5月 チェンマイ

Date: Fri, 25 May 2001 06:46
Subject: タイ通信5/25
 
未明1:25のTG627に乗ってバンコクそして今チェンマイに来ています。
今年2回目の一人旅、将来住んでみたい所の調査です。
今タイ航空は地方都市キャンペーンなるものをやっていてバンコクまでなら49,000円のチケットがチェンマイまで脚を伸ばすと46,000円にディスカウントしてくれるのでこれを使わん手はないわなということで、やってきました。
朝7:30チェンマイ着、タクシーでターペー門というところまでとりあえず来ました。
これから宿探しですが、あまり寝ていないので体がだるい。
こんな時間にやっとるかいなと覗いたタイマッサージのお姉ちゃんが「いいよ」というので2時間みっちりもんでもらいました。この娘友人のSKさんにそっくり、です。
チェンマイはバンコクよりずいぶん物価が安いみたいで、バンコクならどんなに安いところでも2時間300バーツとられますが、チェンマイでは200バーツです。
朝一のマッサージ、これは極楽、極楽。50バーツチップあげたら喜んでいました。

さて、宿はどうしようか。
前もって調べていた近辺の中からターペープレイスホテルというところに入ってみて今からチェックインできるか聞いたらO.K.640バーツ(朝食付き)、との返事、即決めました。
大変綺麗、とはいえないけど、立派に広くてなかなかです。
汗かいてもいい格好になって少し散歩、たどり着いたここEYECOMEという日本人がやっているインターネットカフェから第一報を書いています。

タイは今暑気という年中で一番暑い季節です。
おまけに雨季が始まるところで、来る前の天気予報では連日雨となっていましたが、幸い今のところ雨は降っていません。
でも、あつい、、、、、。
散歩中、変なおっちゃんに呼び止められました。

「名古屋のヤマハに勤めていた。また来月に行く、俺の家はあそこや。そこの飯屋はかあちゃんがやってる。妹は堺にいる、こどもはふたり」などとまくしたて握手を求めてきます。

あれ、ぼくこのおっちゃんの英語解かるやん、そうか、同じレベルの英語力やからか。
そのうち「おまえどこに泊まってる?そこはなんぼや?」「640バーツ」「高すぎる、わしがええとこ紹介したる、そこは200バーツぽっきりや。わしの名詞持っていけば絶対や、そのバイクに乗って俺の家まで取りに行こう。」
おいおい、あんたの家そこやてさっき言うたやん、なんでバイクで行くほど遠いねん。
おっちゃんやっぱりあやしいで、ほっぺたのほくろから毛えはえてるもん。
アイムソーリーいうて急いでその場を去りました。ほんまに親切心からやったらごめんなさい。

まだ1:40です。日差しはますますジリジリとしてくるようです。
ここでBeerなど少し頂いて夜に備えます。8:00頃から始まるナイトマーケットが楽しみです。
本当は電車に乗って来たかったチェンマイ、あしたの夜はバンコクに戻りますが、もう一遍夜行で来ろろかしらん、と悩んでいます。
きょうはこれまで、第2報をお待ちください。


Date: Sat, 26 May 2001 04:01
Subject: チェンマイから5/26

チェンマイは約2Km四方をお堀に囲まれた旧市街とその周りに新しい街が開けていますが、ぼくはもっぱら旧市街の中を歩き回っています。
メインストリートから一歩はずれて歩いてみると、地元の人たちや長期滞在のヨーロッパ人の生活が垣間見られて楽しいです。
昨日はメール第一報を書いてから鉄道の駅を見に行き、ホテルに帰って少し就寝、夜はナイトバザールを楽しみました。

その後は、オープンバーへお酒を飲みに行きましたが、例によってデジカメと指差し会話集はおお受け、バーの女の子達の引っ張りだこ。
写真取りまくって、発音の練習して2時間ばかり楽しみました。
それにしても、タイの女性は、若く見えます。20歳、21歳、26歳、27歳、(あとママさんは不明)といっていましたが、みんな4〜5歳は若くいっても不思議じゃない。
バンコクのオープンバーはやかましいですが、こっちのはとてものんびりしてがつがつしてなくて、ほっとします。


朝から歩いていてちょっと休憩に入ったカフェでの発見をひとつ。
コーヒーを飲みたくなったらフレッシュコーヒーといわないとだめです。なぜか?インスタントが出てくるからです。
フレッシュコーヒー25バーツ、インスタント15バーツ、です。
ちなみにフルーツたっぷりのアイスクリームが30バーツ、トースト10バーツでした。
アパートの1階には洗濯やさんがあって、1Kg20バーツでやってくれるようです。
1バーツ=約2.7円。

