No.3 平等院鳳凰堂
ちょっと掲載が遅くなりましたが2015年4月撮影の平等院鳳凰堂です。
ちょうど撮影1年前に改修が終了し、あでやかな姿が再現しました。
1053年創建。この写真からは見えにくいのですが、中央に安置された定朝作の阿弥陀如来坐像がこの建物空間にポイントを与えています。
道内に入ることをお勧めします。身近に阿弥陀如来坐像を拝見できるだけでなく、堂内の平安の壁画を見ることができます。入堂まで待ち時間があれば、激流の宇治川を渡り宇治上神社に行かれることをお勧めします。
No.2 福知山城
列車が京都から福知山駅に入ろうとするとき、車窓に雄大に飛び込んでくるのが福知山城復元天守群です。
絵図をもとに復元された天守群は漆喰で塗られた垂木や、大小さまざまな破風と、板張りの外壁のコントラストが建築の美しさをきわだたせています。
写真上の銅門番所はもともと二の丸にあったもので、現在本丸天守脇に建っていますが、福知山城で数少ない現存の建物です。
夜の福知山城、特におすすめです。
No.1 桂離宮
写真左上■右から古書院、中書院、新御殿(1663年までに完成)
写真左下■桂川の氾濫を考慮して高さを考えたであろう床下ー漆喰仕上げが美しい
写真右上■古書院破風
写真右下■古書院月見台
日本でもっとも美しい建築群・庭園といわれています。書院群の漆喰と木質のコントラストは、決して華美ではない、すがすがしい美しさを与えます。
よくテレビで紹介される月見台は、一般的には下から見るだけになりますが(下から見ると本当に素朴な広い縁台)、夜、月を眺めて観たいものです。