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Be a KIMONO-Beauty!・・・きもの美人にみせるコツ
手先・指先
突然ですが、日舞と洋舞の共通点って、何だと思います?
第一に姿勢をよくすること、これは重要です。
第二は指先まで神経を行き届かせ、指と指の間を開かないことです。
日舞では親指以外の4本の指はキッチリとそろえて伸ばし、親指はその内側におりこんで、しまっておきます。
そして、場合によっては少しそらし気味になるまで力をいれることもあります。
洋舞のほう、とくにバレエではこの状態からウンと力をぬき、親指は少しはなし気味にして内側に自然に流します。
他の指もそれぞれ指先をビミョーにずらして段差をつけながら、腕から手首そして指先へと自然な流れが出来るように伸ばします。
この時、二つの踊りに共通しているのが、ぜったいに指と指の間にスキマをつくらない、指を開かないということなんです。
スキマをつくるとどうなるのか?
先生から、きびしいご注意がとんできます。「キタナイ指をしない!」 「品のない手をしない!!」
そうなんです。
指と指の間にスキマができているだけで、たったそれだけのことで、全体の印象がなんとはなしに汚らしく、ガサツに見えるんですョ。
ということは、指の間を注意してキッチリとそろえれば、それだけでずい分印象は良くなるはずです。
「大人の女ですもの、指先までおしゃれして・・・」
そう思って、ネイルアートをしているあなた。そんなふうに目立たせた指先に神経はかよっていますか?
無神経な状態ではせっかくのネールアートも悲しいですよ。
少しだけ意識してキッチリと指をそろえるだけで、あなたの印象はまったくちがってきます。
「あそこ」 と指を指すときも、親指を中にしまってみてください。それだけでずい分優しい印象になるでしょ。
髪をさわる時、なにか物をつかむ時など、わしづかみにしないで、指をそろえてやさしくやってみてください。
人前では 見られている自分 を意識するんです。
そうすることがきもの美人への近道なのではないでしょうか。
見られてこそ、美しくなるのが女性ですから・・・・・・・・♪