映画「もののけ姫」のモデルともなった、屋久島の生命あふれる自然。樹齢何千年とも言われる屋久杉をはじめ、極めて急峻な地形から生まれる植生の垂直分布、発達した生物多様性などから構成される屋久島の傑出した自然は、1993年に日本初の世界遺産として登録されました。
世界遺産登録を経て屋久島は、観光客の増大や自然保護の活発化、ライフスタイルの都市化の進展など、ここ十数年で大きく変化しました。人と自然との関わりも変化し、人々の自然に対する意識も自然保護の活発化等により変化しつつあります。しかし、これらの変化にとまどう島民もいるようです。
また屋久島では現在、県をあげて、世界遺産に登録された傑出した自然を損なうことなく、豊かさを目指す地域づくりを進めています。
今回は屋久島が現在どのような状況にあり、どこへ向かおうとしているのかを、その地域づくりの取り組みについて主体となる島民の視点を中心に見ていきたいと思います。
第一話
第二話
第三話
第四話
最終話
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