予報では連日雨とのことで、UVカットもお肌ペチペチも持ってこなかったうえに、きのうは半ズボンにサンダルで歩いていたらちょっと紫外線過多になってしまいました。
きょうは、帽子、首巻きタオル、長ズボン、靴下で身を固めています。
12時チェックアウトなので、これからホテルに帰りシャワーして、きのうのマッサージで身を軽くし、バンコクへ行きます。

その後は不明。


Date: Sun, 27 May 2001 10:33
Subject: バンコクから5/27

やっぱり天気予報が正しかったのか、大雨の洗礼を受けました。
チェンマイを出る前はあいかわらず暑ーい日差しに悩んでいましたが、バンコクに着いたとたんにどしゃ降り。
シャトルバスでいつものHONNYーHOTEL近くに着、
ホテルまでの少しの距離で傘さしていてもずぶ濡れになってしまいました。
とても外へ出る勇気なくおとなしくしていた夜です。

今回の旅の目的のひとつ、前回撮った写真をスリンの人たちに届ける事が出来るか。
ホテルのあの兄ちゃんが戻ってきていたら渡して終わりなのですが、フロントで聞いても要領を得ない、僕の英語のせいかも?
でもやっぱりいないようです。
27日朝起きたら何という天気、暑い日差し。昼になるのを待って(この間奥さんに電話してダービーの予想すます)。
お姉さんが働いているはずのタイマッサージを訪ねる、居た居た無事巡り合いました。
彼女ここを止めてどこかへ移るところだったようで無事手渡し完了。
キーマオ(飲んだくれ)とうちゃんはとうとうぶっ倒れて危ないそうです。

そのマッサージ店での話をひとつ。レディボーイがソファで寝ていました。
彼女(彼?)もここで働いているのか聞いたけれど、そうではない、ただ居るのだという返事。
???ただ居るというのはどういうことなのか、理解できず。
メイアイテイクアピクチャー?といったらさっきまでグウグウ寝ていたのが突然居住まい正して、おまけにはにかむのです。
笑顔のいい娘(?)だったけどいざ撮ろうとすると、笑ってくれませんでした。
でも、胸は僕の奥さんよりずいぶん立派に見えました。



せやけどあんた喉仏なんとかしいな、おまけにサンダルえらいでっかいで。

スリンの姉ちゃんが写真のお礼できょう仕事終わったらアパートへ来い、なんか食わすいうとるんやけど、どうしようか悩んでいます。
前みたときと部屋変わったいうてるけど、エアコンなんて当然ないやろうし、この暑さやもんねえ。でも行ってみたい、みたい。女の一人部屋ではありません、彼氏が居るというてます。
9時に終わるから気が向いたらここまで来いとのことなので、その気になったら訪ねてみようと思っています。
旅で面白いのは知らない人とお近付きになれることだし、、、。

バンコクは日本でいうと東京、です。
チェンマイはタイ第2の都市ですが、日本でいったら大阪・京都というイメージではありません。
大津くらいかなあ、間がない。
昨日第2便を送っていて感動、インターネット30分10バーツでした。
第1便は60分60バーツだったのに。
さがせばあるものです、というかチェンマイのネットカフェの多いこと、地元の小学生がほとんど占拠していました。バンコクのいつも利用するここは1分1.35バーツです。
市場でもっと安いところあったけど日本語フォントが使えない。
使えるようにするほど知識はない。
ちなみに空港だと1分5バーツとるねんでえ。関空の利用税なみやんか。もっと企業努力せい。

毎日通信があるとは限りません、ネタがなければ送れません。
着信したらこのアドレスに返事下さい、旅先では、このアドレスでしか読めませんので。
みんな返事くれー。奥さんとお父さんからだけでは淋しいよー。
ありゃりゃ、ここで大雨、ちょうど昨日と同じ時間です。

Date: Mon, 28 May 2001 12:20
Subject: 庶民のアパートとおかねもちのうちへ5/28

結局お姉さんのアパートへお邪魔しました。
ただし、食事は外でタイスキ、僕が払うことに。
タイの一般的な(というよりどちらかといえば裕福でない)アパート暮らしを見せてもらいました。
10畳くらいの広さ。床は石造りで、天井と壁はしっくい様の感じ、玄関とかはなくて入ったところで履物を脱ぎます。



