釣り日記2008        
           


釣った魚 図鑑
ここでは、私の釣り上げた魚たちを紹介します。

アイナメ
ガシラ同様、冬の代表的な根魚。30cmを超えるものは、「ポン」と呼ばれ、刺身にすると絶品。冬の投げ釣り士の代表魚である。マムシ、青虫の投げやオキアミの胴突き落とし込みで来る。
アサヒアナハゼ
胴突きで、ガシラやメバルを狙っていると、ときどきこいつが釣れてきます。最初はアイナメに似ているので、クジメかと思っていたのですが、どうも口がでかすぎる。よくよく調べると、アサヒアナハゼという魚だったようです。写真の魚は小さいミニサイズだったのですが、意外に20cmぐらいのしっかりしたサイズになると、一見、アイナメのように見えます。よく見ると、腹の下が蛍光色のような青緑で少し気味悪かったりするので、見分けられるかも…。毒はないのですが、あまり食べる気がしないので、リリースしています。
アジ
秋にサビキで釣るファミリーフィッシングの基本の魚。私たち家族が、海釣り公園に行き始めたのも、偶然訪れた須磨で、アジを釣っちゃったから・・・。わが家では塩焼きかフライに。
サビキで「隣が上がっているのに何で釣れないんだろう?」というときは、浅場なら底狙いしてみてください。意外に底にいる魚です。
アナゴ
カレイ狙いのアオムシに来ました。
小さい上に、捌くのが面倒な魚ですが、
自分で釣ったアナゴは、身もプリプリで、蒲焼にしても
おいしかったデス。
イサキ
須磨や平磯で釣れるイサキは、幼魚の縞々模様のイサキです。イサキの幼魚は群れているので、1匹釣れると、どんどん釣れてきます。アジやイワシとおなじ、サビキによく来ます。
イシダイ
磯で釣る魚として、釣り人の憧れの魚、イシダイ。サンバソウという幼魚は波戸でもよく釣れるが、大きなものはなかなか釣れません。このイシダイは、平磯のマムシの投げに来たもの。33cmで、平磯の記録賞を更新しました。
イワシ
ファミリーフィッシングで、アジと並ぶ代表魚。アジやイサキなどと同じように、サビキに釣れてきます。わが家では、たくさん釣れた時は、天ぷらにします。身も柔らかくおいしいです。
ウマヅラハギ
マルハギと似ているが、その名のごとく顔が長い。平磯でサビキをしていると、この大きいウマヅラがよく湧いてくる。
しかし、えさ取りが上手く、なかなか釣れない。大きなものは刺身に。煮魚にも向いている。
マルハギ同様、捌くときは、口、角、ヒレを取り除き、皮をむいて料理する。
ウミタナゴ
平磯で、エビを餌に胴突きで底を探っていると、ガシラやメバル、アイナメに混じって、たまに釣れてきます。ウミタナゴは、骨が多く、いつも焼き魚にしますが、以前娘が釣った23cmのウミタナゴは腹を割ると、中から白子のような子魚がいっぱい出てきて、少し複雑な気分になりました。ウミタナゴは卵を産まずに、腹の中で子供を育て、子供の姿で産むのです。
カマス
須磨海釣り公園で、サビキにきたカマスです。
カレイ〈マコガレイ〉
海底が砂地のところで餌は、マムシ、コガネ、青虫、エビなど。私の最長は須磨の第2釣り台北内側で釣り上げた36cmです。須磨の第1釣り台西や平磯海釣り公園の東端、4番、5番でも釣り上げました。播磨では西明石の東二見人工島がカレイ釣りのメッカ。そこの白タンク前でも30cmを釣りました。
最近は、淡路島での座布団カレイを狙っています。目指せ、40cmオーバーです(笑)。
カレイと言えば、煮魚の代名詞ですが、わが家ではもっぱらお造りに。特に腹側の身は、ぷりぷりで子供たちにも大人気です。
ガシラ〈カサゴ〉
秋から冬にかけて、ファミリーフィッシングの対象魚になるガシラ。その名のとおり、でっかい頭とでっかい口で、いかにもグロテスクだが、これが意外においしい魚。わが家でも皆に人気の魚です。
