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 雲井地区4神社----------
1 飯道神社(いいみちじんじゃ・はんどうじんじゃ) 
宮町ミヤマチの氏神さまで、修験道の聖地・飯道山の山頂に鎮座する。 ご祭神は飯道権現(イザナミノ尊・ハヤタマオノ命・コトワキオノ命) で和銅四年(711年)の創始と伝えられる延喜式内の古社である。
本殿は極彩色の華麗な入母屋権現造(国重要文化財)である。
市指定の飯道山遺跡等々、神仏混交の歴史がしのばれる。
例祭は5月4日で飯道山行者講による紫灯護摩も行われる。 尚、同地域には聖武天皇造営の紫香楽宮「宮町遺跡」がある。
2 天王神社(てんのうじんじゃ)
黄瀬キノセの氏神さまで、ご祭神はスサノオノミコト、 境内末社に橘諸兄宿禰命を祭祀する。
創始は不詳で聖武天皇紫香楽宮行啓の際朝夕御拝の神社と伝える。
例祭は5月3日。本殿は甲賀地方に多い3間社流造。
本殿裏には『湖国百選・岩』に選ばれている巨岩があり、往古の 信仰形態を表している。尚、同地域には聖武天皇紫香楽宮遺跡群の 「新宮神社遺跡」や甲賀寺があった国史跡「紫香楽宮跡」がある。
3 日雲神社(ひくもじんじゃ)
牧マキの氏神さまで、ご祭神はアメノミナカヌシノ神。
3間社流造の社殿は天平寶字5年(761年)の再建とされる。 江戸期元禄4年に改築されたものが現在の社殿とされ、 国の登録有形文化財に指定されている。
倭姫命の「淡海国甲可日雲宮」の伝承がある。
例祭は5月5日で、秋祭りの9月4日夜に奉納される太鼓踊は 県無形民俗文化財に選定されている。
4 天神神社(てんしんじんじゃ)
勅旨チョクシの氏神さまで、ご祭神はタカミムスヒノミコト、 オオナムチノミコト、ジュンニンテンノウの3柱。
創始は天平宝字6年(762年)石川年足が勧請と伝える。
本殿は3間社流造。地名勅旨は紫香楽宮の勅旨田によると伝う。
例祭は10月20日に行なわれるが前日の19日の出来日待祭では 稲の豊作を感謝する「きもいり」とよばれる熟饌が供えられる。
1月10日には商売繁盛「しがらき初えびす」が行われる。
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