魚名 | 産地 |
養殖カンパチ | 養殖はほとんど国内ですが、稚魚は国内では生産されておらず、もっぱら、 台湾からの輸入に頼っています。(別名 シオ) |
あゆ | この魚は、日本のものと思っていたら、何のことはない韓国や中国でも養殖されています。少量ですが、京都にも入荷しているようです。 京都の荷受けさんとしては「実験的に入れている。」そうです。 ある養殖業者さん曰く「サカナとしては、まだまだですね。」という事でした。 |
2001年には、中国産の入荷が増えるだろうと予想されています。 品質も良く、価格も安いようで、日本のアユの強敵になりそう。 2000年1月1日加筆 |
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今年は、予想に反して、中国からも韓国からも、アユは入ってきていないそうです。理由は、日本の国内相場が安すぎるため、儲からないので輸出しないのだそうです。 これも、珍しい事ですね。考えてみれば、それほど国内相場が安いということは、アユ養殖業者さんにとっては、死活問題だと言うことです。 2001年4月29日加筆 |
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レンコ ダイ |
標準和名「キダイ」。体型はマダイに似ていますが、体色が黄色っぽいところから「キダイ」と名付けられたようです。「レンコダイ」と呼ぶ由来は分かりません。時々、中国産が入荷しているようです。 |
さば | 塩サバの原料は、「国内サバとノルウェーサバ」と別項で書いていますが、 中国産や韓国産も出回っているようです。中国産や韓国産は日本種と変わりません。 |
みずかれい | 日本海が主産地ですので、韓国産は多いです。 みずかれいの干物の原料は、そのほとんどが韓国産です。 |
赤魚 | 煮付けると白身がころっと取れる赤魚、美味しいので人気がある輸入魚の一つです。 北海道に生魚があがりますが、それ以外はみんな輸入の冷凍ものです。 主漁場はイルミンガー海域です。 |
からす がれい |
白身で、煮付けると脂があって美味しいです。フライやムニエルにもします。 主産地はアイスランド。北海道に、よく似たカレイがあるようです。 |
浅羽 がれい |
「子持ちがれい」という名称で売られていることが多いです。アラスカが主産地です。 春先に北海道でも漁獲されています。これは冷凍ものとは違い高値です。 |
舌平目 | 中国産だけでなく、香港産もあります。(あ、香港は中国に返還されたのだ(^_^;) しかし、市場では香港産は香港産で、中国産とは呼んでいません(^_^;) |
まな がつお |
京都では、西京漬けと呼ばれる味噌漬けの原料です。これは、本来は「高級品」なのですが・・・・(^_^;) 中国、韓国から、最近、インド洋のものも入っているようです。 |
ホキ | 別称「ホキだら」とも言います。白身フライの原料なので、知らず知らず、みんなが食べている魚です。主産地はニュージーランド。 |
わかさぎ | 冷凍のわかさぎは、ほとんどが中国産です。また、わかさぎの加工品も、原料はほとんどが中国産です。生ワカサギも、中国産の解凍ものが出回っているようです。 |
わかめ | 安いワカメは、ほとんどが韓国産です。最近は、中国産も出てきました。 |
2000年の中国からのワカメ輸入量は11万5000トンで、5年前のほぼ2倍になりました。国内産の6万6000トンを大きく上回っており、この安い中国産ワカメの出回りで、価格が大暴落しています。1999年産が132円(キロ当たり)だったが、昨年100円を割り込み、今年は68円にまで暴落。←これは、三陸のある産地での浜値の状況です。 中国は、大連を中心に大きなワカメ養殖場を作っており、ここで養殖されたワカメの大半が日本に輸出されます。これが、日本のワカメ産地を直撃しているのが実態です。 この項 2001年4月29日加筆 |
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さんま | 韓国船が漁獲し、冷凍されたサンマが、2000年の7月に出まわりました。 このサンマは、「解凍」表示されず販売されたようです。 2001年1月1日加筆 台湾の冷凍サンマは質がいいと言います。なぜなら、マグロ延縄船を使い、船内冷凍しているからです。日本、韓国の場合は、水揚げしてから冷凍しますので、台湾ものより鮮度が落ちます。鮮度の良くない秋刀魚を輸出して、鮮度の良い台湾ものを輸入しています。加工品原料ですね。 2001年10月7日加筆 |
京都の荷受会社・大京魚類の資料によれば、京都に入荷する生鮮魚の30%は輸入物、養殖も30%、残りが国産の天然魚だということです。(あくまで概算です。) 冷凍魚や塩干ものを加えると、輸入物の比率はもっと上がるでしょう。 |
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