orzなネタでお送りする(?)欧州旅行・第1日

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というわけで、2005年(平成17年)10月1日から7日間の欧州一人旅の日記です。唐突に始まりましたがマターリよろしく。

 待ちわびたフランス旅行もやっと出発の時。しかし前夜まで会社のボーリング大会&飲み会があり、
帰ってきたのは夜12時ごろ。そこから寝るのも怖いので「朝まで生テレビ」を見ながら一睡もせずに朝を迎えました。
朝の始発は地下鉄ではなくタクシー。ところがタクシーが捕まえられない(´Д⊂) 30分以上もかけてやっと捕まえたけど、
これでは結局地下鉄で普通に向かうのと変わらなかったり。

 新大阪、名古屋、金山と乗り継ぎをしてまず向かったのがセントレアこと中部国際空港。
セントレアはもちろん初利用です。セントレアの空港コードアルファベットはNGO。前回NGOを使ったのは
小牧空港のとき。あれから比べるとすっごくきれいであるけどコンパクトなので関空より使いやすいかなぁ
と思いました。。確かに国際空港の割にはコンパクトで使いやすかったです。無駄に広くても疲れるだけ・・・。


きれいなセントレア。


向こうに見えるJAL機でパリに向かう。

 出国審査の長い列を超えると免税店ゾーン。ブランド物やタバコには全く興味がないので素通りしました。
そしていよいよ機内です。エコノミーシートを目指す列は以上に長いのに、ビジネスクラスはほとんど
フリーパスでした。ありがたや。席に着くなり『サカタさま、ご利用ありがとうございます』とキャビンアテンダントの
お言葉。ありがたやありがたや。座席は当然ゆったりシート。事前のリサーチでフラットにできることは
知っていましたが、離陸直前なので今は我慢。それにしてもパーソナルテレビモニター付きなのは
まだ分かりますが、いまどき飛行機電話付きですか!?クレジットカードを通せば飛行中でも国内の
家庭に電話ができるそうな。料金はバカ高かったですけどね・・・。
 そして無事テイクオフも済ませて早速食事タイムです。

前菜から違う!!! 普通にうまいんですけど・・・。

そしてメーンディッシュの登場。私は和風を選んだのですが「あっさり感」も含めてGood!でした。

そしてこれでは終わらずに最後にデザート。三種類から目的地・パリにちなんで「パリ・ブリュレ」を注文。
最後までウマーでした。


これらがビジネスクラスで出された食事のラインナップ。

あと、器がすべて本物であったりフォーク、箸も本物(ただし、ナイフは保安上プラスティック)と
細部にわたるまで普通に食事するのと同じレベルでした。


お茶を飲んで悦に入る管理人。写真右手にはクイズ本w

その後はここぞとばかりに睡眠をとったり。しかし慣れないフラットシートのせいか、4時間ほどで
目が覚めてしまいましたが(汗)。

 ということでせっかくのビジネスクラスを満喫することに。まずはパーソナルテレビモニタと横のリモコンを
つかってリバーシw ひたすらコンピューター相手に勝ちまくりますwww とりあえず基本的な攻め方は
マスターしたのではないでしょうか?
 次に食事サービス。先ほどのは1回目の食事。2回目以降はキャビンアテンダントを呼んでいつでも
運んでくれるというありがたいシステムです。ということで2回目はコーンスープとサラダ
3回目はビーフカレーセットを摂って、現地の1日目の食事を浮かせる作戦を取りましたwww
 こうして上の文章を書いているうちにあっという間の12時間余りの空の旅が終了、
パリの シャルル・ド・ゴール空港に到着しました。ここまではorzなネタはありませんでしたけどね・・・。

 

 着いてまずは関係各所に無事到着したことを電話報告。そしてパリ市内へ向かいます。パリ市内までは
結構距離があるのです。バスで迎えは40分か50分。そこで私はRERという首都圏郊外電車でパリ北駅に
向かうことに。ただこの路線、治安が悪いのですよ。それに自動販売機が極端に少ないので窓口で
買わないといけないのですが、これが劇混み。当然ですがみんな観光客なので切符買うのも一苦労。
 しかも行き先も今ひとつ分からん。そうこうしているうちに駅で1時間ほどたたずんでしまった(´Д⊂)

はい!ここで1orz

 電車に乗ってまずは「・・・。」ガイドブックなどで治安が悪いとは聞いていましたが、車内だけでなく
沿線の壁やレール、駅舎なども含めて落書きの嵐。はい!ここで2orz
 やっとのことでパリ北駅に到着。ホームは地下に到着。ここから地上に上がるのに一苦労・・・。


