石川虚舟
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デュシャンと内丹
 
張伯端『悟真篇』



上巻  其一
・・・

中巻  其一
・・・

中巻  其四三
・・・

 
内丹理論


 
 
中巻
 
其四三
 
黒中有白為丹母、
 
雄裏懐雌聖胎。
 
太乙在炉宜慎守、
 
三田寶聚応三台。
 
其四四
 
恍惚之中尋有象、
 
沓冥之内覓真精。
 
有無由此自相入、
 
未見如何想得成。
 
 
 
中巻
 
その四三
 
黒の中に白が有って金丹の母体を為し、
 
雄は雌を懐中に有し、それが聖胎である。
 
炉に在る根元の気を慎重に見守っていると、
 
三丹田に宝が集まり、それらは三台に対応する。
 
 
その四四
 
ぼんやりした状況の中にかたちあるものを探し、
 
深層の内に真精を求める。
 
有無がこれによって自ずと相入するのを、
 
いまだ見ずして、どうして想像できるであろうか。
 

  訳・石川虚舟