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今の母屋が建て替えられた時に井戸から這い上がって来ました。やっと息ができます。
覚えているかい〜故郷の空を〜♪・・今でもいい音出します。お父さんだけが時々じっくり聞いてくれまず。
竹作りの酒樽?蔵で煤だらけになっていましたが、何とか腐らずにここまで来ました。
昔は冬場に大活躍しました。引き出しも沢山ついていて便利がられていました。
さなぼりなどの祝いごとがあるときは、農家の人が沢山母屋に集まって、一杯酒を入れてわいわいガヤガヤやったものです。
当時はハイカラな・・とよくほめられていましたが今は、花瓶代わりになっています。
なかなか堂々とした体格でしょう。江戸時代から今に至るまで大広間にでんと居座っています。
用済みで危うくごみに出されるところでした。昔は近所の人達が珍しがってよく見に来たり、ちょっと貸してと言ってきたものでした。
養子さんの婿入り道具でもらわれてきました。今も母屋の客間に座っています。
長年蔵の中で煤まみれになっていましたが、先日日の目を見ました。しかし、この字を読める人も余りいません。誰か読んで。
農村舞台に芝居が来たとき、ご馳走と酒を入れ、一緒に見に連れて行ってもらった提重です。今は蔵の中で眠っています。
時は元禄十何年・・デンデンと浪曲読みが使っていたのかな。今はおじいさんの本読み台として活躍中です。
今も現役でいい音を出しています。お父さんが古臭い歌をかけて喜んでいます。
今で言うハイキングの時に酒の燗道具やはし、皿などの食器を入れて持ち運ばれていましたが、今は飾りにされています。