大きいものは刺身にするとプリプリ、塩焼きでも上手い。こいつが釣れだすと、根掛りが増える。バクッと食いついて、ズズッと根に潜る。青虫、マムシ、シラサエビ・・・、なんでも食う。
キス
砂浜で釣れるホントに美しい魚。夏から秋にかけて、石ゴカイや青虫を餌に、投げで釣る。いわゆる引き釣りのため、海底に岩礁の無いところがベスト。須磨の海釣り公園横の砂浜の突堤から、引き釣りで釣れる。これはやはり定番の、てんぷらが上手かった。大きいものは刺身もいいですよ。
キビレチヌ
武庫川一文字で、ボケのブッコミで初めてキビレを釣りました。
チヌとよく似ているが、尾びれと腹ビレの先が少し黄色くなっています。
冬寒くなると、よく釣れるようになるようです。
ギマ
浜名湖で、キス釣りをしていた時にスレ掛かりで上がってきたのが、この色鮮やかなカワハギのような魚「ギマ」でした。あまり見かけない魚ですが、浜松あたりではよく上がっているようです。捌き方は、カワハギ同様です。カワハギよりも骨などは堅く、少し捌きにくいです。塩焼きにしましたが、刺身にする人もいるようです。身は少し柔らかめです。
クジメ
アイナメによく似ている。見分け方は側線(よく分からない)、尾の形。広げると丸くなる。
アイナメは30cmを超えるまで大きくなるが、クジメは20cmぐらいまでにしかならない。味はアイナメの方が旨いといわれている。
グレ
平磯海釣り公園で、釣りました。グレは波戸では、テトラなどの障害物のあるところで、浮つりで釣るようです。
私は、イシゴカイの胴突きで釣り上げました。
コウイカ
頭のところに甲がある、コロッケみたいなイカ。キビナゴの浮つりで半夜の南芦屋浜ベランダで釣りました。とにかく、よく墨を吐く。服につくと取れなくなるらしいので、要注意だ。
ゴンズイ
毒魚。決して手で触らないこと。
ササノハベラ
ベラの仲間でも、少しグロテスクな(?)色のササノハベラ。こいつは20cm以上あったので、刺身にしたが、やはりベラだけにやわらかくて難しかった。投げで釣れてくる。
サッパ
サビキで釣れてくる。小骨が多く食べにくいとの話だったので、3枚におろして、身の部分を唐揚げにして食べました。酢締めするとおいしいと紹介がありましたが、よく分かりません。
サバ(ゴマサバ)
アジ、イアワシ同様サビキで釣れてくる。大きいものは塩焼きに。味噌煮にも良い。釣った後は、ナイフで首のところを欠いて、海水につけて洗って絞めて、氷入りのクーラーに入れて持ち帰る。釣ったその日なら、刺身でもいける。
ただ、水分が多く、すぐ柔らかくなるので、調理も、食べるのも早くした方がよい。
夏の一時期、須磨の海つり公園で、デカサバが釣れる時期があります。このデカサバは引きが強く、
なかなか楽しいです。太ハリスの仕掛で臨みます。
サヨリ
サヨリは、サヨリ専用の水面に浮かした仕掛けがあります。コツは撒き餌をしっかりすること。よくオキアミをエサにすすめるようですが、私はもっぱら刺し餌はイシゴカイ。一部には細ミミズを使う釣り人もいます。水面近くならサビキにもたまに来ます…。
サヨリは、30cmを超える良型になると刺身が旨いです。小さめのサヨリはぜひ唐揚げにしてみてください。おいしいですよ。
サンマ
これは兵庫突堤で釣ったサンマです。サヨリサイズなので、最初はサヨリかとカン違いしました。
仕掛はサビキで、タナは表層。しかし、塩焼きにするには小さいので、フライにしました。
スズメダイ
タイの名前がつくがタイの仲間ではない。サビキでアジなどを狙っていると、割とよく釣れてくる。しかも群れで行動しているらしく、一度釣れると、複数匹釣れてくる。我が家では他の魚同様、塩焼きにしているが、小さい上に、小骨が多く、あまり喜ばれない。
