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ヨーホー (Yoho) 地域

ヨーホーはレイク・ルイーズから国道1号で西に入った国立公園です。ハイキングやバックカントリーのトレイルは、エメラルド・レイク (Emerald Lake) 周辺と、タカカウ・フォール (Takakkaw Falls) を起点とする周辺、更にはレイク・オハラ ( Lake O'Hara) 周辺、の大きく3つに分けられます。
レイク・オハラ周辺は、「山小屋泊まりのバックカントリー」、レイク・オハラ (Lake O'Hara) のページに紹介しています。
ここでは、タカカウ・フォールを起点にしたアイスライン ・トレイル(Iceline Trail) デイ・ウォークを紹介します。
アイスライン・トレイル下部から
タカカウ・フォール (落下高さ 380m) を見る

ヨーホーのトレイル全般を紹介するホームページで、良いものは探せなかった。
概略ならYoho National Park Backcoutry Guide のページがある。

関連する地図; Lake Louise & Yoho, Gem Trek Publishing


 アイス・ライン・トレイル・デイ・ハイク (Iceline Trail Day Hike)


オリジナルの計画では、リトル・ヨーホーバレー・トレイル (Little Yoho Valley Road) を経由し、スタンレー・
ミッチェル・ハット (Stanley Mitchel Hut) に一泊し、アイスライン・トレイル (Iceline Trail) を回って帰る予定であったが、計画した日が早すぎて、アプローチ道路のヨーホーバレー・ロード (Yoho Valley Road) がまだクローズで、車が走れなかったため、断念した。6月24日に開通したので、その後、日帰りで行ける範囲のみを歩いた。
このトレイルは歩いている間、ずーっとタカカウ・フォール (Takakkaw Falls) が見え、滝の音が何時も聞えていた。エメラルド・グレーシャー(Emerald Glacier) をまじかに見られるのもその特長。

 インターネット情報;該当する良い情報が見つからなかった。
 ガイド本で「カナダ観光局発行のカナダ・ハイキング・ガイド」と「地球の歩き方・カナダ西部」にトレイルが紹介されている。
 現地で得る情報;
 アクセス道路とトレイルの状況をインフォメーション・センターで確認。
 歩いた日;2004年6月27日

 コース;
Parking Lot -(45min) Emerald Lake 分岐 -(1h 45min) Emerald Glacier -(1h 40min ) Parking Lot / Total 4h10min (8km)、標高差600m(1510m-2110m)

レイク・ルイーズ方面からくる場合、ヨーホー・バレーロードに入る前までの国道1号線は、どんどん下り坂が続き、車のスピードが出ているので、標識を良く見ていないと、通りすぎてしまう恐れがあるので要注意。
ヨーホー・バレー・ロードはくねくね曲がった道だが特に問題はなかった。右手に大きなタカカウ・フォールの滝が見えると、すぐ左手にウィスキー・ジャック・トレイルヘッド(Whiskey Jack Trailhead) の駐車場にでる。ここにはYHA(ユースホステル)があり、トイレを借りることができる。
滝の高さは380mあるそうで、「タカカウ」とはインディアンの言葉で壮大な (Magnificent) という意味らしい。

滝を見に行くなら、1つ先のタカカウ・フオール駐車場に車を止め、片道0.5kmのアスファルト道路を歩き、往復20〜30分で滝まで行って来られる。

トレイルヘッドは駐車場の奥にある。表示板が立っているいるのですぐ分かる。道は広くはないが整備されている。林の中の道は次第にジグザグの急な坂になる。滝の音が聞こえ、振り向くと、見上げていた滝が何時の間にか下に見えるようになる。さらに登るとヒデン・レイク (Hidden Lake) に行く道に、次いでヨーホー・レイクに行く道の分岐にでる。まだこの辺りは林の中だ。
 タカカウ・フォール
とダりー氷河 (Daly Glacier)
とマウント・ニルス (Mt Nils)

更に進むと、大きな木が無くなり、展望が広がる。滝が完全に下になり、滝の上の氷河が少し見えるようになる。  ヨーホー・パス (Yoho Pass)に抜けるハイライン・トレイル (Highline Trail) の分岐を過ぎ、更に登ると滝は遥かに下に見下ろすようになり、滝の上に谷が現われ、その上の氷河と山のピークが良く見えるようになる。歩く足元にはグレーシャー・リりーの黄色の花が綺麗に咲いていた。

歩くトレイルの右下にはヨー・ホーバレーが西に向って伸びている。始めに計画していたバックカントリーの山歩きはこの谷 (Yoho Valley Trail) を歩いて登る予定だったが、上から見られただけでも満足。 
次第にごつごつした岩が多くなるが、トレイルははっきりしている。
ヨーホー・バレーと氷河の山
アイスライン・トレイルより
所々残雪も見るようになり、大分登ったかなと思った頃に、前に氷河が現われた。エメラルド・氷河 (Emerald Glacier) の一部だ。かなり近くに見える。少し頑張れば、氷河の根元まで行けそうに見えるが、ゆっくり眺めてからひき返した。このコースは滝と氷河を眺めることができ、他にはこれと似たトレイルちょっと無いと思う。小屋に一泊してぐるーっと回って歩いてきたら、もっと良いに違いない。
エメラルド氷河

帰りは、同じ道を下りる。余力があれば、帰りにヨーホー・レイク (Yoho Lake) に寄ると、花を見るチャンスが多いとのこと。1時間半余分に歩けば行けるそうです。




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