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東灘だんじり会
御影の地車
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昔からの祭りや歳時記を取り上げます。 

江戸時代のだんじり  住吉のだんじり  茅の輪くぐり  花電車  御影のだんじり
江戸時代のだんじり

寛政十年 摂津名所図会 夏祭車楽囃子(なつまつりだんじりばやし)
摂津名所図会にある大坂のだんじり祭りの様子です。解説には以下のようにあります。 
「車楽はもと河内国誉田祭(かわちこくごんだまつり)よりはじまりて、今は尾州の津島祭にもありて、船にてめぐり囃し立つるなり。
また熱田祭にもあり。その外諸州にあり。大坂の車楽は数おほし。特(こと)に東堀十二浜の車楽は、錦繍を引きはへ美麗を尽して、
生土(うぶすな)の町々を囃しつれて牽きめぐるなり。これ大坂名物のその一品なるべし。」

(木村清弘著「だんじりが百倍楽しめる本」より)
とあります。誉田祭のだんじりは河内名所図会にその様子がありますが、この絵のだんじりとは違っています。

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寛政十年 摂津名所図会 上難波仁徳天皇社祭日神輿渡御 
摂津名所図会にある布団だんじりの様子です。その解説には、
「祭日神輿渡御の前に太鼓を鳴らして神をいさめるは、陰気を消し陽勢をまねくならはしなり。『周礼』に去く、人(うんじん)太鼓を
(は)るにかならず春三月の節啓蟄(けいちつ)の日をもってす。注に雷声の発するを象(つかさど)るなり。
難波の夏祭の囃し太鼓は数百の雷声にも及ばず、炎暑に汗を流し、勢猛にして天地も轟くばかりなり。」

(木村清弘著「だんじりが百倍楽しめる本」より) 
とあります。
絵では五重の布団になっています。
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御影のだんじり
弓弦羽神社の祭りは、平野家文書にある記録によれば、文政六年(1823)に六月十四日、
地車宮入り順は郡家・西之町・仲之町・奥田町(弓場)・東之町の五台なりとあり

少なくともこの時期にはだんじり祭りが行われていたと考えられます。
子供の頃、だんじりを曳きに行ったことがあります。曳くと言ってもだんじりの先に付けたロープを持って歩くだけの事です。
(もちろん郡家のだんじりです。)
ご褒美におむすびをもらったことがやたらうれしくてしかたがなかったのを覚えています。
御影だんじり祭りの変遷 
左側の地車が現西御影地車 (明治44年4月) 奉祝記念弓場の地車(昭和3年) 
現東灘警察署付近郡家の地車(昭和10年頃)  阪急御影駅前平野の地車(昭和22年5月3日) 
神幸祭平野の地車(昭和29年)  神戸開港百年祭奉祝平野の地車
(昭和42年5月14日) 
 西之町と弓場の地車(昭和53年) 郡家の地車(昭和60年) 
 
郡家の地車(昭和60年)  復活時の郡家の地車(昭和60年) 
郡家の地車(昭和61年)  中御影の地車(平成5年) 
宮入り郡家の地車(平成4年) 
 
神戸祭り郡家の地車(平成5年)  御影復興地車パレード(平成8年) 
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住吉のだんじり

東灘だんじり会ホームページより

東灘だんじり会ホームページより 
 明治時代の境内での祭りの様子  昭和時代の地車 (空地区の地車)
住吉のだんじりは鳥居も大きいので、御影より大きなものが多いです。
明治時代の写真ではアイス(クリンかクリームか?)の看板が見えます。
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茅の輪くぐり
写真は弓弦羽神社で2015年7月2日に撮った「夏越の大祓」茅の輪くぐりです。
一般的には6月の終り頃、半年間の穢れや溜まった病を落とし、残りの半年を無事に過ごせる事を願うというものです。
祭礼が終わると梅雨明けから猛暑とひでりを迎えるので、この過酷な時期を乗り越えるための戒めでもありました。
ちなみに12月のものは「年越の祓」と呼んでいます。
夏の厄払いの行事ですが、茅の輪を八の字にくぐり、そのまま本殿に参るようです。
茅の輪の「茅」は茅の輪をくぐった人たちの罪や穢れ・厄災が茅に遷されているので引き抜いて持って帰ってはいけません。
2015年7月18日に写真を撮った本住吉神社の茅の輪くぐりです。 
大雨の後だったせいか茅の輪がちょっと変形しています。
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花電車

絵葉書「開港五十年祭・踊屋台電車」(大正10年)

絵葉書「御大典・花電車」(昭和3年)

東灘区を走る花電車

そごう前を走る花電車

最後の花電車 
国道2号線の真ん中を電車が走る時代、神戸まつりの時、国道を走る花電車を見に行ったものでした。
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