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 すばらしき人々 気をつけたい言葉と行動 活動内容


                  “高齢期の役割”   マーク 

   どのような立場の人でも役割があると考えます。
  赤ちゃんでも若者でも私達高齢者でも皆それぞれの役割を持って日常生活を
  営んでいると考えています。
   人生は、オープンエンドそのものであり、終わりは決められていません。
  途中で変更可能です。年齢に関係なく学びなおすことは可能と思っています。
    

マーク  高齢期の役割

  超高齢社会がやってくると騒がれています。私達高齢者は、助けてもらうこと
 のみでしょうか、何かの役割りはないのでしょうか、
  地域包括ケアシステムが提唱されていますが、その中で当事者として
 の高齢者もきっと何かの役割があると考えます。

  地域包括支援センターの中で私達高齢者が担うべき役割を考えてみましょう。
 いろいろな業務がありますが、その中で積極的に関わることができる分野は、
 
「介護予防」「地域での支え合い活動支援」の二つは何かの役割があると思います。

  
私達高齢者は、高齢の人々に対して想像でなく実感として提言できると思います。
 こころの動き、身体に対する苦痛や楽しみの感じ方等々お互いに理解しながら
 共有できると考えます。


  そこで,「えんがわ クラブ」というグループを立ち上げました。
   

マーク  えんがわ クラブとは

   地域包括ケアシステムが盛んに活動されても、一人暮らしの方や地域の情報を
 なかなか把握できない方が、必ず居ると思います。


   「えんがわ クラブ」を立ち上げた一番の理由は、情報の共有化、健康状態、
 日常生活の助け合い等などです。これがグループの基本理念です。


  メンバーは、70歳~85歳位です。通常に集まる人数は約10人程度です。
 
現状では、これ以上に人数を増やすことは考えていません。
 その理由は、参加した方々総員が自分のこころを開き会話が出来る人数は、
 10人程度が適当だと考えるからです。参加費は1回100円です。


 
 このようなグループが街中で多くでき連携して情報の共有化、グループ同士の
 
助け合いが出来ることを夢見ています。
 その上で地域包括ケアシステムと各グループが連携することにより、さらに
 効果的なケアができると考えます。そして高齢者が安心して日常生活を送れる
 まちづくりが可能となるのではないでしょうか。

  参加者は、介護・看護経験など多くの人生経験があり、人材の宝庫です。
 素晴しい経験談を話し合うことでいろいろな知識を共有することが出来ていると
 思っています。
 

えんがわ クラブの基本姿勢

  ①自分を開き会話する ⇒ 独居の方は話すことでストレスが解消される

  自分の現状を知る  ⇒ 会話の中で自分が置かれている状況を知り対応する

  自分の健康状態を知る ⇒ 体調や医師との関係などグループで話し合う

  社会資源の利用 ⇒ 適切な知識を得ることで、上手な資源の利用法を知る

  自分の今後の人生のあり方を考える ⇒ 終の棲家など、高齢期の問題等々

 
基本的には会話を通じて、笑う・楽しむ・助け合う・知るをモットーとしています

  サービス付き高齢者向け住宅のマンション編と考えています。

  えんがわ クラブ開催のお知らせチラシに、私の電話番号を記載することで、
 緊急時には親族、医療や関係者につなぐ、相談・安否確認など、サービス付き
 高齢者向け住宅と同じような助け合いが実施できると考えています。

  私たちの住んでいる町は、完成後28年経過した人工島であり、
 約2万人足らずです。地域包括ケアシステムの活用に適している規模の人口です。

  参加者が、普段誘い合い出かけることがしばしばあるようです。
 これはグループが出来てから約2年となりますが、成果の一つと考えています。



                        シニア ライフ アドバイザー
                               岡島 貞雄




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