ジェロントロジー・高齢社会の人間学をテーマにしています    
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シニア ライフ アドバイザー の つぶやきA
マーク そんなに心配ですか 

 成年後見制度や高齢者の悩みについて相談を受けていますと、色々な心配ごとに出会い
 ます。本当に心配して準備しておく必要のある方、準備は必要ですが、今すぐ心配しなく
 ともと思える方、心配し過ぎて本人のこころの悩みとなり、日々悩んでいる方がいます。

 特に一人住まいの女性の方に多い様に思います。年齢的にまだまだと思える女性の方に、
 男性は、もう少し、将来について準備する気持ちを向ける必要があるように思えます。

 私なりの考え方について述べてみます。考え方について述べてみます。

マーク 心配し過ぎて幸せですか   

 必要以上に心配して、こころを痛めている方が多くいます。特に女性の方で一人暮らし
 の方に多いようです。心配ごとの準備をすることは大切なことです。
 しかし、心配し過ぎると 気分的に暗くなるような気がします。
 心配する気持ちを明るい方にどのように持ってゆけるかを考えることが大切と思います。

 自分の将来の病気や認知症の心配ばかりしないで、自分が何をすれば楽しいか、生きがい
 を見つけることが出来るか等、将来の夢に向かって心配して下さい。
 夢に向かって心配とは少しおかしな言葉ですが、自分の夢の実現について悩んで下さい。

 その先に心配事の解決策があるかも知れませんし、多くの友人が出来るかもしれません。
 悪い事例ばかり心配し過ぎると気分が「うつ」気分になり易いものです。
 友を信頼し、社会の制度、福祉を勉強することは大切です。それらの社会資源を希望の杖
 として今後の明るい将来を夢見て下さい。

 人生は、60歳代は、まだまだ、希望があります。
 幾つになっても生きがいはあるものですし、それを見つけるのは本人自身です。


マーク 心配と将来の準備は同じではありません。  

 自分の将来に対応する準備と不安感は同じではありません。
 将来に対する準備は建設的なものです。生きがいを見つける準備、生活の自立を見つける
 準備を考えて、実行に移すことが出来れば認知症等の病は、心配しなくてよいと思いま
 す。
 しかし、「認知症になったらどうしょう」「その時の生活の場はどうすればいいか」など 
 日々思いめぐらせていますと、気分的に暗くなります。
 将来が心配だから準備するのです、ともよく言われます。心配し過ぎはよくありません。

 私流に言いますと先ず、将来の計画準備を建設的に策定しますと心配は少なくなるのでは
 ないでしょうか。
 心配には際限がありません。悪い方へ悪い方へと・・・考えが向いて行きます。
 そうなると準備も際限なく広がり、又、新しい心配ごとが現れてきます。
 友達との会話、遊びなど取り入れながらゆっくりと準備して下さい。
 街へ出て下さい。人の集まりに参加して下さい。
 その場合、多くのことが自分に向かない、気にいらないことも多くあると思いますが、
 それが素晴らしいことだと思います。


   
マーク 自分を知ることが将来の準備の第一歩です

 これからの人生を構築するためには、自分を知ることが大切と思います。
 自分のことは、自分では中々判らないものです。第三者に自分を見て貰うことも大切
 でしょうし、自分の強み・弱みなどを冷静に分析してみて下さい。
 その上でアドバイスを求めることも必要です。
 ただ、心配心配だけでアドバイスを求めても解決策にはなりません。
 他人は、あなたにはなれないのです。
 ゆっくりとしませんか、心配だけで悩んでは解決策は見つかりません。 



マーク 成年後見制度も介護保険制度も利用しないことが一番幸せです。

 成年後見制度と介護保険制度は同時に(平成12年4月)施行されました。
 素晴らしい制度とは思いますが、両方とも利用しないことが幸せな人生と言えます。
 両制度とも勉強しておくことは必要ですが、自分のこれからの人生をこれらの制度に
 頭から頼ろうと考えないで下さい。
 最後は、自分一人になると考えて人生を計画することが大切です。 


 自立とはある程度の経済力・健康・こころ(生きがい)・共生・危機管理です。5Kです。

 不幸にして、それらが、不足した場合は各制度を利用することで自立した生活を営むこと
 も出来ます。 


  自立とは、例え身体が不自由でも、判断能力が定かでなくとも、経済的に不足があって
 も、自分を生きている方は自立しているといえます。



 成年後見制度や介護保険制度を利用しながらも自立した日常を送ることは可能です。
     
マーク 人とのつながり、愚痴る相手が必要です。

   心配性の方、愚痴る友人はいますか、建設的な愚痴は成長につながります。

 60歳や70歳がどうしたのでしょう。まだまだ、することは山ほどあると思います。
 若い時には見えない何かが・・・見えると思いませんか。新しい発見に努めて下さい。

 年齢は、自分自身の思うような齢になれるものです。前期高齢者と言われる方々、
 愚痴る相手が見つからない時には、このホームページに向かって愚痴って下さい。

                           シニア ライフ アドバイザー
                                   岡島 貞雄



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