スルメイカ
5月末から6月にかけて武庫川一文字や兵庫突堤、芦屋浜などで釣れるスルメイカ。仕掛は一般的なイカの浮きつり仕掛にキビナゴを付けてケミホタルをつけたもの。当たりは、ウキが横倒しになったりするので、じっくり掴ませてからゆっくりと巻き上げる。大きく合わせたりすると足が切れて外れてしまいます。
タコ(マダコ)
たまに投げつりでも釣れてきますが、タコはやはりタコつりのタックルで釣ると面白い。
武庫川一文字では、梅雨明けぐらいから、タコがだんだん釣れ始めます。
底付近からすこしずつタナを上げながら、タコ軸で探ります。
大き目のタコを狙う時は、たこテンヤにエサを付けて底をずって探ります。
ググッと重くなったら、底に張り付こうとするタコを思いっきり引っぺがすように大きく合わせ、
あとは思い切り巻き取ります。
わたしのタコ釣りのタックルは、MAXで買ったセットで、タコ専用ロッドに両軸リールで道糸はPEラインの10号という強力なものです。
タコは湯で加減が難しい。頭の部分をひっくり返して内臓を取ってから、よ〜く塩洗い(塩もみ)したあとは、ぐつぐつの湯で茹で上げてから刺身にしています。
タチウオ
秋、水温が下がってくると、タチウオの出番です。西宮ケーソンや南芦屋浜ベランダ、鳴尾浜海釣り公園、尼崎海釣り公園、兵庫突堤などで、夜つりや半夜釣りで釣れてきます。ケミホタルをつけた電気浮き釣りで、餌はキビナゴかイワシなど。。。サビキ釣りを楽しんだ後、釣った魚で釣るとよく釣れます。
太刀魚釣りのポイントは、タナ合わせと我慢比べです。電気ウキが太刀魚に引っ張られ沈み込んでも早合わせは厳禁です。
じっくりと食わせてから、道糸の弛みを取り、少し引っ張ってみて重みを感じたら、思い切りグンと合わせます。そこで根がかりのように重く感じたら、あとは一気に巻き上げてください。
歯が非常にするどく、釣り上げたときは注意が必要。焼き魚が基本ですが、大きいメーター級ならぜひお刺身に…。
チヌ(黒鯛)
関西では黒鯛のことを「チヌ」とよびます。釣り人の憧れの魚であり、この写真は、須磨でマムシの投げで釣った25cmのチヌです。平磯でユムシ、コウジを餌に、大型を狙う人もいます。須磨では、イガイでの落とし込み有名で、春先になると、須磨は落とし込みの人だらけになります。
ハネ同様、エビ撒きで西宮浜ケーソンのテトラや甲子園浜の石畳でもよく釣れます。
大阪近郊や甲子園界隈のチヌは臭みがあるので、3枚におろしてから酢水でしめて、香草焼きなどにするといいと思います。そのまま焼くと、臭いがきつい場合があります。
ツバス
ハマチの幼魚。幼魚と言っても立派な青物。釣り応えはなかなかのもの。このツバスは、須磨の海釣り公園で、シラサエビの浮き流し釣りで釣ったもの。新鮮なものは、やはり刺身に。家族にも好評でした。
テンコチ
キスの引き釣りが、遅くなると釣れてしまうといわれている外道の魚、テンコチ。
しかし、上手く捌けば、キス以上に天ぷらにするとおいしい魚です。
泉南では、ガッチョと呼ばれ、その唐揚げが人気だとか…。
ただ、エラのところのトゲには、気をつけなければなりません。
トラハゼ
投げでたまに来る。あまり、食べる気がしないので、私はいつもリリースしている。
ネンブツダイ
須磨の第2釣り台で、シラサの胴突きに来ました。タイと付いてますが、もちろんタイではありません。この魚は、オスが口の中で卵を守るという変わった魚です。私が釣ったのは、腹に卵があったので、メスだったようです。
ハオコゼ
