ジェロントロジー・高齢社会の人間学をテーマにしています     老いのつぶやき    
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紅葉

四葉クローバー 老いのつぶやき

    7月半迄かかった抗癌剤と6時間余の手術を終え、現在は、体力と気力の快復を願って
  日々の生活を送っています。
  老いに対して想像より実感で判る年齢と言っていましたが、現在は、言葉でなく本当に
  老いの体と向き合っています。

四葉クローバー1) 受け入れる

    体力の衰えと毎日付き合っています。現状を受け入れて少しでも前に進めるようにと
  ウオーキング、妻の買い物のお付合いなどで無理せず自然な行動で日々過ごしています。
  年齢を受け入れ、環境を受け入れ楽しい毎日を計画的に過ごしています。

   最近の介護保険制度などのニュースなどでは、ひたすらリハビリ、衰えを防止などなど
  の言葉が羅列されていますが、こころより楽しいのでしょうか。
  それが楽しい方は良いのですが・・・。
  老人ホームなどでは嫌な顔をして行っている高齢者も見受けられます。
   現状と年齢を受け入れて楽しい運動、リハビリに努めたいと考えています。
  「・・・ねばならない」は楽しいでしょうか。

   高齢者の方々とお話をする機会に「現在の生活で何が一番心配ですか」と質問しますと
  考えたこともないと言う方が多くいます。「困った時に考えたのでは遅いのですよ」と
  言いますと笑っていますが、これも又良しと思います。そう答える方はきれいに生活して
  いるようすが見えますから・・・。リハビリにしても将来に備えることにしても、
  楽しさと自身のやる気が最も大切です。


  2) 一日一つの目標

    無理しない日々を送っている心算ですが、病院を退院後毎日ごろごろしていた時期が
  ありました。
  妻も病後だからと言ってそれを許してくれますし、甘えていたようです。
   しかし、そのような日々が続きますと思考力が無くなるような気がしてきました。
  と言って体力的に充分とは言えず・・・。やはり、自分に合った何かを実行し、
  脳の減退と体力の衰えを防ぐことを考えてみました。

   その為に1日に何か一つでもいいから目的を持って1日を過ごすことを考えました。
  少なくとも1日に3,000歩以上歩くこと、何か文章を書くこと(このHPもその一つ)、
  歩くことに合わせて買い物に妻の後から付いて行くこと等など。
  妻と一緒に買い物にスーパーなどに行きますと今まで知らなった色々なことに気づきま
  すし、目にすることが出来ます。
   車いすを使用している方に付き添っている夫(妻)、歩き方が少々不便なような方など
  今お手伝いの手を差し伸べれば普通の生活が出来ると思う方。介護保険を離れたところで
  多くの介護予防が可能と考えます。このような方々には楽しい会話と笑いが必要と考えま
  す。生ある限り遅いと言うことはありません。
  今から新しい人生と考えて自分がやりたいことに挑戦しよう。自分自身に挑戦を。

     
   3) 共に生きる・チームワーク

    癌治療中や現在の生活で最も大切と考えたことは、チームワークだと思います。
   夫婦の間、親族、地域の人々との協力体制。
  公共の資源などなど利用できることは最大限に利用し、
  可能な限り生き生きとしたこれからの人生を送りたいと考えています。
  その為にも多くの社会資源とチームを組み、それらを利用し、また、
  自分も社会に対して自分に出来る何かを提供できれば素晴らしいと考えています。
   自分に何ができるか、多くはありません。しかし、長年生きてきた経験は持っています
  し、経験を押し付けず、経験が生かせる場所でそれとなく貢献したいと思います。

     
  4) 好奇心

    何歳になっても好奇心だけは持ち続けたいものです。不思議に思えること、おかしい
  と思えること等など正義感を持って興味をもち続けたいと考えています。
  やはり高齢者問題に取組みたいと考えています。

   私が、老人ホームに出入していた折に よく質問されたことは
  「何故老人ホームに出入りされていますか」とよく質問されました。
  それには、多くの答えがありますが、
  一番に「現在老人ホームで淋しく生活している方々は戦後の苦しい社会を頑張って
  今の日本を創ってきた方がたです。しかも女性は夫の介護をし、それが終わり、一人に
  なってここで生活している人々ですから」
  と答えています。

   国の今後の介護に対する考え方はお金が最優先ですが、何か違う。
  高齢者は自分にできること、自分が社会に役立つことについて好奇心を持ち、頼るから
  役立つと言う方向へ頑張りましょう。無理せずに。

   自殺サイトなるものがこの世に存在するとのことびっくりしています。
  生きると言うことは与えられた命を如何に大切に生きるかであり、
  自死などは全くのその反対。
  命を粗末にして、残されたあなたの親族を想像してみてください。
  想像を絶するものがあります。
  好奇心でも自殺サイトなど相手にせずに自分の楽しいこれからに人生を想像して下さい


  5) 思考力とひらめき

    思考力は、遅くなりましたが、それほど衰えたとは思っていません。この年になれ
  ば、自分のこれからの人生や終末についてはある程度想像できます。
  若者にはできない想像を・・・。
   自分が亡き後、想像の中で家族には迷惑をかけない、
  妻が一人になった時に生活に困らない環境を創っておきたい等、想像ではありますが、
  これからの時間で実現できるように努力したいものです。
   現在の私のすべきことはそれしかないとも考えています。

   ひらめきは、衰えました。閃かない、経験が邪魔するのでしょうか、
  考え方が固定化されたのでしょうか。
  流動性知能は、衰えました。新しいことは中々身に付きません。
  結晶性知能で間違ったことには気をつけて再び間違いのないようにと気をつけていま
  す。小さな子供と話していますと子供の発想の素晴しさには感心させられます。

   これからの人生ゆっくりと自然体で日々を楽しく笑って過ごしたいものです。


                            シニアライフアドバイザー
                                  岡島貞雄

            


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