Copyright (C) TOMO 2004 All right reserved
Be a KIMONO-Beauty!・・・・・・・・Preparation
はきやすい草履 for you
あなたの草履ははきやすいですか?
はいていて、足が痛くなったことはありませんか?
その草履、どこで買いましたか?
そもそもあなたのその草履、本物の草履ですか?
やつぎ早に質問ばかりして、ごめんなさい。 ペコリ m(__ __ )m
おろしたばかりの草履が痛かったら、あなたならどうします?
自分で鼻緒をひっぱる!・・・・・・・・・・そう、自分でできることって、そんなものですよね。
でも、それで痛かった草履が痛くなくなったことって、ありますか。
少しよくなったような気がしても、ヤッパリまた痛くなってくる・・・・私の場合はそんな感じです。
それでは、買ったところに持って行って、鼻緒をなおしてもらいましょう。 ちょっと面倒ですけどね。
「ナニ? デパートで買った?!それもバーゲンで!」
ありゃァ、それならちょっとムリかも・・・・・。
そもそもデパートには、ふつう鼻緒を調節してくれる職人さんが常駐してません。
だから、買うときにも鼻緒の調子を見てもらえないし、まして後からもって行ってもムリというものです。
そしてもうひとつ、デパートで売っているバーゲン品の草履の鼻緒が調節できない理由があります。
私もデパートのバーゲンで買った草履の鼻緒をゆるめてもらおうと思って、わざわざ都会の専門店にもって行ったことがあります。
でもそこのおじさんは、私がデパートで買った、と言うやいなや
「それじゃあできない!」とすげない返事。
「やはり、ここで買ったものでないとダメなんですか?」と聞いたところ、
「いや、デパートで売ってる草履は、いわゆるコスト削減のため、鼻緒の長さをギリギリにつくってある。遊びの部分がほとんどない。
だから、締めることは出来ても、ゆるめる事はむずかしい」 そう言われました。
そして、その時にこんなことも教えてくれたんです。
スポンジ底のものや、一見草履のように見えても、裏に鼻緒をすげた後を隠しているフタのないもの、
あっても盛り上がりのないもの(フタがただの飾りになってる)、こういうものは鼻緒の差し替えも調整も出来ない、と。
これらのつくりはサンダルと一緒で、天板に鼻緒を差し込んで台と接着した物なので、鼻緒の調節や交換は出来ないらしいんです。
と言うことは、やはり買うときには、草履専門店で本物の草履を買わないと、ゆくゆくソンだってことでしょうね。
そして、その時にシッカリ鼻緒も調節してもらう。
出来ればそのデータをシッカリ保存してもらって、調子が悪い時はいつでも、気軽に直してもらえる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなお店、あなたの近くに、あります?
残念ながら私の近くにはありません。
昔はたくさんあったのでしょうね。あなたの街にも、私の街にも。でも、どんどんつぶれていくか、靴屋さんに鞍替えしています。
じゃあ、どうしましょう?足の痛くなる草履なんて、もう2度とはきたくないから、お蔵入りですかねぇ。あ〜〜、もったいない。
いえいえ、どうぞご安心ください。その足の痛くなる草履を履きやすい草履に変えちゃいましょう。
鼻緒ごとすげかえて、新しいはきやすい草履にするのです。
そんなことをしてくれるお店を、私があなたのために探してきました(笑)
もちろん24時間営業です。今あなたがはいているその草履も、鼻緒さえここで買えば、すげかえてくれます。
そしてここのスゴイところは、あなたの足の資料を永久保存!してくれるところです。
そして、これがハンパじゃないんです!
あなたの足の長さ、横幅はもちろん甲の高さ、親指の長さ、親指の高さなどを登録するんです。
そして、そのデータに合わせて鼻緒をすげてくれるっていうわけです。
それでも足にそぐわなかったり痛かったりした時は、花緒の再調節は何度でも無料なんです。
送料は負担しないといけませんけどね。
このお店は はきもの おしゃれ工房 さいと 。 楽天市場でも超人気の★★★★★ のお店です。
こうして、あなたの足にあわせて鼻緒をすげてもらった草履は、台からかかとが離れることもなく、とても軽く感じるのが特徴です。
それでも、予算の都合上どうしてもデパートのバーゲン品を買いたいというあなた!
鼻緒はフツーについてるままで大丈夫という強靭な足の持ち主のあなた!
はきやすい、歩きやすい草履の条件を知って買うのとの、知らないで値段だけで買ってしまうのとでは違うはずです。
私が特別にあなたに教える <はきやすい・歩きやすい草履の条件>
それは、 【かえり】のいい草履を買う ということです。
【かえり】 って何?
草履でも、靴でもかかとから着地して足の裏全体、そしてつま先でける、と言う動作をくりかえします。
この動作を 【かえり】 っていうんです。
靴はやわらかいので、それ自体がよく曲がります。【かえり】 がいいわけです。
反対に草履や下駄はそれ自体は硬くて曲がったり出来ません。だから人間の足の方で【かえり】をよくするようにしないといけないのです。
靴よりも草履や下駄が歩きにくいといわれる理由はココにあるのです。
草履や下駄をはくとき、かかとを台から1cmほど外側へ出るようにはきますよね。
それも、そうする事で台がすこし引っ込んだ構造になって【かえり】が取リやすくなるからなんですって。
【かえり】のいい草履かどうかを見極めるには・・・・・・・
@ 真横から見て、つま先にそりがあって、かかとの部分が斜め内側にカットされている
A 平らな所において、かかとを上から軽く押すと、つま先がたくさん上がる。
あまりつま先の上がらないものは【かえり】の悪い草履です。
歩きやすい草履と、あなたに合った鼻緒で、快適なきもの美人への道を歩もうではありませんか!ドン!(笑)。