優れものは天井から大きな(直径1.5m以上ある)ファンがぶら下がっていることです。
これがないと多分やっていけないでしょう。
2畳くらいのベランダと、洗面所兼タイ式トイレ兼シャワー室。
泊まっていけといわれましたが、これは謹んで辞退。
だって女3人きょうだいだけで、お姉さんのだんなは帰ってこなかったんだから。
1月2,400バーツで、これに水光熱費が若干プラス。
 
明日はどうするのかと聞かれたので、気分変えてパタヤへでも行ってみようかというと、自分は明日休みだ、友達の家へ行くついでにいっしょに行こうということになりました。
朝7時にエッカマイのバスステーションで待ち合わせ、ほんまに時間まもるんかいなと不安あったけど、遅れてくるなら先に行けばいいやと早起きして行ってみると既に待っていてくれた。お姉さんあんたは偉い、タイ人には珍しい。
でもそのあとはみごとにタイ人ペース、やっぱりなあ。
 
本来パタヤへは長距離バス1本で2時間くらいのはずなんだけれど、途中下車、ソンテウ(乗合バス)に乗り換えたあたりから不安が、、、。
着いたところは超高級住宅街。坪300から400くらいの敷地にでっかい家の住宅街。
町の入り口には遮断機があって、守り番がいます。
迷った末、使用人が3人で芝生を刈っているプールのある豪邸に着きました、なんじゃこの家は、、、
唖然。
お姉さんなんであんたこんな家の人と友達やねん。
だんなはヨーロッパ系のシンガポール人、友達なる奥様は昔同じタイマッサージ店で働いていたそうで、10年位前に結婚したそうです。ほんまにあったシンデレラ物語、です。
1階のリビングがすごい、50畳はありますな。大理石の床にめちゃ金のかかっている調度品、こんな生活しているタイ人がおったんや。




もうげっぷでるくらいの贅沢には付き合いたくないので早く出かけたいのだけど、そこはタイペース、思うとおりにはいきません。やっぱりなあ、スムーズすぎる思てたんや。
お金持ち奥様の運転でパタヤまで送ってもらいました、やっと、、、。
しかし、お金持ち奥さんの運転に感動。タイで初めて安心して乗れた運転です。
スピードは出すけれど、車線変更は指示器早い時期から、見ていてもきっちり安全確認しているし。

金持ちの余裕かなあ。




自分で探すいうてるのに、いやいやパタヤはまかしとけとホテルの世話までされたのにはあきれたけど、ここは奥様の仰せのとおりに。
かなり豪華なホテルです、でもタイ人価格と中国人価格とその他外国人価格があるそうで、僕はその他の一番高いところを奥様の一声でタイ人価格に。
彼らは「では元気で」といって帰っていきました。おいおいえらい最後はあっさりやん、いっしょに飯くらい食おうやんというたのに。
 
で、でかい部屋に一人でいます、、、。朝が早かったので眠い、一眠りしてから、Beer Barでもひやかすか。




Date: Tue, 29 May 2001 03:38
Subject: しもた!5/29

一眠りのつもりが目覚めたら2時やった。深夜にやってる店はあるかも知れんけど、ちょっとこの時間では怖い。
で、ビール飲んでまた寝た。あーあ。
朝はさすがに早く目覚めたけど、今度は街が眠ってる。ちぐはぐやなー、どないすんねん。
しっかり散歩をしました。ただし、日本にいるときのウォーキングではありません、ゆっくり、ゆっくりです。
朝の写真を撮りましたが、このビーチはあまりゆっくり出来る感じのところではなさそうです。






昨夜の印象と今日歩いてみた感じでは、街全体が澱んでいるというか、僕の好きなアジア的ごちゃごちゃともいえず、
パワーはあるんだけど、活き活きさに欠けているように思えます。
一応リゾート地で浜には約束のようにビーチパラソルのオンパレードなんだけど、ほとんど誰も利用していない。

これでは楽しみのファランのトップレス姿が見られへんやんかー。







泊まったホテルでは、中国人値段があったのに納得、台湾人しか泊まってへん。
昨日の奥様はぼくを中国人に間違えたんかなー。
一応水着ももってきたことだし、ホテルのプールか、ビーチパラソル貸し屋さんに貢献してあげるか。
でも、男一人のリゾートはあかんな、絵にならん。

夜バンコクに帰って、あした昼のフライトです。多分これが最終のタイ通信になると思います。
では。