではちょとなー」 と以前から思っていました。エレガントさに欠けますものね。
そんな時、TVでみたのが、アノ 『マツケンサンバ』の舞台中継。
サンバも踊り終わって、もう舞台も終わり、という時に、舞台から客席に松健さんがお辞儀をしていました。
そのときの手の置き場所がまっすぐ前ではなく、右太ももの上あたりだったんですよ。
それを見て、「ナールホド」と思いました。こうすればいいんですよ。
こうすれば、少し体をひねることになりますよね。
そのせいで、女らしいライン=色っぽいラインというものが出てくるんです。
松健さんもこんなところで、色気というものをかもし出しているのかもしれませんね。
といっても、舞台から客席へのお辞儀はかなりへりくだった大げさなものですから、あそこまでする必要はないでしょう。
では、さっそくトライしてみましょう。
右足を半足分くらい前に出して立ちます。少しだけ右足を内向きにした方がカッコイイようです。
前述のようにそろえた両手を、右太ももの上におきます。
軽く軽くひざを曲げながら、頭を下げていきます。
ひざを曲げすぎると、玄人さんのようになるので、気をつけましょう。
そして、これらの動作をゆっくりと行うこと。
ペコペコしていたのでは、そこにエレガントさは感じられません。相手の目を見つめてから、ゆっくりと頭を下げていきましょう。
相手によって、頭の下げ方も違ってくると思います。
かなり深いお辞儀をする時は、頭を下げていくにしたがって、そろえた両手もひざの方にすべらしていってはどうでしょう。
軽いお辞儀の時は、ひじををもう少し曲げるだけで十分です。
でもこの時、ひじを張ってしまわないように。脇をしめて、ひじは後ろ方向に曲げていきます。
どうですか?
ここに紹介したのは、私の方法です。
どうぞあなたも、全身鏡でさっそく練習してみて下さい。
美しくエレガントな女らしいお辞儀に相手の人は面食らうかもしれませんね。(笑)