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京都合気会について
京都合気会は1985年に小山照雄師範によって創設された非営利の団体です。
京都合気会の活動は青少年の健全育成、海外の道場からの受け入れ稽古、講習会の開催(4月・10月)等です。その他、東南アジア地域の貧しい国の子どもたちへの教育支援、災害救助犬への育成支援、文化ボランティア活動等多岐に渡っています。
京都合気会は故・木村裕昭医学博士の奉仕の教えをもとに、グループ・ワークとして“リハビリ合気道”の指導を行っています。このクラスは身体障がい者の“機能回復”を支援するために創設され、22年前に京都市障害者スポーツセンター内に
“ふれあいリハビリ合気道教室”が開設されました。小山師範並びに京都合気会の指導員が「リハビリ合気道」の指導を障がい者に行っている理由は、他の多くのボランティアの方々と同じように、障がい者の方達を通して自らが学び、成長出来るからです。
人は互いに補合い、補足しあうことによって“完成”するのです。
小山照雄師範
京都合気会の指導者は小山照雄師範(《公財》合気会7段)です。小山師範は合気道の優れた指導者というだけでなく、障がい者合気道の世界的な先駆者として、日本国内&海外共によく知られています。
「視覚障害者の合気道」・「下肢障害者の合気道」の指導法が小山師範によって整えられました。2008年度には日本初のオリジナル・スポーツ教育プログラム=「対話型スポーツ鑑賞講座」を導入しています。
子どもの頃から合気道を修業してきた小山師範の合気道歴は長く、55年です。
京都合気会では小山照雄師範と数名の有段者達によって非営利なグループ・ワークによる指導体制が採られています。
京都合気会 小山照雄師範
藤田昌武師範(1937年4月21日〜2014年5月28日)
小山師範は故藤田昌武師範に指導を受けました。
藤田昌武師範は合気会本部の総務部長で、1956年に拓殖大学に入学された年に
合気道開祖植芝盛平翁と出会い、合気会本部道場に入門された開祖直弟子のお一人です。
藤田師範の教えは入身四法を基本にした立ち技を中心に実技指導のほか、
合気道の在り方および時代背景等を講義いただきました。
京都合気会で指導中の藤田昌武師範 |
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