![]() ▲ TOP PAGE マルセル・デュシャン パリの空気 デュシャンと『老子』 ▼ 無の用 同謂之玄 交互循環 為道日損 デュシャン・コード ▲ 石川虚舟/作品集 |
有生於無 反者、道之動、弱者、道之用、 天下萬物生於有、有生於無。 反(かえ)る者は、道の動なり。弱き者は、道の用なり。 天下の万物は有より生じ、有は無より生ず。 『老子』第40章 デュシャンはパリにかえる。 名ある”パリの空気”は、芸術の母でもある。 無名、天地之母、有名、万物之母、 名無きは、天地の始めにして、 名あるは、万物の母なり。 『老子』第1章 アンプルのラベルに、 Sérum physiologique (人工血清)とある。 アンプル内の”液”から”気”への変化は、 錬精化気 を表象する。 ▼ 三関 |
![]() マルセル・デュシャン 《 パリの空気 ( 50cc of Paris Air ) 》 1919 |