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Be a KIMONO-Beauty!・・・・・・裏ワザ & Idea
     衿あわせで決まる かわいらしさ・大人っぽさ

<舞妓さん> といえば、肩上げをした華やかなきものにだらりの帯、ポックリをひびかせて祇園の町をはしりまわってる、
そんなイメージですが、普段の舞妓さんて知ってますか?

まぁ、普段といっても、見られるのがぉ商売ですから、私の普段とはわけがちがいますが・・・・・(笑)

やっぱり日本髪で(舞妓さんは自前の髪で結いますから)、 肩上げの付いたきものを着ています。

いまどきの舞妓さんは、どんなに小さくても15才くらい。15才といえばケッコウ背も高いし、手足の長い子もいます。
それでもやっぱり、肩上げの付いたきものを着ています。

この肩上げがあるのとないのとでは、可愛らしさというか、見た人にあたえる幼さの印象が全然ちがいます。

15才で肩上げなんて、常識から考えるととってもおかしいのです。
私の10才の娘も、もう肩上げなんてしていませんから。

でも、そこが伝統をおもんじるこの世界、舞妓さんがもっと幼かった頃の名残をそのまま残しているということなんでしょう。


そして、舞妓さんの可愛らしさをあらわしているもうひとつの工夫が、その着付けにあります。

それは、夜のお座敷着でも、普段着でも、衿あわせをおもいっきり深くしていることなんです。


一般に、衿あわせを深くすれば可愛らしく、浅くすれば粋になる、といわれています。

10時10分ならキュート、11時5分なら粋、 そんなふうに言う人もいますね。

年をとったら可愛くしてはいけない、ということはありませんよね。

そのきものとその人の持つフンイキによっては、それはピッタリくる事もあるでしょう。

その昔、郷ひろみ とうわさになった芸者の かつの さん、あの人は今でも舞妓時代のように深めの衿あわせで着付けています。
あの人のもつフンイキにあってますよね。  まぁ、美人は何をしてもゆるされるのですが・・・・・(笑)


そうかと思えば、ピンク系のかわいい感じのきものを、ものすごく浅い衿あわせで着ているシニアの人を見かけたことがあります

きものとその人の持つフンイキがあっていないのか、きものと着方があっていないのか・・・・・
あまり品のいいものではありませんでした。

気をつけたいところです。

『粋と野暮とはかみひとえ』 とは、よく言ったものです。


でも、衿のあわせ方を変えるだけで、[かわいい] と [粋] のまったくちがった印象を与えることが出来るきものって、
奥がふかいです。

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