いかにも欧風的なパリ北駅。

そして向かうはホテル。5泊で6万円という、パリ中心部にしては良心的な価格です。パリ北駅から徒歩5分
というのも魅力でした。周辺地図も印刷済み。さぁ・・・

どれだけ歩いても見つからない! はい!これで3orz

30分以上は歩いたでしょうか、とあるベーカリーでピザを頼むついでに地図を見せてなんとかホテルに到着。
言葉は分かってないですが宿泊予約票(バウチャー)を見せて無事チェックイン。


目的のホテル近くの交差点。この写真は、迷子になったときでも大丈夫なように保存用として撮ったもの。

 


これがこれから5日間お世話になる部屋。テレビが信じられないぐらい高い位置に。

 やっと荷を下ろしたところで、すぐ外出です。この日はサッカーのフランスリーグ戦が各地で行われました。
しかも試合会場のひとつが強豪チーム、パリ・サンジェルマンの本拠地「パルク・デ・プリンス」。迷わず
向かうことに。ただしここで問題が。飛行機着いたのは夕方の3時半。宿に着いたのが5時、試合開始は
5時半・・・。ということで宿を出てまずはタクシー探し。駅のタクシー乗り場は100メートルぐらいの長い列
だったので、流しのタクシーを拾う。私を拾ってくれたタクシーはアラブ系のおっさん。私のことを中国人だと
思ったらしく、行き先を告げると「えっ!?中国人もサッカー見るの?(推測)」という顔。「いやいや、日本人ですよ〜」
と言ったところ途端に親密的になるお調子者。パリ市内にはたくさんのタクシーが通っているのですが、
運ちゃん仲間に「俺、日本人乗せているんだぞ〜(推測)」なんて自慢する始末。

このときは『微笑ましい光景だなぁ』と思ってました。

 ところがですねぇ、渋滞したパリ市内をのんびり走りながら、「ここが(デパートの)ラファイエットだぜ」とか
観光案内しながら向かっているんですけど、そんなことやる暇があるならとっととスタジアムに向かってください(´Д⊂)

挙句の果てには「Game is over!」なんて言って、「試合は終わったからスタジアムには行かない(推訳)」
なんて言う始末。ホントは試合はまだ終わっていないはずなのに・・・

はいっ、ここで4orz!

ついでに言うと『試合はまだ前半終えたところだから引き続き向かってくれ!』という文章をフランス語でも英語でも
言えない私自身にもorz・・・

行かないのは仕方ないにしてもその場に下ろしてくれるわけではなくパリ市の外周ををぐるっとまわる道路を
走り続ける始末・・・。こりゃ騙されたんじゃないかと鏡が見えなくても分かるぐらい真っ青になる自分に1orz

 結局どこか分からんところで車は止まり代金32ユーロとチップ3ユーロの合計35ユーロを払い、タクシーから
逃げるように降りました。35ユーロ掛けて得体の知れない運転手とドライブかよ 6orz
 そして、降りたはいいけど今いる場所がどこか全く分からんし 7orz とりあえず人が歩いている方向に
沿って歩いてみることに。ちょうど夕方のバザールをやっていたところでした。余裕があったら服とか骨董品とか
覗いてみたかったのですがそんな精神的な余裕は無かったです(´Д⊂)
 歩くこと10分、無事にメトロ(地下鉄)の駅に到着。どうやら終点(始点)駅だったようで。始発駅なので
座れるの確実。あとは切符を買うだけです。ということで自動券売機で購入。
この券売機、お札が使えないのかよ はいっ、8orz! 仕方なく15分並んで窓口で購入。
30分かかってやっとパリ北駅に到着。ここから宿に向かったのですが・・・

また道に迷った _| ̄|○ 今日だけで9orzですよ、ダンナ。

迷ったついでに、テイクアウトの店を探してそこで今日の夕食とすることにしました。ここまで来て
マクドとかはいやだったので、独特の雰囲気をかもし出したアラブ系の軽食店に勇気を持って入店。
中にはもちろんアラブ系の人が数人。楽しそうに酒盛りしていました。
 待つこと数分で料理の出来上がり。結構量があって4ユーロ。大満足でした。


パリに着いて最初のまともな食事。あわせて4ユーロ。(飲み物はJAL機内でもらったものなのでタダ)

結局見るテレビも特に無いし(フランス語なんてワケワカラン)、疲れもどっと来たので不貞寝しました。

1日目の結論
良かったのは食い物だけだった、ということで・・・。

(この項は終了)

ということで思いっきり簡易版ですが2日目です。(11月26日時点では凱旋門賞に出走する馬の写真のみです。あしからず。)

飛ばして3日目(一部だけ)はこちら。