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実録・着ない着物をお金にかえる方法 1
「もう着なくなった、着れなくなった着物を整理したい」とはズット以前からおもっていました。
でも、根っからの無精者のせいもあって、なかなかできません。
実は私をそんな無精者にしているのには、もっと大きなわけが・・・・・・
着物好きのあなたならわかってもらえると思いますが、やはり捨てがたい愛着が・・・・(笑)
そうは言っても、舞台用に作ったけれどお師匠さんとイメージが合わず着るのを断念したものや,さすがに派手すぎる訪問着など、
「もう、着ないだろうな」というようなのを、思い切って処分してみようと思うわけです。
候補はこの3枚です。
NO.1 |
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●新品しつけ付き、まったく着ていません。白・黒の変わり格子です。 とっても粋な着物に仕上がってます。 歌舞伎で言えば、洗い髪の[お富さん]が緋色のぬか袋をチョイトくわえて、 素足に下駄で出てくるような、そんなイメージでつくりました。 ●ポリエステル100%、ちりめん風のボテッとした生地です。 ●実は、舞台用につくりました。そのため、裾回し、八掛けともに、 少しインパクトのある鮮やかな水色を使っています。 ●そして、“フキ”(その水色の裏地をすこし表から見えるように出す事)も、 通常のものより心もち多めに出しています。 ●個性的な人なら、街着やパーティー着として着こなす事も可能だと思います。 (私も、かなり迷いました・・・・今でも・・・笑) ●身丈4尺2寸(約160cm)、裄1尺8寸(約68cm)、袖丈1尺3寸5分(約51cm) ●高級手縫い仕立てです。 ●参考までに、購入価格は全て込みで\30,000くらい。 ●買い取り希望価格は¥10,000。 |
NO.2 |
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●2回程着用。 ●ピーコックグリーンのような新橋色の綸子地の訪問着。シルク100%です。 ●写真のように上前から後ろ見ごろ、そして下前にかけて流れるように美しい 洋花が描かれています。辻が花風(?)の感じがしないでもありません。 ところどころ葉っぱの先がクルリと巻かれており、アラベスク模様を連想させる ふしもあります。 後は、左肩の部分と左袖に同じような模様があります。 ●模様部分の地色には少しぼかしの濃淡がみられます。 ●模様の色は、金・薄紫・薄緑を主体にしたパステルカラーで、 やさしい雰囲気にまとめられています。洋花の輪郭のほとんどを、 金色で囲ってあり、触ると盛り上がった感じです。(刺繍ではありません) ●左袖の前身ごろに近い部分に、直径8mmほどのシミと、 その近くに点のようなシミを発見!見る角度、光のあたり具合によっては 薄く浮かび上がるかな、と言う程度ですが・・・。 ●八掛けは共八掛け(表地と一緒に染められている)になっています。 ●もちろん、高級手縫い仕立てです。 ●身丈4尺2寸(約160cm)、裄1尺8寸(約68cm)、袖丈1尺3寸5分(約51cm) ●参考購入価格は\120,000。 ●買い取り希望価格は¥40,000。 |
NO.3 |
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●2回程着用。 ●瑠璃紺の訪問着。(写真より一段渋いです) ●100%シルクの綸子地です。 ●八掛けは葡萄(えびぞめ)のぼかしがついてます。 ●模様は写真のように上前から後ろにかけて、白いぼかしの中に、あやめ・松・ おしどり・梅・椿が薄紅やグレー系濃淡・藍色系濃淡・水色などで、 滅紫(けしむらさき)と薄紫の波模様の中に浮かんでいます。 ●左肩と右背には、あやめが、左袖前と右袖後ろには松とあやめが、 それぞれ、波模様の中に浮かんでいます。 ●滅紫の波模様には、金のツブツブがはいってます。 ●最高級手縫い仕立て。 ●身丈4尺2寸(約160cm)、裄1尺8寸(約68cm)、袖丈1尺3寸5分(約51cm) ●参考購入価格は\100,000。 ●買い取り希望価格は¥30,000。 |
※色名は 日本の伝統色 を参考にしています。
さて、私がいろいろとリサーチしたところ、「着物をお金にかえる方法」にはこんなものがある事がわかりました。
◆リサイクル着物屋さんに買ってもらう。
◆リサイクル着物屋さんで、委託販売してもらう。
◆ネットオークションで売る。
の3つの方法です。どうでしょうか?どれが一番高値で売れるでしょうか?
では、いよいよ実践のはじまり、はじまり〜〜〜♪