トンガリロ・ノーザン・サーキット (Tongariro Northern Circuit) |
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北島に2つあるグレート・ウォークの1つで、火山の山をめぐるコースです。 予定していた日の天候が良くなかったので、出発を1日延ばしたが、出発した日も雨と風で、20分程歩いただけでマンガテポポ・ハット(Mangatepopo Hut)に留まり泊まった。予備日が無くなってしまったので、次の日は一気にワイホホヌ・ハット(Waihohonu Hut)迄歩く変則トランピングとなった。 始めの計画では、初日はナウルホエ(Mt Ngauruhoe)に登りブルー・レイク(Blue Lake)を眺めてケテタイ・ハット(Kettetahi Hut)に泊まり、2日目にワイホホヌ・ハットに泊まる予定をしていたので、大幅な変更となってしまった。 |
溶岩のトレイルを歩く |
しかもサウス・クレーター(South Crater)の手前からエメラルド・レイク(Emerald
Lake)迄の一番素晴らしいと云われる区間が何も見えないガスの中で、風も強く、どんな所を歩いたのかさっぱり分からず、地面の感触だけを味わってきた。 ガスの中の区間は殆ど参考にならない体験記なので、もし調べたいことがあればこの区間は他の方のHPを見て下さい。 出発前に日本でトンガリロについて色々調べたが、「レッド・クレーターの強風」については全くノーマークだった。天気予報で、標高1600mの風速が70km/h(約20m/sec)とあったら、レッド・クレーターはまず歩けないと考えねばならないようです。 歩いた日の風の予報は標高1600mで風速40km/h(約11m/sec)でしたが、レッドクレーターの登りになったとたんに猛烈な横風を受けました。 トレイル自体は良く整備されているし、分かりにくい所はキッチリとポールが立っています。小屋は綺麗ですがトイレは水洗ではありません。 |
![]() ・Trackの案内(英):Tongariro Northern Circuit(DOC) ・Hutの案内(英):Backcountry Hut (DOC) ・シャトル・バス(英):Alpine Hotbus 他にも沢山あるようです ![]() *Tongariro Northern Circuit のガイド冊子、有料だったと思う Tongariro Alpine Crossing のガイド冊子も入手しておいた方がクロッシング部分のトレイルが良く分かる *ワカパパ・ビレッジ(Wakapapa Village) には立派なDOCのビジター・センターがあり、必要な情報とアドバイスを得ることができる。今回はタウポ(Taupo)を基地として出発したが、タウポのi-Siteでは通り一遍の天気予報やトラックコンデションの情報しか得られなかった。またノーザーン・サーキットのガイド冊子も品切れで入手できなかった。日本でWebサイトからプリントした不明瞭な地図を持っていたので何とか代用できた。 ![]() ワカパパ・ビレッジのDOCビジターセンターと、タウポやツーランギ(Turangi)のi-SITE(ビジター・センター)で予約ができます。 マンガテポポ・ロード駐車場へはタウポ、ツーランギ、ワカパパ・ビレッジなどからシャトルバスが出ています。予約が必要です。ただ、強風や強い雨の場合はシャトルバスは運休となるようです。 ![]() |
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1日目 と 2日目 |
1日目 マンガテポポ駐車場からマンガテポポ・ハット (Mangatepopo Car Park to Mangatepopo Hut) 2日目 マンガテポポ・ハットからワイホホヌ・ハット (Managatepopo Hut to Waihohonu Hut) |
3日目 | ワイホホヌ・ハットからワカパパ・ビレッジ (Waihohonu Hut to Whakapapa Village) |
トンガリロ地域を歩くコースは大きく分けて3つあります |
・トンガリロ・アルパイン・クロッシング(Tongariro Alpine Crossing) マンガテポポ・ロード駐車場(Mantepopo Road Car Parak)から歩き始めてケテタイ・ロード駐車場(Ketetahi Road Car Park)に抜ける1日コースで、火山地帯の変化のある景色を楽しめ、大変人気のあるコースです。 DOCのサイト:Tongariro Alpine Crossing を参照下さい ・トンガリロ・ノーザン・サーキット(Tongariro Northern Circuit) ナウルホエ山を中心にして1周する周回コースで、グレート・ウォーク(Great Walk)の1つです。アルパイン・クロッシングのコースも歩きます。3泊4日でワカパパ・ビレッジ(Wakapapa Village)から出発してぐるっと回って元に戻る周回コースが基本ですが、短縮コースとして、出発地をアルパイン・クロッシングのマンガテポポ・ロード駐車場にし、ワカパパ・ビレッジ迄歩く2泊3日のコースの方が一般的です。今回はこのコースを歩いたのですが、初日の天候が悪く体験記にあるように変則な歩きとなりました。 ・ラウンド・ザ・マウンテン・トラック(Round the Mauntain Track) マウント・ルアぺフを大きく1周する周回コース。 DOCのサイト:Round The Mountain Track を参照下さい |