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学校寄席




小学校での落語紹介は、僕がずっとやりたかった仕事の一つです。
2007年からは毎年50校以上の小学校をまわらせていただき、
入門以来延べ250校以上(2009年7月現在)の小学校に行きました。
子供達に落語の楽しさを知ってもらいたくて頑張っています。



2007年度「なにわ亭・ハートフル寄席」でまわらせていただいた学校
2008年度「なにわ亭・ハートフル寄席」でまわらせていただいた学校


初めて落語を生で聞いた、長崎県の小学五年生の感想文より抜粋しました。

● 見るまでは「おもしろいのかなぁー」など思っていました。ところが、聞いてみるとすごく楽しくて、きょうみをもちました。
● ものすごくおもしろくて、大爆笑してしまいました。思っていた以上におもしろかったです。ぜひまた落語を聞きたいと
思いました。
● なんかむずかしくて、おもしろくないのかな?と思っていましたが、とってもおもしろくて、わかりやすく、今までの落語の
イメージがひっくり返りました。せんすと手ぬぐいだけの少ない道具と、目線や声の大きさだけで、いる場所とか、姿を思い
うかべられて、すごいです。びっくりしました。「さすが!」と思いました。
● 見ていると、なんかしらないけど、自然におもしろくなってきました。

● 落語が昔からつづいているなんてしらなかった。もうちょっと昔にうまれてくればよかった。
● 生で見たのがスゴクおもしろかったので、ついこうふんしてしまいました。「あー、一回でいいから落語をステージの上で
話してみたいなー」と思いました。
● これからも多くの人に落語の楽しさをおしえてあげてください。また機会があったら来て下さい。
● せんすを筆、おはし、はさみに使ったり、手ぬぐいを紙に使ったりして、とてもすごかったです。
● 私は、家に帰ってお母さんに今日の落語について話しました。お母さんも行きたかったなぁといっていました。
● 私は、全然落語のことには、きょうみがありませんでした。最初は意味がわかりませんでした。でもあとからは笑ったりして
楽しくなってきました。楽しくて時間があっという間にすぎてしまいました。私は落語が好きななりました。

● 私が落語で気に入ったのは、人を使って笑わせない、ということです。今、テレビなどでやっているものは、人が失敗した
ことなどで笑わせますが、落語はそうではありません。落語は例えなので、人が傷つくことはありません。
● バラエティー番組みたいじゃなくて、はじめにお話された「本当の笑い」がわかったような気がしました。
● うどんの食べ方、音、とっても上手で、おもしろくて楽しかったです。今度は家族にも見せてあげたいです。
● ぼくは今日「うどん」の食べるまねをおしえてもらいました。でも、ちゃわんの持ち方がとってもむずかしくて手の形が
おかしくなりました。うどんじゃなくてカレーライスになっていました。
● ぼくは、落語はあんまりおもしろくないんだなーと始まる前はそう思っていました。だけど見てみると、とってもおもしろ
かったです。思い出すだけでゲラゲラ笑います。

● 落語はテレビで見ていたけれど、あまり意味がわからなかったので「わけ、わかんないなー。なにやってんだろう。」と
思いましたが、落語の意味を教えてもらい、本当にありがとうございました。せんすと手ぬぐいだけでいろいろな物を表現
したりするのがすごいと思います。また機会があればもう一度、落語を聞かせてもらいたいです。
● こんなに落語はおもしろいとは思いませんでした。実さいに見えないものでも、なぜか見えるようなかんじがしました。
● みんなを笑わせる力があって本当にすごいなーとか、修行は何年やってきたのかとちょっと興味を持ってきました。

● すごく感動しました。すごくビックリしました。そして大笑いをしてしまいました。
● 落語をずっと見ていたらおかしくて笑ってしまいました。「本当の楽しさってこれなんだな!」と思いました。
● うどんのすする音、やきいもを食べるときのしぐさ、ぼくも何回かやってみたけどむずかしかったです。

 長崎県佐世保市の小学5年生の感想文集(平成12年2月)より、いくつか抜粋しました。


  落語とは何か、「見たことがない」「よくわからない」「おもしろくなさそう」「暗いイメージ」
「興味がない」という意見が、多数感想文のはじめに書かれていました。

ところが実際に見たり、聞いたり、体験したりしていくと、自分がイメージしていた落語とは違い、
このような感想文が寄せられました。

  落語とは、子供からお年寄りまで楽しめる娯楽のひとつです。
何かきっかけがあれば、どんどん興味を持つことと思います。
一度、落語の世界をのぞいてみませんか?
きっとあなたも落語の魅力にとりつかれてしまうでしょう。
 



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