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 神道とは----------
宮司の返答:
神道とは日本の宗教です。日本民族固有の神々への信仰、信頼を有する生き方です。
縄文時代からの自然崇拝や精霊信仰などから発し、産土神・氏神・祖先神・祖国神等の崇拝へと変遷し、日本人の生活文化に内在するものです。
神社とは深山峡谷や森や滝や磐などの自然風物・森羅万象の中に内在する霊性=神霊を 人々が生活する里近くの森に迎え鎮め祀る里宮が神社であり、森に籠る神域全般を意味 し、鎮守の杜(森)ともよばれます。
万葉集など古代の書物の中でも神社や杜を「モリ」と詠んでいます。
即ち神を祭るべき神聖なる森そのものが神社とされてきたのです。
尚、この神の聖地である森を守る思想が自然環境保護につながっています。
宮司の返答:
第1に、絶対神(全知全能の神)をもたない宗教です。森羅万象の霊性に神霊をみいだし、八百万(やおよろず)の神々が信仰の対象です。
第2に、現世を重んじる宗教です。来世や前世よりも自己が参加しうる現在を最も価値あるものとする「中今」思想を大切にします。
第3に、教祖・教典をもたない宗教です。神ながらの道(=人の意志を加えず神意のままに)といわれる所以です。
宮司の返答:
神道は日本人の生活文化の中から生れ育ち、生活様式の中で変遷してきた信仰のため、ある特定の教祖が創唱した他宗教のような統一した教義や教典を有しません。
あえて神道的教義を見い出そうとすれば、古事記や日本書紀また各神社に伝わる祭りの中に内在しているといえます。
尚、これらの古典や祭りの神道的教学を集約したものに「敬神生活の綱領」という日常生活の中で神々への信仰を有する生き方への指針があります。
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