ジェロントロジー・高齢社会の人間学をテーマにしています    

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シニア ライフ アドバイザー の つぶやき④  
 
マーク  朝7時50分~8時頃になると、男の子や女の子ががやがやと楽しそうに登校します。
  この子どもたちの、にぎやかな声を聴きますと1日が始まり、なぜか爽やかな気持ち
  になります。遠い昔の自分を思い出しながら一日が始まります。

     <子どもの声高な話し声は素晴らしい。毎日希望を貰っています>
 
マーク  ルール破りの大人たち 
 

  ルール破りの大人たちによく出会います。信号無視、交差点でない道路を横断。
 自己責任だからいいとも言います。
 本当にそうでしょうか。子どもが見ています。真似する子どももいます。
 よく見ていますと街で偉い人と言われている方に多いようです。

  交差点での煙草も困ったものです。信号待ちの時間に煙草をふかしている人。
 逃げ場がなく、煙草の煙に悩まされている人もいるのです。
 風上に逃げています。
  歩きたばこもやめて欲しいものです。なぜ自宅で喫煙し外出しないのでしょうか。
 煙草は高齢者に多いようです。
家では吸わせてもらえないのでしょうか。
 ベランダの喫煙も迷惑この上ありません。
 他人に迷惑をかけない様に楽しんでください。
 
 
マーク  ユニバーサル ⇒ デザイン・マナー・ハート  

   高齢者問題に興味をもちだした当初は、ユニバーサル デザインの展示会場に
  よく出かけたものです。日常生活の台所用品、段差など・・・。
 しかし、一歩家を出ますとバリアだらけです。家庭内をバリアフリーとし、
 生活用品をユニバーサルデザイン化してもあまり効果がないような気がしました。
 それらを補うのはハートとマナーと言うことを強く感じました。

  私たちが気をつけることは、障がい者や高齢者に対するマナーとハートが必要と
 と言う結論に達しました。
 街中のバリアから高齢者や障がい者を守るには、人々の優しさが必要です。

  ユニバーサル デザイン + 人々のマナー と思いやるハートがプラスされて
 初めてユニバーサル デザインが効果を上げるのではないでしょうか。

  高齢者や体の不自由な方に思いを寄せるマナーを考えてみる必要があります。
 マナーを大切にするには、ハートが大切です。
   
マーク 自分を思うこと

  これからの人生を生きるためには、自分を知ることが大切と思います。
 自分のことは、自分では中々判らないものです。
 高齢期となり、終活などの話しはいろいろと聴きますが、
 一人静かに考えることが最も大切と思考します。
 これから先が指折り数えることが出来る年になりますと、色々な思いが出て
 きます。先ず過去がでてきますが、過去は、楽しい想い出のみを回想すること
 としています。

  「有難う」と言える最期を迎えるためには、何をすべきか。大変難しい。
 どちらが先か神のみぞ知るですが、自分亡き後、家族が幸せに安心な日常を
 送ることが出来るようにと考えていますが…、色々と考えることが多くあり
 過ぎて何もできておらず、これでは中々「さよなら」はできません。

  今後の自分の病気は、医師と妻と話し合いながら自然に任せたいと思って
 います。加齢とともにこれからは、いろいろな障害が出て来ることでしょう。
 大変ですが、覚悟の上です。
 

マーク 笑える日々を

  以前に一日一笑(一生)という文章を書きましたが、あれから10年以上過ぎ、
 やはり、一日一笑(一生)が実現できる日々を夢見て、実行しています。
 笑いのない日は何となく寂しくて暗い気分となります。

  笑いのある日々を送るためには、先ず健康に気をつけて、家族との会話、
 近隣の方々との楽しい会話が最も大切ではないかと思います。

  損得を忘れ、相手を思いやるこころで他人と付き合うことですが、難しい。
 出会いの挨拶「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」
 と笑顔でこちらから先に声掛けをすることをこころしています。でも大変難しい。
 難しいことに挑戦すれば認知症予防にも健康寿命の延長にも効果があると
 考えています。
 
 
マーク 要支援者や軽度認知障害者に対する支援の大切さ。

  最近の福祉施策を見ていますと、フレイルの初期や軽度認知障害の方々の
 初期の支援策がどんどんと縮小されているような気がしてなりません。

 介護予防には病気と同じで初期に手当てすることが大きな効果をもたらすと
 考えますが、要支援を介護保険より切り離す。要介護1・2のサービスを縮小
 する等々。
 最も大切な時期を逃がしているような気がしてなりません。

  このような施策が進められますと今必要なお金は少なくなるでしょう。
 しかし、近い将来には必ず現在以上に介護費用は増加するものと考えられます。
 初期に手厚く支援しますと現状の状態で生き続けられる時間が長くなると思い
 ますが、初期の費用を少なくする施策は必ずその対価として多くの費用が発生
 すると考えられます。

  特別養護老人ホームにしても要介護3以上の人しか生活できなくなりますと
 施設の中の暮らしが、生活の場から、介護のみの場となってしまい、
 老人ホームでの生活が死んでしまうでしょう。

  私の知っている特別養護老人ホームでは利用者の自治会があります。
 自己決定の尊重とノーマライゼーションそして残存能力の活用ができ、
 生活の場そのものです。

  有料老人ホームにどれだけの高齢者が利用できるのでしょうか。
 施設での生活が必要な高齢者の数パーセントしかいないと思います。

  戦中戦後日本の為に働いてきた高齢者です。いまこそ手厚い生活のお手伝いが
 できないものでしょうか。

  老老介護による殺人事件、無理心中による死、高齢者虐待行為、
 徘徊中の列車事故死の賠償問題等々暗く寂しい事件が多発しています。
 これらは、人ごとではありません。

  判断能力が定かでない高齢者にとっては、考えに考えての行為でしょう。
 私もそのような事件を起こすかもしれません。
 介護は、大変は仕事です。

  社会的に絆を築き、チームを組み社会で守ってゆくべきでしょう。
 ハートとマナーを一人一人が考えて行動しようではありませんか。
 
                          シニア ライフ アドバイザー
                                  岡島 貞雄

    

シニアライフアドバイザーのつぶやき①

シニアライフアドバイザーのつぶやき② 

シニアライフアドバイザーのつぶやき③ 

 シニアライフアドバイザーのつぶやき⑤


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