体育館フェスタ 第2回子ども将棋大会報告

  中国では、日本の将棋は、なんと体育というジャンルです。「頭脳スポーツ」という位置づけで子供たちに教えられています。日本では、伝統文化との認識ですが、将棋の持つ激しさや厳しさは、まさにスポーツそのものといえる気がします。

  島津アリーナで毎年行われている「体育館フェスタ」に、京都大将軍支部と京都嵐山支部のコラボ企画として「子ども将棋大会」が開催されて、今年で2回目。9月8日に集まった小中学生は、A級10名、B級21名の計31名の少年少女棋士たち。独自のスイス方式で、熱戦の火ぶたが切られました。
  見守る父兄の皆さんの子供たちに負けない熱い視線のなか、A級4回戦、B級10回戦の激闘。子供たちの真剣な姿は、お父さんお母さんも日頃知らない顔です。

  強豪がそろったA級は、激しい星のつぶしあいの結果、勝野兄弟が、優勝と準優勝をさらいました。10回戦の体力勝負になったB級は、10勝0敗の平井湧真君が優勝。準優勝は、兵庫からはるばるやってきた、松谷梨紗ちゃん小学2年生の少女棋士に。

  満場の拍手の中、賞状と賞品授与の表彰式が終了した後は、午後から指導対局と自由対局に、新しく参加した子供たちも含めて75名の皆さんが、夕方まで将棋を堪能しました。運営スタッフの皆さんも、ほんとうにお疲れ様でした。
  大好評につき、島津アリーナの方から、来年も是非とのお言葉をいただきました。

2018年09月16日