orzなネタでお送りする(?)欧州旅行・第2日
この日は6時過ぎに起床。とりあえず開催されるロンシャン競馬場までは地下鉄→バスで向かうことに。
地下鉄は前日の苦労が報われて楽にクリア、しかしバスが誤算。まず駅を降りても「それらしき人」がいない。
日本の場合は何割かは貧乏そうな格好をしていて、後の何割かは「お前ら、どう考えても学生だろ!」って
集団がいるので分かりやすいのですがフランスの場合はそうはいきません。かく言う私もスーツ着てるしw
仕方ないのでそれっぽいバスに乗る。乗る前に運転手に「ロンシャン、ゴー?」なんていう明らかに舐めて
いるのかという言語で確かめているのだからと安心して乗車。10分ほどして運転手が「降りろ」みたいな
フランス語で言うので仕方なく降りたのですが・・・
まったくわかんねーよ。
とりあえずしばらく歩くと通行人発見。ということで聞いたところ指を刺してくれてそのとおりに歩きました。
すると警備員がいたのでこのあたりなんだろうと推測。さらに歩いて分かったのですが、
向こう正面側を歩いていたんですよw そういえば警備線があったわ。まだ客があまりいなかったので問題なかったらしい。ラッキー♪
ぐるっと半周回る感じで競馬場を見物。そしてなんとか正門らしきところに到着。しかしまだ開門はされて
いませんでした。ついた時間が9時過ぎですから。正門前では紙切れを配っている若者がいたのでもらうことに。
凱旋門賞の発走時間は17時半過ぎ、そして開門は11時だそうで。早過ぎた・・・_| ̄|○競馬場は郊外の公園の中に
あるので自動販売機とか喫茶店とか休まるスペースなんてありません。公園歩いても30分ぐらいで飽きてしまいましたし。
朝食一式。まぁあまり文句は言えない。
ホテルの近くの角地。目印に撮っておいたものです。こういう何気ないパリの景色が好きです。
ロンシャンのバックストレートとスタートゲート。「LONGCHAMP」ってのが見えます。
「おーい」と声掛けたら手を振ってくれましたw
そうこうしているうちに開門。開門前にチケット売り場に並ぶ。指定席とかの当日売りはしていないようで、
普通席のみの販売。確か8ユーロだったかな?日本人も10名ほど開門を待っていましたが特には話しかけず。
だって彼らがやってること、日本でやっていることと同じなんですよ。恥ずかしいったらありゃしない。
ということでかかわらないに限るw
中に入ってみると華やいだ雰囲気が。テレビで見たとおり、女性はいい帽子かぶっているし会場の
あちこちで楽団が演奏している。これだけでも行った甲斐があったものです。
あとはレーシングプログラムが山積みになってました。いくらでも取り放題だったけど一人1つずつがちゃんと守られてました。
※次の年はそれどころではなかったらしいですね。こんなに違うとは・・・。
あとはひたすら食事。外にある店で頼みまくる。ポテトにチュロスに・・・。一人でいても座席なんてあってないようなものですし。
そうこういっているうちに馬券も発売開始。馬券は数少ない機械式販売機で購入。言葉が分からなくても何とかなるしw
最低2ユーロから1.5ユーロ単位で購入可能です。正規の販売所のほかにイギリス資本のオッズメーカーが
経営する販売所もあります。そちらのほうが販売される馬券の種類が多いのですが、5連単とか当たる気も
しないので正規販売所で購入。
入り口では騎馬隊(?)がお出迎え。
あちこちで楽団が演奏してくれており、華やいだ雰囲気。
これが場内の様子。
客席の様子です。あくまで普通席なのでショボい。
これがパドック。傾斜が急なので遠くからでもはっきり見える。
パドック内には関係者が雑多にいました。日本ではJCぐらいでは?
チョロスです。ウマー!
これがフランス版馬券です。ちゃんと『2005年10月2日』とあります。さらに右下には現地時間13時58分43秒に購入とありますw
左が自動券売機、右が一般の対面型販売所兼払戻所
馬券の買い方なんて日本と違って前走とか重馬場得意とかわけ分からんので日本でも乗っていた騎手のボックス買いばかり。
そうしたらカドラン賞(4000mの地元名物重賞)までは外したものの次のレースで三連複を当てまして。当てたのはいいけど
払い戻しの方法を知らない。
総合案内書で聞いたけど要領を得ず、仕方なく15分並んで窓口をたずねるが「まだ確定していない」という。
仕方ないのでさらに待ったらやっと順番が。券を出して数秒、20ユーロ札を数えだした。「一枚、二枚、三枚・・・。」
おお、10枚ぐらいか。儲けたなぁと思ったら「十一枚、十二枚・・・」
おいおい、そんなに高倍率のを当てたのかい!
そこで手を止めて、何かくれといっている。いや、もう馬券出したやん。そんなことを言葉もわからず
やり合って数秒、そうしたら小さなコインを出して「これこれ」という。目の前に240ユーロがあるのにここで
引き下がるわけにはいかない。仕方なく言われるまま出したら240ユーロが帰ってきました。どうやら、
払い戻しを受けるのにこっちがお釣りを出さないといけないらしい。日本では考えられないですな。
会場で演奏してくれた楽団はレース前には本場場で行進曲を披露。
先導するのはこんなきれいな女性。
レースに勝てば服をかぶせてくれるのは日本と同じ。
凱旋門賞の前のレースでは表彰式に日本人がいました。
そしていよいよ凱旋門賞です。
今度(2005年)のJCでも人気が予想される、バゴ(BAGO)。このときも、そして今回のJCでも騎乗するT.ジレ騎手。
こちらは人気するのでしょうか?ウォーサン(WARRSAN)です。(凱旋門賞の時はK.マッコイ。今回のJCではスペンサー。)
ちなみにこれが勝ち馬のハリケーンラン(HURRICANE RUN)。このときの騎手はKF.ファロン。
これは凱旋門賞で2着に入ったウェスターナー(WESTERNER)。このときの騎手はご存知O.ペリエ。
凱旋門賞を外したところでバスで駅まで。勝ちは決まっているので無理に突っ込まんでもいいし。
18時を回っても明るいのは助かるもののもう主な施設は閉まっていると予想させれましたが、エッフェル塔は
開いているという話を思い出しているのでそちらへ向かうことに。地下鉄乗り継いで駅で降りて10分ほど歩くと
ウルトラクイズでも見たあのエッフェル塔が!(たとえがクイズ屋だw)エッフェル塔に並ぶこと1時間、
列にフランス人はほとんどいませんでしたw
これがエッフェル塔です。
近くでは少年たちがパフォーマンスを披露していました。とりあえず50セント硬貨を寄付。
エッフェル塔には2箇所の展望台があります。途中乗り返して最上段へ向かいます。
日本の都市では東京と横浜のみが掲載されてました。
6,7時までは明るいパリの街もさすがに9時回ると暗くなりました。
翌日はパリから少し飛び出します。