福祉と輻射設備


福祉関係で、輻射冷暖房との関連性があるのか?と思う方もいる事と思います。実は色々関係があり、私達も、福祉施設での輻射設備を導入させて頂いています。

福祉関係と輻射設備について

福祉施設などで、暖房を採用する場合に、エアコンなど検討されると思います。ただエアコンなどは乾燥しすぎたり、風などが身体に当たる事に過敏に反応をされたり、エアコンの音などが苦手な利用者様がおられる場合があります。

床暖房で暖房する事で、室温20℃前後、湿度を40%程度を保つので、低湿度にならず冬に多くなるインフルエンザや風邪にかかりにくい状況を作ります。
皆さんが同じとは言えないですが、抵抗力が低下された方、お子様にも安心して使用して頂ける暖房システムです。

人の集まる食堂・コミュニケーションルームなど共用部に最適なシステムです。

風が身体に当たる、音が気になる。そのような方にも床暖房や輻射冷暖房パネルは、音・風が出ないので安心して使用して頂けます。身体に優しい冷暖房システムです。

廊下等暖房器を設置しにくい部分の暖房

廊下やトイレなど、通常の暖房設備機器を設置しにくい場所にも、暖房設備として床暖房は最適なシステムと考えております。例えば、トイレ等にポータブル的な暖房器具を設置した場合、車いすを使用される場合トイレに近づけることが難しい場合などがあります。小さな事ですが、輻射設備で、ご本人さんが自立しやすい環境を考えていきます。

福祉施設の導入事例

社会福祉法人 竹毛希望の家
障害福祉サービス事業所 ちくもう

「働きたい」をサポートします。

{事業内容}
  生活介護 就労継続支援B型

  京都府福知山市昭和新町100番地

利用者さんが、快適な空間で作業する上で床暖房は音も出ず集中でき、足元から温め集中できる空間は最適と言えます。

福祉施設以外にも、幼稚園や保育園にも床暖房の施工事例が多数あります。小さな、お子様安心で快適に、冬も裸足で園内を走り回れる環境を大事にします。

福祉の為の住宅改修工事

福祉に関わる住宅改修工事で、輻射設備を導入し住宅改修を行う事もあります。その施工事例をご紹介します。

住宅改修工事の施工事例でもご紹介させて頂いた、豊能町のお客様の住宅改修工事でも低温水床暖房を採用頂いています。

介護保険などによる住宅改修工事

介護保険による住宅改修工事は、最大20万円まで補助金が出ます。但し一部は自己負担になります。また、この制度を活用出来る方は、「要介護・要支援認定」を受けられる方になります。

自己負担額
65歳以上の方       1割負担
一定以上の所得のある方  2割負担
現役並みに所得のある方  3割負担

工事開始前に、市町村に申請を行う必要がありますので、詳しくはお住まいの、市町村にご相談ください。
※ 床暖房敷設工事での介護保険制度の適用外になります。