一見ガシラにも似ているように見えますが、これは絶対手で触ってはいけません、頭の上からずっとならんだ背びれが特長です。コレに触ってしまうと、痛みが走ります。よく家族連れや子どもたちが、須磨の貸し竿で釣り上げて、「コレ何?」「ガシラちゃうか!?」とやってるのに出くわすと、メゴチバサミを持っていって、触ってはいけないことをつたえてあげるようにしています。小さくて、どこか愛らしさも感じるので、子ども連れの方は特に要注意です。
ハネ(スズキ)
大阪湾での釣り師で最も多いのが、このハネとチヌをつる釣り師。琵琶湖産のシラサエビでのエビ撒き釣りという関西特有の釣りかたで釣られています。甲子園浜や西宮浜ケーソンはハネ釣り師がいっぱいです。
この写真のハネは、甲子園浜で初めてエビ撒き釣りで釣り上げたものです。
わたしのコレまでの最長は64.8cmのスズキです。地元の南甲子園浜で夕方に釣り上げました。
シラサエビでのエビ撒き釣りは大変奥が深いものです。タナ、潮、ハリス、シラサエビの状況など様々な要因で釣果が変わってきます。
ただ経験と共にすこしずつ釣果も上がってくるようになります。最初はなかなか釣れませんが、いろいろ考えて試行錯誤しながら釣っていれば、だんだんと釣れる様になってきます。
ハマチ
アジやイワシの飲ませで釣ります。須磨や平磯でも、アジやイワシが多く釣れる時は、コレを餌にして、大物を狙います。私がハマチを釣ったのは、平磯での浮きサビキでした(もちろんハリスは大物用の太ハリス)。刺身がやっぱり旨かったです。
フグ(ヒガンフグ、クサフグ)

どんなに釣れない日でも、エビ、青虫、マムシ、ユムシ、岩ガニ・・・なんでも、いつでも、食いついてくるのがフグ。結構大きい餌でも、大体飲み込まれている。「毒が無ければ、持ち帰りたい」と思うぐらい、大きいものが釣れることもあります。上のクサフグ(体の上が黒く白の斑)が最もよく釣れますね。下は須磨で釣ったヒガンフグ。よく投げでハリスが噛み切られていることがありますが、あれも大体はフグの仕業ではないかと…。
ベラ(キュウセン)

夏から秋に岩礁エリアで釣れる。投げでも、足元の胴突きでも食ってくる。小さな当たりが続くときは、マルハギかこいつ。煮魚という案内を良く見るが、我が家では焼き魚に。見た目には色がごつくて、少し怖い印象だが、じつは白身で身も柔らかく、おいしい魚です。ただ身がやわらかいため、刺身にはあまり向きませんね。
赤いやつがメス、緑色がオスで、ベラは小さい間はみんな最初、赤ベラ(両性)であり、一部が青くなって青ベラ(オス)がオスとなる。めずらしい魚でもあります。
マダイ(チャリコ)
須磨でも、サビキや胴突きのシラサエビに小さいマダイ(関西ではチャリコと呼びます)がよく食いついてきます。こいつは須磨で釣った20cmのやつでした。タイは小さくても引きが強く、釣り応えがあります。もちろん食べてもおいしい!
マツダイ
タチウオを狙っていて、「なんだこれは?シーラカンスか!」という驚きに出会ったのが、このマツダイ。
夜暗闇の中で、こいつと対面すると、ビビリます、ホント。
おいしいというHP情報もありましたが、このグロさは実際に釣ってみたら分かります。
とても出刃包丁を刺す気にはなれず、処分しました。
マルハギ(カワハギ)
餌とり名人。当たりはあるが、なかなか針かかりしない。シラサエビ、マムシなどの胴突きで釣る。はげ掛けという専用の釣り方もある。食べる際は角、口、ヒレ、尻尾を切り落とした上で、皮をはぎ、頭を落として身を食べる。煮魚、なべが有名だが、刺身もいける。
メバル
秋から冬、そして春にかけて釣れるメバルは、大きな目が特長。その大きな目のため、仕掛けはなるべく細く、見えにくいものを使う必要がある。餌はシラサエビやオキアミ。浮きサビキや、胴突き、落とし込みに来る。


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